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ジダンとプラティニ
ジダンとプラティニはどちらもフランス代表のサッカー選手でしたが サッカーにおいて、ジダンとプラティニのどちらが格上と思われているのですか
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サッカーにおいて、という質問が漠然としているのですが、現状のサッカー界に限ればジダンはプラティニの足元にも及びません。それはそうです、プラティニは「UEFA会長」で「FIFA副会長」です。要するに現在のサッカー界のNo.2ですから(トップはFIFAプラッター会長)。 現役時代のプレースタイル的にも、ジダンに対してプラティニはほとんど汚点がない上(ジダンには汚点どころかW杯決勝敗退の戦犯といえるあの頭突き事件がありましたから。あれでジダンはフランスでの将来的な役職の目は絶たれたと言われています)、現役時代も引退後もプラティニは国内・海外に強い指導力を発揮出来ていることから、サッカー界での評価には大きな差があります。 ただ、フランス1国に限ればプラティニ自体の人気は実はさほどでないという評判もあります。無論ジダンよりは上ですが、感情を表に出さずに寡黙に仕事をこなす姿(美しくはあるが面白くない)と、レ・ブルー(フランス代表)をフランス国内でなく旧植民地からの移民も含めた選手組織(その筆頭が質問にあるジネディーヌ・ジダンです)で作り上げた張本人ということで、世界の評価ほど高くないのが現状のようです。おまけにプラティニ自身がスポーツの平和利用について熱心であり、自国フランスの国歌に限らず主に軍歌や行進曲を使っている他国の国歌斉唱さえ嫌悪する姿勢を見せていることから、ナショナリストにも評判はあまり良くありません。 ジダンの評価については、これからの活動次第でしょう。まだプラティニと比較してどうこう出来る程実績はありませんし(引退後について)。ただ、プラティニもジダンも間違いなくフランスサッカー界の名選手としては将来的には並び称されるだけの存在であることは間違いありません。現状での評価の差、だけです。
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- からあげ ミームン(@marc2bolanti)
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今日は、欧州での周囲の評価は、 ANo1様の通りだと思いますので個人的見解を、。 プラティニはなんせ会長ですから格上当然ですが、私はジダンにかなり同情的です。アルジェリア移民と言う事でやはり差別的状況に置かれる事ありますから。 建前でも意識でもサッカー界で差別は許されない事になってるけど、無意識では未だ分かりません。あの頭突き事件の発端の伊選手の発言も酷かったからね。 ジダンの青少年期マルセイユの土地柄では差別する事もされるのも、それ程無かったようですが、一流選手として代表や欧州トップリーグのサーキットに入ってゆくと、厳然とした白人主義に頭、突き当たったたようですよ。 純粋日本人だと信じてた自分のルーツ調べたら朝鮮半島の血が入ってるの判って突然差別に行き当たるようなものです。 プラティニのチームの黒人は、名手ティガナ・トレゾールの2人だったと思いますが、98年のジダンのチームは半数以上でしたね。それで右翼からはこんなのフランスチームじゃない、と否定的意見も言われたのでした。 「南は悲しい?」とは村上龍の言葉で、欧州南はラテン諸国;伊・スペイン・ポルトガルですがさらに南のアルジェですから、微妙な問題孕んでてフランス人は両義的に感じるんでしょうね。 ジダンはWカップ自国大会優勝ですから真に英雄でもあるし、ジダン一人が居ないと2流のチームに直ぐ成り下がってたしね。これはマラドーナのアルゼンチンも同様、ワンマンというのではないけど、この二人、フットボーラーとしての格は突出してると思います。選手やファンの評価は2人の方が高いよね。人格的な事は置いといてですけど、。 80年代プラティニやジーコのナショナルチームは、ワンマンでなくコレクティブ中盤流動カルテット。一人の選手に負う物ではなかったと思う。だから面白かったんだけど。 でもこの頃フランスの哲学者がプラティニを良く引き合いに出してました。それ程インパクトが有ったと言う事。Espace Lisse流動空間性の概念。逆にナショナルトレセンでは選手に哲学教育も施してます。サッカー選手は只のアスリートではなく文化面で優れた存在にもなります、ゲーム戦術を繰り返すうちに、。サッカー脳。 プラティニはその意味でも凄く真面目でしたね。来日時TV番組に出て、明石家×が「でへへへ、ええ女おまっせ。」とか言ったら物凄く怒ったのは有名な話、「そんな事をしに来たのではない!」と。 この頃までは国歌軍歌を軽視するのもサッカーでは当たり前でした、それがクールだった。コスモポリタンだから。去年のユーロ決勝でもスペイン選手は一人も歌わなかったですよ。過剰なナショナルが絡むと五輪での日韓戦のように不快で後味わるくなるの解ってるから。 そのプラティニ・ジーコの戦術も、オランダのトータルフットボールに衝撃受け導入されたのは有名ですので、さらに格上なのがクライフ・ベッケンバウアーです。私にとっては72年ユーロ優勝の西独;ネッツァ・ベッケンバーのチームと、74年クライフ:オランダが最強で最も見て面白いチームでした。 ジダンは有色人種社会での評価は高いし、慈善活動も続けてるようなので、これからでしょう。
- best1968
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こんばんは♪ ジダンとプラティニ・・どちらも素晴らしい選手です。 ただ、個人的にはプラティニのインパクトはジダンのそれとは比較にならないものでした。 同時代の選手ではないので比較は難しいですが、ジダンには「リアリティー」がプラティニのそれよりかなり少ないのは事実です。 プラティニを初めて見た、78年アルゼンチンW杯、そして82年スペインW杯。82年W杯では優勝はイタリアでしたが、最も優勝に値したのはプラティニのフランスか黄金のカルテットのブラジルでした。 そして迎えた、84年ユーロでの彼の活躍はまさに想像を絶する感じでした。トヨタカップでのあの「幻のスーパーボレー」も・・・。他の回答にもありましたが、その得点力はMFの範疇ではありませんでした。 格上とか格下とかは考えたことがありませんが、オールドファンにとってはプラティニが忘れられません。 それだからと言って、ジダンの「その時代」での存在感や素晴らしさは色あせません。
プラティニとジダン どちらが格上かは意見の分かれるところですが、私はプラティニを推します。 理由は「得点力」。 両選手ともに素晴らしい選手でしたが、リーグ、代表での得点がジダンはプラティニの約半分。 試合出場総数がプラティニより100試合以上も多いのにです。 ジダンが恵まれたフィジカルをベースに、優雅且繊細なボールテクニックと抜群の創造性をもって「他のプレーヤーを生かす」プレーを得意としていたのに対し、プラティニは正確無比なキック技術と、広い視野、トラップ一発で相手の裏を取る動き等「自ら点を取り」事でチームを牽引してきました。 このようにプレースタイルが違いますので一概には言えませんが、この差は無視できない差でしょう。 また、普段は寡黙で朴訥な人柄なのに試合中はエキサイトして度々暴挙(頭突き、相手を踏みつける等)に及ぶという部分においても「格」としてプラティニ以上とするのは少々無理があるかなぁと。