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ボーカルの音割れの対処方法

DTMで楽曲を制作している者です。 録音したボーカルのいくつかの箇所に音割れが発生してしまい、困っています。 有効な対処方法はあるのでしょうか? 「録音時の対処方法」 「録音後、すでに音割れが発生してしまった後、編集段階での対処方法」 の両方を教えて頂けると、とても助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • D_T_M
  • ベストアンサー率76% (90/118)
回答No.2

こんにちは、私もDTMで楽曲制作を行っている者です。 「録音時に音割れしないように録る」というのが大前提なのですが対処法が無い訳ではありません。 まず、録音後の対処法から書いていきます。 ・音割れしている個所の波形を書き換える。 ProTools等の一部DAWでは波形を直接書き換える事が出来ます。 ちょっとのノイズ位なら修正できますが酷い物だと修正はできないし、かなり難しい作業です。 ・オートメーションで音割れ箇所のみボリュームを下げる。 パチッというクリップノイズが一瞬入るような時はその瞬間だけボリュームが下がるようにオートメーションを書きます。 ・歪ませる。 かなりの荒技ですが、「この音割れはわざとだぞ!」位の勢いで歪ませて誤魔化します。 激しいロック系なら結構マッチしたりもしますが、バラードだと(以下略 あとはモジュレーション系で誤魔化す手もありますが、歌詞とかは聞きとれないレベルだと思います。 ・音割れしていない部分からコピペする。 同じ音程・同じ言葉の部分で音割れしていない所が他にあるなら、その部分を音割れしている所にペタっと貼り付けて修正します。 同じ音程がない場合は、同じ言葉をピッチ補正ソフトで無理やり同じ音程にして貼り付けます。 子音だけ差し替えたり、ブレスだけ差し替えたりというのはよく行われる手法です。 (当然、何も差替えずに一発で録れる歌唱力があるのが一番なのは言うまでもありませんが。) ・録り直す これが一番堅実です。 上に書いたような処理には時間も手間もかかる上、聞く人が聞けばわかってしまうようなクオリティにしかなりません。 同じ時間と手間をかけるなら、面倒でももう一度ボーカルさんに録らせて欲しいとお願いしたほうが良いです。 (お金絡んでるとそういう訳にもいかない場合もありますけどね。) そして録音時の対処方ですが、先の回答者さんが言っているようにコンプをかけて録るという手もあるのですが、これはコンプがちゃんと使える事が前提で下手すると音割れよりやっかいな事態に陥りやすいのでオススメしません。 音割れを気にするあまり過剰にコンプをかけ過ぎて録ってしまい、ミックスの時に困る事が多いです。 それにハード(外部)のコンプが必要になってくるので、用意するのが難しい場合もあると思います。 一番簡単な方法は、「ちゃんとチェックをする」です。 本番を録る前に歌で一番大きいレベルになりそうな所を歌ってもらい、そのレベルがピークに行かないように入力レベルの調整をします。 さらに録音中も常にピークメーターに注意し、録り終わったら今録った所を波形を見ながら聞いてみてちゃんと録音出来ているかをしっかり確認しましょう。 サビなどのレベルが高そうな所とAメロ等の低そうな所を分けて録るのも有効な手段です。 先にAメロ、Bメロだけを全部録ってその後入力レベルを少しさげてからサビだけ録るみたいな感じです。 入力レベルはメモ等に書いておき、後でまたAメロ録り直そうってなった時に戻せるようにしておいたほうが良いです。 私の場合は1~2回「声出し+練習」と称して通しで歌って貰い、それも録音しておきます。 (というかマイク前で歌ってもらっている物は一応全部録音しておきます。) それを元に本番での入力レベル調整やモニタ調節などを行います。 どういう風に分けて録るかもこの段階で決める事が多いです。 本番は練習より歌が大きくなるボーカルさんが多いので、ギリギリにはせず少し余裕を持って調節するようにしています。 それでもクリップしてしまった場合は素直にボーカルさんに言ってもう1回録らせてもらいます。 気をつけなくてはいけないのはボーカルさんの体力とテンションです。 何回も録り直すと疲れも溜まりますし、何も言わずにもう一回録ろうっていうと「今の良かったのに何でだよ!」って思ってテンション下がってしまう人もいます。 慣れと経験が物を言いますので、自信がないうちは最初に「自分が失敗して何回か録り直してもらう事もあるかもしれないけどよろしく」と伝えておくといいでしょう。 録音はひたすらトライ&エラーを繰り返して、自分なりのやり方をしっかり確立して下さい。 プロのエンジニアの方でも休みの日に色んなマイキング等を試して、良いやり方が見つかったら現場に取り入れたり、終わったプロジェクトを別のやり方でミックスしてみたりと常に研究し続けているそうです。 音楽だけではないですが、今回の失敗を踏まえて次へ、次の反省を活かしてその次へ、と少しずつクオリティを上げていく事が大事だと思いますのでお互いに頑張りましょうね♪ 長くなってごめんなさいです。

shuheitakaoka
質問者

お礼

DTMさん、ありがとうございます。 僕は録音に関しては、まだ色々と不慣れな部分があって苦労していますが、DTMさんのアドバイスを参考にして、頑張ってみたいと思います。

その他の回答 (1)

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.1

録音時の対処法  音割れしないレベルに下げる。  コンプレッサーを使う。 編集段階  対処法なし。

shuheitakaoka
質問者

お礼

mpascalさん、ありがとうございます。

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