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推理作家やSF作家はアイデアが浮かべばすぐ書けるか

推理小説作家やSF作家は、トリックや科学的なアイデアが浮かべばすぐ小説を書けるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • daidou
  • ベストアンサー率29% (491/1687)
回答No.1

すぐに書いちゃう困った作家さんもいますけど・・・ 基本的にはそのトリックなりアイディアなりを、ストーリーの中でどう上手く活かすかを練る必要があります。 トリック1つ、アイディア1つだけでは小説として成り立ちません。 紋切り型のストーリーがスタイルになっているシリーズ物の場合は、パターンに組み込む作業でしょうから、比較的短期間でかけるとは思いますが、それでもストーリーを練るという作業は必要。 推理小説家の中には、ガルトン・ルルーのように、まず密室殺人の状況を作っておいて、後からトリックを考えるという無謀な事をする人もいます。

その他の回答 (3)

  • coai
  • ベストアンサー率50% (152/301)
回答No.4

おそらくですけど、小説家の言うアイデア(あるいはトリック)という言葉と、一般人が言うアイデアという言葉は違うと感じます。 ※以降、アイデアという言葉はトリックに置き換えても可 そう感じるのは、小説家が「長編向きのアイデア」「短編向きのアイデア」という言葉を使う事があるからなのですが。 おそらく、小説家の言うアイデアという言葉の中には、どういう風に発展させてどう解決に導くかというストーリー展開まで含まれる気がします。 適当ですけど、「カルネアデスの板」の逸話を知った人が、『緊急避難を装って相手を殺して完全犯罪』という着想を得たとします。 一般人ならこれをアイデアと呼ぶとして、小説家ならそこからストーリー展開が浮かばなければアイデアとは呼ばないような気がします。 ある程度展開まで頭の中で出来上がるから、「長編向き」「短編向き」と判断できるのでは?という予測です。 もしかすると、着想さえあればそこからストーリー展開が進まなくても、無理矢理ストーリーに仕立て上げられる小説家は居るかも知れません。 なんとなく、それは少数派で例外と感じます。あくまで特別な根拠のない予想ですが。 一般人が言う「アイデア」レベルではプロの小説家でも難しいけれど、ストーリー展開まで含めたアイデアが浮かんだなら、プロの小説家であれば小説は書けると思います。 これもあくまで根拠の薄い予感でしかありませんが。 #2さんの、『すぐ書き始められそうなストーリーに近いアイデア』、『それだけではストーリーにならないアイデア』が、私が考える『小説家の言うアイデア』、『一般人が言うアイデア』にそれぞれ対応しそうな感じがします。

noname#217196
noname#217196
回答No.3

推理小説家は、松本清張の推理日記、井上夢人の『おかしな二人』を読む限りは、アイデアを得てもプロットやキャラクター設定がまずいと台無しになるので練りに練ったり、トリックの根幹をなす規則の抜け道や科学トリックが成り立つのか評者が無知、誤解しているために的外れの評価が起こる逆効果もあるようです。とはいえ、赤川次郎のエッセイによると彼はトリックが思いつかなくても書き始めてつじつまをあわせてしまえる数少ない例外のようです。

  • Siegrune
  • ベストアンサー率35% (316/895)
回答No.2

一概には言えないのでしょうけど、トリックや科学的なアイデアを思いついたら それを置いておいて、ストーリーを思いついたときに埋め込んでいくのでは? 例えば、トム・ゴドウィンの「冷たい方程式」なんかは、アイデア (ぎりぎりの推進剤しかつんでいない宇宙船に密航者。パイロットか密航者かどちらかを  宇宙船の外へ放り出すしかない。)=ストーリーに近いのですぐに小説にできそうですが (実際にアイデアを思いついてすぐにしたのかどうかは知りません。)、 A・E・ヴァン・ヴォークトの「イシャーの武器店」の中にあるアイデア (時間シーソー:未来へ移動した時間旅行者は反動で過去へ移動させられて、  過去から再度未来へ・・・どんどん移動する時間が大きくなっていって・・・) だけでストーリーは作れないです。 初期のミステリやSFは、トリックやアイデアだけに近いものもありましたし、 ショートショートは、ほとんどアイデアだけで成り立っているものもありますので、 これらの条件下ならすぐに小説にできるとは思います。

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