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余ったガラスフィルム施工液
窓ガラスにフィルムを貼りました。 施工液を水に希釈してガラスとフィルムの間に噴霧して使いましたが、余ってしまいました。 (1)説明書には希釈後24時間以内に使い切るようにと書いてあるのですが、時間経過によってどのように変質するのでしょうか? (2)施工液は「非イオン界面活性剤」とのことですが、余った施工液は、何かに活用できますか? (3)施工液の働き、効果、原理についても教えてくださると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。
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濡らして施工する方法は、位置決めのやり直しや修正が避けられないような場合に行います。また気泡の追い出しもしやすくなると思います。 要は粘着剤とガラスなどの表面の間に水の膜を作って一旦浮かした状態でセットして、次にその水をスキージなどで追い出して粘着剤でくっつけるという方法です。 界面活性剤は水の膜を作る時に、水だけでは水滴になりやすく、ガラス表面に水の乗っていない場所ができてしまうのを防ぎます。 メーカーによっては台所用中性洗剤を使えと書いている所もあります(1例:中川ケミカル) http://www.youtube.com/user/nakagawachemicalinc 非イオン系だとのことですが、さして特殊な物ではないと思います。要するにそれは「台所用中性洗剤のような物」です。 http://www.blaunon.co.jp/product/download/nodo/catalog_09.pdf 活用法ですが、洗剤として使えるかもしれませんが何だかわからない物で食器を洗う気にはなりませんね。界面活性剤であっても洗浄力は期待できない場合もあります。 時間経過によって→実験した事はないのですが界面活性剤に強い菌や藻類が繁殖するかもしれません。 また分解して界面活性剤としての効力を失う場合もあると考えられます。
お礼
丁寧なご回答をくださいましてまことに有難うございました。わかりやすくて、たいへん勉強になりました。 界面活性剤を主成分として製造・販売されている商品は、シール、粘着テープ、ステッカーなどの剥離、 のり跡の除去、ガムのはがし、汚れ落とし、油性マジックやペイントマーカー、油性ペンキ、クレヨンなどの除去、 室内、レンジ回り、換気扇なの油汚れ、車のホイール、エンジンルームの清掃、車のステッカーやシールの剥離・・・などの多彩な用途が謳われています。用途は広いようです。 ガラスフィルム施工の“職人が教えるリフォーム講座” http://www.rakuten.ne.jp/gold/roomfactory/glassfilm/howto_gf.html- では、 中性洗剤(食器洗い用でもOK)。水100ccに対し洗剤を2,3滴入れて水溶液とし、 (1)ガラスの掃除、(2)ガラスフィルムの裏面に張ってあるシールを全て剥がし、 霧吹きでガラスフィルムに水溶液を吹き付けます。(3)ガラスフィルムを貼る面にも霧吹きで水溶液を吹き付けます。(4)貼り終わったら、先程貼ったガラスフィルムの上に水溶液を吹き付けます。スキージーを使用する場合ガラスフィルムが傷つくため、必ず水溶液を吹き付けてください。 のように、4回とも洗剤水溶液が使えることになります。これなら、余った洗剤水溶液も台所でまた使えることになりそうです。 台所用中性洗剤の一例である花王のキュキュットですと、界面活性剤が43%で、残りは安定化剤、保存料、香料などから成っているようです。これを水で1330倍ぐらいに希釈して洗剤として使うのですから、微量でも驚異的な効能だと思います。ただし、使用上の注意として「用途外に使わない」となっています。 ガラスフィルム施工液の場合も、 http://item.rakuten.co.jp/films-shop/900-005/ では、主な成分として ソルビタン系ノニオン界面活性剤 両性界面活性剤 アニオン系界面活性剤 アミノ酸系両性界面活性剤 酢酸系アニオン界面活性剤 防腐剤 と書いてありますので、中身を分かった上で使用したほうが安心であると思います。