• ベストアンサー

回路に抵抗器を入れると節電になりますか?

ACアダプタ(12v、2A)から小型電子機器(12v、0.1~0.5A)へと伸びるケーブルの途中に、 抵抗器を入れて電流量を小さくし、その結果、節電が出来ればと考えていますが、 そうしたことは可能でしょうか。 それとも、抵抗器で熱エネルギーに変わり(無駄に、エネルギーをここで使われてしまい)、 結局は、抵抗器を入れる前と変わらないだけの電力を消費してしまうのでしょうか? (つまり、節電にはならない?) 初歩的な質問かと思いますが、 どなたか、よろしくお願い致します。必ず、お返事&締め切り 致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • qann
  • ベストアンサー率40% (223/546)
回答No.7

いまAのような閉回路に電流が流れているとします。 I=E÷R ですね。 仮にEが12ボルトでRが12Ωとすると1アンペアの 電流が流れます。その時Rで消費する電力は 12ボルト×1アンペアで12ワットです。 ではBのようにもうひとつRを直列に挿入して みます。Eが同じならこの時のI'はI'=1/2×Iで ちょうど半分です。つまり0.5アンペアとなります。 このときの全体の消費電力は12ボルト×0.5アンペア ですから6ワットとなり、一応は省エネという かたちになります。 ただこのとき各抵抗器に加わる電圧も半分6(ボルト)に なるので消費電力は6×0.5で3W(ワット)になってしまいます。 言い方を変えれば3W分の働きしかできなくなってしまうと いうことですね。では残りの3Wはどこへいったのか、といえば もう一つの抵抗器の中で無駄な熱となったわけです。 直列に抵抗器を入れて待機電流を小さくするという手法は 実際の製品でもよくみかけます。しかし方法を誤ると省エネ どころか、器機の動作に影響をおよぼします。 また、たとえば電熱器などでお湯を沸かす場合など、通電 時間が長くなるので、結果的に省エネにはなり得ません。 という長い講釈の後で本題。 >ACアダプタ(12v、2A)から小型電子機器(12v、0.1~0.5A)へと伸びるケーブルの途中に、抵抗器を入れて電流量を小さくし、その結果、節電が出来ればと考えていますが、そうしたことは可能でしょうか。 抵抗器を挿入することにより電流も下がりますが、その電流値で 小型器機が働くのであれば省エネになります。しかし本来は もともとの電圧を低くして、つまり低い電圧の電源を使って 電流値を下げるのが正しい省エネです。

aw-dlay
質問者

お礼

すばらしい回答をありがとうございます!! 御陰様で疑問の89%が解決しました。 オームの法則を用いた説明がとても分かりやすかったです。 >ただこのとき各抵抗器に加わる電圧も半分6(ボルト) >~(中略)~ >もう一つの抵抗器の中で無駄な熱となったわけです。 ここも非常に参考になりました。 >抵抗器を挿入することにより電流も下がりますが、その電流値で >小型器機が働くのであれば省エネに 確認したかったことが、まさにこの説明によって確認できました。 いや~、長い道のりでした。 >しかし本来は、もともとの電圧を低くして、 >つまり低い電圧の電源を使って電流値を下げるのが正しい省エネです。 至れり尽くせりな回答をありがとうございます。 89%の残り11%が、この点にあります。 つまり、抵抗器を挿入することで省エネにすることも、 やり方によっては可能だが、省エネの方法としては、 抵抗器を挿入する方法ではなく、 (本件の場合においては、)ACアダプタを、 電流供給量MAX値の低いもの (例えば、小型機器で0.1Aを消費する場合、電流供給量MAX値が0.1Aより低いもの) に交換する方法を取る方がベター ということでしょうか。 ただ、0.1A以下のACアダプタを見つけるのは難しそうですよね? なので、ACアダプタの先で、抵抗器を用いて、 私は節電を試みようとしたわけですが、 でも、もし他に何か良さそうな方法をご存知でしたら教えて下さい。 ★ そもそも、ACアダプタというものは、 そのアダプタ内において電圧を調節する際、 結局は抵抗器を用いて、それを行っているのでは、 と私は思ったのですが、違いますでしょうか。 つまり、上で挙げた2つの節電方法、 (1)回路に抵抗器を挿入(邪道とのことでしたがw) (2)低い電圧の電源を使って電流値を下げる この、(1)と(2)の違いというのは、 ただ単に、「抵抗器」を、 ACアダプタの外に出すか、中に収めるかの違いだけなのでは? と思ったわけです。 もし、そうであるなら、 (2)の条件を満たすACアダプタを探すのは難しそうなので、 (1)の方法を取るしかないなと思っています。 (他に何か良い方法ありましたら、教えて下さい!) 尚、皆さんが心配されている、 「小型機器が正常動作をしなくなる恐れがあるよ!!」 という点については問題なしなのでご安心を。 P.S. 今回、「抵抗器」を用いることで、節電することは できるorできない? という質問で皆さんの意見が、 こんなにも分かれるとは思っていませんでしたので、正直、ビックリしました。

その他の回答 (17)

  • GPRO999
  • ベストアンサー率24% (64/263)
回答No.8

元電圧に3.3Vというのが理解できません33Vであれば12Vに降圧するので 抵抗器の使用は納得できます 逆ですと4倍昇圧になりますから効率から言って節電できません AC100Vからの降圧で使うアダプターにはトランス方式サイリスタ方式が ありますがACアダプター自体が変換効率から自分で電力消費しますから 出力が小さいほど省電力型になるわけです 負荷が如何なるものか不明ですが動作電圧が変えられるものであれば 電圧を下げれば電流は減りますから節電といえば節電ですね 降圧用に抵抗を使われるときは不可電力にあった抵抗器を使わないと 厳密には熱損失が加わりますので可能な限り負荷と供給のバランスを とることをご注意ください モーター負荷の場合は起動時の突入電流があり供給側制限が難しい 電子回路不可ならばぎりぎりでもOKです 照明負荷ならば電圧で省電力できますが・・・・

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 ただ、私には内容が難しすぎて、残念ながら、よく分かりませんでした。 申し訳ありません。 私の知りたいことと、それを9割近く説明されている回答が、 #7の回答に詰まっていますので、 そちらを参考にして頂けますと、とても嬉しいです。 >元電圧に3.3Vというのが理解できません 33Vではなく、3.3Vで間違いありません。 機器は問題なく稼働しております。 (もちろん、12VのACアダプタ使用時よりかは非力ですが。) そもそも、私の発想というのは、 小型機器に12Vの電圧を掛けようとはしていない、 ということなんだと思います。 だから、3.3Vという低電圧のACアダプタをあえて使っているわけです。 その結果、動作の強弱調節が出来、そして、 おそらく、節電にもなっているものと思われます。 で、どこまで低電圧にできるのか つまり、「省エネ」と「目的の動作」の両方を満たしながら、 ベストな電圧を探りたかったわけです。 ただし、そのためには、 低電圧化を計る方法を知らなければなりません。 そこで、今回、このような質問を皆さんにさせて頂きました。 また宜しければ、教えて下さい。

  • bluelake
  • ベストアンサー率32% (64/197)
回答No.6

オームの法則の基本です。 抵抗を入れれば、確かに電流は下がり、抵抗を含めても消費電力は減ります。 しかし、一番問題なのは小型機器に対する電圧が、12Vから低下することです。 正常な動作は保証されません。

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 >抵抗を入れれば、確かに電流は下がり、抵抗を含めても消費電力は減ります。 これが聞けて安心しました。 >しかし、一番問題なのは小型機器に対する電圧が、12Vから低下することです。 >正常な動作は保証されません。 現在、12V、0.1~0.5Aの機器に対し、 3.3V,2AのACアダプタをつないでおり、 非力ではありますが(というか、それが狙い)、 問題なく稼働しています。

  • jaham
  • ベストアンサー率21% (215/1015)
回答No.5

科学の基本です   抵抗器で熱エネルギーに変わり(無駄に、エネルギーをここで使われてしまい) まともに動作しなくなることが多いです 節電にはなりません 返って消費電力が多くなることも有ります それに ACアダプタ(12v、2A)の 2Aは最大で 2Aまで供給できる の意味です 0.5Aしか消費しない機器へは0.5Aしか供給されません (ACアダプタ自体の動作のために電力が消費されますから 負荷が6W(12V 0.5A)でも8~10W程度は(負荷と合せて)消費されます

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 >節電にはなりません 返って消費電力が多くなることも有ります 抵抗器では節電はできない、ということが分かりました。 >ACアダプタ(12v、2A)の 2Aは最大で 2Aまで供給できる の意 こちらの理解は大丈夫でした。 で、ここで思ったのですが、 節電したければ、例えば、 12V,0.05A のような、 (←こんなの無いかもしれないけれど。) 電流の最大供給値の小さなACアダプタを使えば良い ということになりますでしょうか。 それとも、 3.3V,0.05A のようなものの方が良い? (アンペア値はそのままで、電圧だけ低いタイプ。) というか、本件の場合においては、どちらも同じ?? (どちらも結局は、0.05Aを流すので?、消費電力は同じ。みたいな発想。) ということで、まとめますと、 ACアダプタ---小型機器 での節電を考える場合、 ACアダプタ -- 抵抗器 -- 小型機器 では節電にはならないが 一例として、 ACアダプタ(電流供給量MAX値の低いタイプ) --- 小型機器 という方法でなら、ある程度は節電になる、 という理解でよろしいでしょうか? 要するに、ACアダプタを変えない限り、 つまり、同じACアダプタを使い続ける限り、節電にはならない、と? (ACアダプタの先で、いくら細工を施しても節電にはならない?) また宜しければ教えて下さい。

  • GPRO999
  • ベストアンサー率24% (64/263)
回答No.4

抵抗器で節電はできません 負荷の軽い場合は負荷に見合ったアダプターを使うのが節電になります 容量の大きいアダプターはそこで負荷以上の電気を使いますから 小さいアダプターを使われるのが一番、お話の12V2Aは2A流れた時の 電力ですか0.1A負荷でしたら20分の1しか電気を消費しないでしょう 抵抗器を入れるのは電圧を下げたいときですオームの法則で算出して もし、電流を下げたいなら負荷の電流を下げなくてはいけませんから 負荷を軽くする策がとれなければ目的は達成できません

aw-dlay
質問者

お礼

的確な回答をありがとうございます。 助かります。 >抵抗器で節電はできません >負荷の軽い場合は負荷に見合ったアダプターを使うのが節電になります まず、こちらが非常に参考になりました。 >容量の大きいアダプターはそこで負荷以上の電気を使いますから ここは正直、よく理解できませんでした。すみません。 (大事なことを書かれていると思うので、理解できず、非常に残念。) >小さいアダプターを使われるのが一番、お話の12V2Aは2A流れた時の >電力ですか ACアダプタの表示に、12V,2A とあり、これは、 2Aまで流せるよ、ということだと思います。 (常に2A流すという意味ではなく。) なので、小型機器が0.1Aを消費するという場合、0.1Aだけ、 ACアダプタは電流を流すことになりますよね? で、私としては、この、小型機器に流れる0.1Aを、 節電目的と動作抑制(動作調節)の2つの目的で、 0.05Aくらいに下げたいと考えているわけですが、 その際に、抵抗器をケーブルの途中に入れても意味はないということでしょうか。 >抵抗器を入れるのは電圧を下げたいときです この当たりが、本件の核になっているように思います。 >電流を下げたいなら負荷の電流を下げなくてはいけませんから ここも、よく理解できませんでした。すみません。 小型機器に流れる電流を減らし、結果的に節電をしたいと考えている私ですが、 そのためには、何をしたら良いのでしょう? ちなみに、ACアダプタの仕様に訂正があります。 12V,2Aではなく、3.3V,2Aでした。すみません。 つまり、 3.3VのACアダプタで、12V,0.1~0.5の小型機器を動作させているわけです。 動作の強弱を丁度良い程度に調節でき、さらに節電もできていると思います。 この、3.3VのACアダプタはそのままに、 消費電力を減らす(節電)方法として、抵抗器を挟み込むのは正しい?正しくない? が私の知りたいことです。 また、「正しくない」という場合、 どうすれば、目的は果たせますか? ということもお聞きできればと思っています。 また宜しければお願いいたします。

  • umamimi
  • ベストアンサー率39% (144/362)
回答No.3

>そうしたことは可能でしょうか。 基本的には、規定の電力を機器に与えられないのでちゃんと動作しない可能性が高いし、 故障につながり易くなることもありえるので、やらない方がいいです。 例えば電球のように少々暗くなってもいいような機器ならそれなりに使えますけど。 機器やACアダプタの構造によっても異なりますが、複雑でない機器なら 抵抗器を入れれば電流の総量が減って、結果として少々の節電にはなります。 けど、抵抗器が無駄に消費する電力が生じるし、 前出の機器の動作不良、故障へのリスクもあるのでやらない方がいいと思います。

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 >例えば電球のように少々暗くなってもいいような機器ならそれなりに使えますけど。 まさに、このような話なので、こうした質問をさせて頂きました。 >抵抗器を入れれば電流の総量が減って、結果として少々の節電にはなります。 #2の回答とは異なりますが、どちらが正しいのでしょうか? (1) 抵抗器の抵抗値を上げても下げても、結局は、 (「抵抗値」+「小型機器」)で消費される電力の総和は一定、 ということなのか、 いや、そうではなく、 (2) 抵抗値を上げれば、それだけ、 (「抵抗値」+「小型機器」)で消費される電力の総和は減る、 ということなのか、 さて、どちらなのでしょう? 私が知りたいことは、まさにこの点、 つまり、 正しいのは、(1)or(2)の、どっちなの? という点にありますので、 また宜しければお願いします。 (オームの法則的に、そうなる ということでしょうか? ※説明の根拠)

回答No.2

  小型機器の使用電力は減りますが、その分抵抗が消費するので総量は同じです。  

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 >小型機器の使用電力は減りますが、その分抵抗が消費するので総量は同じ なるほど、そうなってしまうわけですね。 (小型機器への電流量は減らせるが、節電にはなっていない。ということですね。) えっと、私としては、 小型機器に流す電流を抑えるとともに、節電も同時にしたいわけなのですが、 これを実現する方法で、手軽にできるものをもしご存知でしたら、どうか教えて下さい。 (訂正) ACアダプタ(3.3V、2A) --- 小型機器(12V、0.1~0.5A) ちなみに、3.3Vでも小型機器は動作しています。 (通常動作に比べ、いくらか非力ではありますが、問題ありません。というより、非力にするために電力を絞っています。) また、よろしければ教えて下さい。

回答No.1

意味不明です。 使わない時にアダプタ手前でこまめに切るのが最も合理的です。 アダプタの定格出力が2Aでも使用機器が0.1~0.5Aなら その範囲でしか電流は流れません。 抵抗を入れるのは無意味です。

aw-dlay
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 >アダプタの定格出力が2Aでも使用機器が0.1~0.5Aなら >その範囲でしか電流は流れません こちらがとても参考になりました。

関連するQ&A