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スタッコ仕上げについて
- スタッコ仕上げとは、左官と塗装の両方の仕事であり、外壁の凸凹を押さえるために行われます。
- 最近、外壁の一部が腐り、ラスカット部分の張替を行いましたが、仕上げは塗装店の仕事となります。
- スタッコ仕上げは左官の範疇でもあり、骨材入りの塗料やセメント系の塗料を厚く吹き付けて凸凹を押さえる作業を行います。
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昔は外壁仕上げは左官職人の仕事だったらしいです。(70歳くらいの現役左官職人さんに聞いたことがあります) 左官職人が手掛けた個性的な柄や装飾のスタッコ仕上げが築年数古めのマンションや戸建てで時々見ることができます。 吹付仕上げが出回るようになって左官職人だけでなく塗装職人でも吹付スタッコなどの仕上げができるようになり、その内コストの高い左官仕事が減って、外壁仕上げは塗装屋の独占状態となり現在に至ると聞きました。 スタッコの意味を調べるとわかると思いますが、左官屋と塗装屋でスタッコの意味は異なります。 以上は私が聞いたことですので、正しいかどうかはわかりませんので、 他に詳しい方が出るのを待ちましょう。
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- inon
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mo.2で回答したものです。 ラスカットの標準仕様は前に私が書いた物です。標準仕様以外の施工がされているので、壁が一部剥落したのでしょう。水がまわったというのはその事を指しています。 多分、補修を行っても同じ事が続くと思います。 それを踏まえた上で、スタッコ仕上げと言うのはスタッコ風仕上げと言うことです。塗装の範疇になります。
補足
ご回答をありがとうございます。 25年ほど前に新築でしたので、省令準耐火構造の前の物件です。 土塗り壁同等仕上げということです。 木質系パネルという2×4工法を応用したプレハブです。5.5ミリの合板で縦さん、横さんを井桁に組んだものを両側から接着剤で張り付けて、井桁の内部にはビニール袋でくるんで防湿したグラスウールが入れらています。 http://www.misawa.co.jp/kodate/seinou/mokusitu/panel/panel.html 当時はこれが標準仕上げで、部屋の内部は5.5ミリの合板にいきなりクロス張り、外壁はこの5.5ミリの合板がラスカット仕上げとなっており、ここに直接「白いセメントモルタル」を吹き付けし、そのうえに透明のトップコートを吹き付ける(車のクリア塗装のような)という仕上げです。多いときに1年で5000棟、15年ぐいらい販売を続けていた商品でいわゆる工場化住宅です。 いってみれば、すべての部分が規格化されているという感じです。 25年前といえばバブル崩壊の前ですので、建築業界は忙しく、細かい部分に手抜きごまかしがないとは言えませんが、大筋においては規格通りにできていると思います。 水が回るという状況がよく理解できません。 いわゆる在来工法ではないので、防水紙を貼り、ラス網を貼り、その上にモルタルを左官で塗り、その上にカラーのセメントモルタルを塗るという工法ではありません。 上記のような場合、トップコートなどしなけれな、セメントモルタルでも、リシン岩吹き付けでも、シリン岩かきおとしであっても、それらは基本的に水を吸います。水は吸わせておいて、内部の防水紙で水を止めるというやり方だと思います。 こういう工法ですと、水が回り壁が剥離したという現象は起こると思います。 当該物件では、木質系パネルの外側がいわゆる棟上げ式の段階ですでにラスカット状の仕上げになっています。 そのうえに直接セメントモルタルを吹き付ける仕様です。そしてその上にトップコートが塗布されていました。25年の間に塗装をしましたので、表面は白系のアクリルシリコンをローラーで2~3度塗りで仕上げています。 在来工法のモルタル壁の内部から水が回った壁の剥落というのはりかいできますし、手入れをせず古くなると窓枠の回りなどに大きなクラックもできると思います。 ウチの場合、柱は1本もなく、壁倍率8~11倍(役所の基準では5倍が最高)という強度の耐力壁に直接モルタルを付けるということでモルタルに深いクラックというのは起こらないと思います。吹き付けた雨水が回り、内部から壁が剥落するということもないと思います。 壁の最下部、基礎に乗っかっている部分には通常水切り板があるかと思います。 この部分にウチの場合は水切りはなくコの字の溝になっており、これが水切りの代わりとなっています。 この部分は生木(といっても防腐剤処理済み)が露出しており、呼吸しているという具合です。 北側の壁ですので、ここから水気を吐き出す代わりに吸い込みすぎた様子です。 腐ったのはこの部分から水を吸った壁の最下部の内部です。 モルタルの下地のラスカット部分までは水は染みておらず、内部で腐っていました。木質系パネルでサンドイッチ構造なので、内部の様子はわからず、風呂工事で壁の一部をこじ開け点検して状況を確認しました。
- inon
- ベストアンサー率20% (773/3794)
ラスカットの標準仕上げではモルタルコテ押さえ10mm以上のうえ仕上げ材が来ることになります。 貴方の家の場合はモルタル塗りのうえ、セメント系のスタッコ吹き付け9mmでしょう。 直接ラスカットに吹き付け材を吹き付けることはありません。水がまわってしまいますからね。
補足
ありがとうございます。 木質系パネル工法です。壁の外側は5.5ミリの合板をベースにしたラスカットボードになっています。 仕様書によると、セメントモルタル吹き付けコテ押さえ、トップコート仕上げなっています。セメントモルタル+トップコートの厚みが9ミリとなっています。 ラスカットボードそのものの状態でも、接合部はコーキングがしてあるので、防水性を発揮し、水が・・・というようなことはないと思います。 おそらく、ラスカットボードに直接 たまを吹く塗装のように吹き付けを行い、コテでおさえた仕上げだと思います。 ただ、セメントモルタルというと、左官の範疇なのでは?疑問に思ったもので伺ってみました。
お礼
回答をありがとうございます。 はやり以前は左官の範疇だったのですね。 塗料だけでなく、セメントモルタルなども吹き付けで行う場合は塗装の範疇になったのですね。