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円レートと関税
無知の質問かも知れませんがお願いいたします。 最近円安で輸入品が値上がりして問題になっています。 輸入品のうちもともと農産物は高い関税が課せられています。円レートにより物価が変動するのを避けるために、関税を変動させたらどうでしょうか? つまり円が安くなれば関税を引き下げ、円が高くなれば関税を引き上げる。 関税が(相手国との関係で)変動できないなら、助成金みたいなもので、国内的に物価を変動させない手段もあると思うのですがいかがでしょうか?
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現状でも関税率は変動しています。ただしドルベースでの原価も為替レートも秒単位でそれぞれ個別に変動するのに対して関税率は1年に一度しか変わりませんから、それぞれの変動に対応しきれないだけです。 どうして関税率の更新頻度が1年に1回かというと、そうでないと事務処理が不可能ですし、様々な貿易協定との兼ね合いにおいてもそれしかできないんです。関税を設ける主目的は内外価格差の調整ですが、それぞれ為替レート以外の要因でも変動しますから為替レートに自動的に連動するという仕組みも無意味といえます。国内的に物価を変動させないという目標設定はそもそも不可能です。農産物に限らず市場が価格を決定しているのであって、政府が価格を統制しているわけではありません。
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- villa36
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仰る通り国際社会の秩序として円安円高に関係無く一方的に関税率を変える訳にはいきません。 円安時に助成金ですか その助成金とやらの財源をどのようにして捻出するのでしょうか? 国の政策として円安を歓迎していますが、ただ輸出産業の立て直しだけの目的では無く輸入関税は国家歳入として重要な財源だからです。 円安になれば当然に関税収入が増え国家財源になる訳です。 国民の血税を使い物価を上げない 結局はその助成金の為に税金が上がる訳ですから納税者は困り未納税者が恩恵を受ける 得策とは思えません。
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- sutorama
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「助成金みたいなもので、国内的に物価を変動させない手段」 その方法に使われるのは、国民の税金なので、本末転倒です また、関税をかけて金額を高くしている商品で、消費者(国民)負担が増える関税は撤廃するほうが良いという考えがあります
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