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プリアンプからの出力の分離と合成について
- プリアンプの出力を分離する場合や合成する場合について教えてください。
- 分離する場合は、RchとLchを二つに分けたい場合などに使用します。
- 合成する場合は、RchとLchを一つにしてモノラル信号を取り出したい場合などに使用します。
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いずれにしてもプリアンプの負荷インピーダンスが小さくなりすぎないようにします。 「分離」した場合、プリの負荷は2台のパワーアンプの並列になります。 例えば、入力インピーダンス10kΩのパワーアンプ2台なら、プリの負荷は5kΩ。 負荷インピーダンスが小さいと、歪みや低音不足の原因となるので、小さくなりすぎてはいけません。(どれくらい小さくても使えるかはプリ次第です) プリの出力レベルは分離しても殆ど変わりません。(プリの出力インピーダンスが小さいため) それから、どちらか一方のパワーアンプの電源が入っていない場合、プリの出力が歪む事があります。(パワーアンプの入力回路次第なので、必ずというわけではありません) 歪んだとしても、出力レベルが0.6V(半導体の順方向電圧)を超えたときだけなので、小音量では問題ないこともあります。 「合成」した場合、プリ出力インピーダンス(左)とパワーアンプ入力インピーダンス(右)の並列がプリ(右)の負荷となります。左の負荷はその逆です。 つまり、プリの負荷は約200Ωとなるので、負荷インピーダンスが小さすぎます。 だからプリの出力を直接合成してはいけません。 プリの負荷が適正になるように抵抗を直列に入れた後で合成する事は出来ますが、出力レベルは低くなります。(出力インピーダンスが高くなるため) 例えば、、4.7kΩの抵抗を両チャンネル出力に入れて合成してからパワーアンプ(入力インピーダンス10kΩ)に入力したとすると、プリの負荷インピーダンスは 8kΩ となり、出力レベルは -7.7dB(片チャンネル分)低下します。
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- yosifuji20
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出力/インピーダンスが、1.3V/200Ωである場合、受け手の入力インピーダンスが十分大きければこれは変わりません。 通常オーディオアンプの入力インピーダンスは10kオーム以上ですから、200Ωに比べれば十分大きな値です。 10kオームの並列は5kオームです。 この両者の違いは、受け手のアンプの入力電圧が 10k/200+10kと、5k/200+5k の違いですね。 これが出力に並列になっても影響はほとんど問題になりません。 この答えでよいでしょうか。