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なぜ胎児は頭を下にしていて頭に血が登らない
何故胎児は頭を下にした姿勢でずっといるのに血がのぼらないんですか?
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こんにちは。 ladybabyさんの結婚などのご質問に回答させていただいてた者ですが、いよいよ母親になられる日が近付いてるのでしょうか? 先ずは、おめでとうございます。 ところで、胎児が頭を下にして母体の子宮内で丸くなってるのに血液が頭に登らないかの疑問ですが、胎児は子宮内壁の胎盤と臍帯(ヘソの緒)で繋がって代謝を行ってるので、肺呼吸もしてない「臓器のような存在」なんです。 勿論、胎児も1つの生命ですから心臓の鼓動もあり血液を循環させてますが、胎児の大動脈ともいえる臍帯が胎盤を通して母体から養分を摂取したり代謝物を母体に戻してるから「胎児は肺呼吸をせずとも羊水の中で保護された状態」で臓器のように成長を続けられるのです。 これが、出産時期を迎えると頭部から産道を通って出産になるのですが、出産直後の「産声は赤ちゃんの肺に空気が満たされるから」で、赤ちゃんが泣きたくて泣いてる訳ではありません。 この、産声から赤ちゃんは初めて重力と闘うことになり「臍帯の脈が止まり胎盤のお世話にならずとも人間として母体から独立する」ので、胎盤は後産として役目を終えて母体から出てきます。 ですから、胎児は母体の中では胎盤と繋がった臓器と同じような状態で成長すると考えれば、子宮内胎児頭部の向きは不問であって、たとえ逆児であっても胎児が楽な姿勢ではないと理解出来るのではないでしょうか?
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- fujic-1990
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おそらく、胎児が小さいことと、羊水の圧力差のせいであろうと思います。 まず胎児は小さいので、逆立ちした形であっても、足と頭の血圧にはさほど差が生じないことが第一の原因でしょう。 身長が2mもある人が立っていたら、頭と足では落差が大きく、血圧はかなり違うはずです。逆立ちしたら大変ですね。 しかし、横になれば頭も足も、血圧に大差がなくなります。 胎児のように体が小さいなら、正立していても、逆立ちしていても、落差がほとんどないので、横になっているのと大して変わりません。 血圧差はほとんど変わらないと思われます。 それでも落差ゼロではないので、ちょっぴりは頭の血圧が高くなる理屈ですが、それを均すのが、羊水の圧力。 胎児をつつむ羊水の圧力ですが、下は圧力が大きく上は圧力が小さいのです。 この原理は、瓶の上部に開けた穴と下部に開けた穴の、どちらから水が強く吹き出るかみればわかります。理科の教科書に載っていたと思いますが。 で羊水は、下にある頭を強くしめつけ、上にある足を弱く締め付けます。 血はどっちへ行くかというと、圧力の少ない足のほうへ上ると推測されます。 この2つを合わせると、胎児はちょうど横になっているのと同じ程度の、ちょうど楽な頭と足の血圧になるのではないかと思うのですが、ご納得いただけますでしょうか。
お礼
回答丁寧に頂きありがとうございます。とっても勉強になりました!疑問解決です!為になりました。ありがたいです(o^∀^o)
- michi_05
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胎盤の中は液体で満たされており、液体の中では浮力が発生するから。
お礼
ガッテンです!めっちゃ勉強になりためになりました。聞いて良かった
お礼
そうなんですよ~。ハネムーンベイビーを授かりました!結婚の際の質問にもお答え頂き覚えて頂いてたなんてなんだか嬉しいです。今回も詳しい回答頂きありがたいです。やはり聞いてみるものですね。