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名古屋の人が冷たいのはなぜか
愛知県に住んで10年近くになります。現在、仕事は、名古屋市内及び愛知県内で、 住宅のアフターの仕事をしていますが、特に、名古屋近辺特に、名古屋市と、名古屋市に隣接 する愛知県西部地域の人の冷たさが、顕著であることを痛感しています。温かい人だなあと 感じる人は、他府県出身者の人だったりで、こんなに地元の人は、なぜ冷たいのか、考えるとき があります。私は、三重県出身者ですが、三重に住んでいるとき、母から近所に住む名古屋出身の 方の、ケチで冷たい人で、びっくりしたと聞いたことがあります。母は、東北出身で、なお更びっくり したんだと思います。先だって、沖縄出身の、お客さんに出会いましたが、お若いのに沖縄独特の 温かさが伝わってくる方でした。 名古屋人の冷たさ、見栄っ張り、ケチ、乞食根性は、よく感じるところですが、これらは、歴史的に 作られてきたのではないのかと、考えたりしていますが、どなたか、歴史的に説明できる要素を お持ちの方は、いますか。
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- fujic-1990
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名古屋あたりは昔から商売で繁栄したところで、織田信長の頃も弱兵で有名でした。 信長が農家の次男三男を「農」から切り離して、いつでもどこでもどれだけ長くでも投入できる「専業兵士」にしたゆえに、勝てるようになりましたが、それでも個々の戦闘は弱かった。 この傾向は戦時中も続いて、「またも負けたか×連隊」と嘲笑された弱々連隊の本場でしたね。 なんで弱かったのか、というと、みんなが商売気があって、抜け駆けや逆張り(みんなとは逆の目に賭ける)なんてことを平気でやったからだと言われています。 危ないと思ったら逃げる、勝ち目がないと思ったら進めと命令されて後退する。これでは勝てません。 戦場では、それは「敵前逃亡」といい、犯罪なのですが、商売だと逆張りして一度や二度みんなを裏切っても、また大もうけして、「利」をみんなにもたらしてくれるなら受け入れてもらえたわけです。 だから裏切りは怖くない! 別な言い方をすれば、「利」をもたらしてくれるなら受け入れるべきなので、視点は、つきあって利があるかどうか、という方向を見る形になります。 つきあうと利があるぞと財産をひけらかして見栄を張り、あるいは他人がくれるものなら喜んでもらう・・・ 仲間としての権利だから。 それらが、質問者さんの目には冷たい、と見えるのではないでしょうか。 ----- 余談ですが、私は新潟県民ですが、新潟県民ほか東北人も、人を見る目が冷たい、なかなか他国人を受け入れてくれない、と言われました。 現象としては同じですが、意味合いは真逆で、こちらは「またも勝ったか○連隊」と言われる強い連隊を構成していました。 なんで強いかというと、命令に従順で、絶対に仲間を見捨てなかったからです。愚直に戦うから最後には勝った。 なんで命令に従順で、仲間を見捨てないかというと、例えば雪深い土地柄で病気やけがをした場合、医者のいる所まで雪をかきわけて何里も運んでもらわないと生きていけなかったから、です。 自分も助ける、人からも助けてもらう。東北人にとっては、仲間に入れるとは、そういうこと。今日は大事な取引がある、なんて言われては困る。 自分が困った時は助けをもとめ、他人が困った時は助けを断るような人間を「仲間」に入れるととんでもないことになるので、他国の人を「この人は仲間たりうる人なのか」と疑わしげに見ることになりました。 裏切りの代償は、名古屋のように「利」ではなく、仲間からの排除。「だめだ、こりゃ」と思えば、平気で村八分にもしました。 その代わり、いったん仲間と認めればどんな場合でも救出に全力を尽くす、その結果勝つ、ということになったのでした。 ------- ということで、どこでも他国の人とは視点が違うので、他国の人には冷たく見えるのではないでしょうか。