調べません。調べようもありません。学生さんが言うことを信じるしかありません。
ある時ある企業の面接を受けたある学生のステータスは、
(1)志望順位上位企業の内定獲得
(2)志望順位上位企業の内定待ち
(3)志望順位上位企業の面接待ち
(4)志望順位上位企業全滅
(5)志望順位同位企業の内定獲得
(6)志望順位同位企業の内定待ち
(7)志望順位同位企業の面接待ち
(8)志望順位同位企業全滅
(9)志望順位下位企業の内定獲得
(10)志望順位下位企業の内定待ち
(11)志望順位下位企業の面接待ち
(12)志望順位同位企業全滅
以上12パターンです。
まず(1)はありえません。その段階で就活は終了しているか、より上位の企業に絞ってくるはずです。
(4)、(8)~(12)も気にする必要はありません。
問題は(2)、(3)、(5)~(7)です。
ここで視点を変えて、学生サイドから見てみましょう。
志望度は高いけれど人気も高く、自分より高学歴でなければ望みがないという企業があったとします。
諦めますか?
諦めませんよね。
では、企業側はどうでしょう。
たとえば(2)の学生が面接に来ました。
なるほど良い学生だ。取りたい。でも志望順位でうちは下位だ。そうなったときに諦めると思いますか?
来た以上は入社意志がゼロということは無いはずです。
だったら、面接を通して学生の志望動機をクリアにして、自分の会社とのマッチングを明確にすることで自社に対する志望度を少しでも上げるよう話しを進めるでしょう。
だから学生には正直に言って欲しいのです。
(2)の学生に(4)&(8)向けのアプローチをしても互いに時間の無駄です。
それは学生自身にとっても不利益となるのです。
なぜなら、学生自身が知らないだけで、実はその企業は学生にとって本質的に第一志望とすべき企業かもしれないからです。
もちろん良いと思えば自社の志望順位が下位でも内定を出すでしょう。
学生のステータスによってどの程度の内定受諾率かは過去のデータがあります。
(2)の学生10人に内定を出して、実際に受諾するのは何人かは想定できるのです。
ただし、その前提は学生が正直ベースで申告しているということです。
ここで嘘をつかれてしまうと、面接は時間の無駄になるし、最悪追加採用する必要が生じます。
嘘は互いに良いことなど無いのです。
それに学生(子ども)の嘘なんてバレバレですしね。
お礼
マッチングですよね!ありがとうございました。