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クラリシッドと他の薬を併用してもいいですか
おくすり110番で調べたのですが、「飲み合わせ・食べ合わせ」の所に書いてある薬以外は一緒に飲んでもかまわないのでしょうか?クラリシッドと一緒に飲みたいのは 「コルゲントローチ」(グリチルリチン酸二カリウム、塩化リゾチーム、塩化セチルピリジウム、セネガ配合)と「パブロンSせき止め液」(塩酸ブロムヘキシン、塩化リゾチーム、リン酸ジヒドロコデイン、dl-塩酸メチルエフェドリン、マレイン酸カルビノキサミン)です。 咳が出ていると言ったのに病院で咳止めをもらえなかったのです。どうぞよろしくお願いします。
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私は専門家ではありません(実際の医療について本当にわかっているわけではありません)ので、責任を持った回答はできませんが、 inogeさんがおっしゃるように、一般論として言えばクラリシッドとトローチや咳止めの組み合わせに問題は無いと思います。 おそらくこのような組み合わせは、風邪などのごくありふれた疾患の治療に頻繁に使われているはずです。 ただし、・・・・・ 咳はかなりつらい状態なのでしょうか? 咳は痰の排出などに必要だから生じているとも言える訳で、(痰が絡むような場合には)コデインなどは治療の妨げになる可能性もありますし、特に喘息の場合(一概に使えないというわけではありませんが、)注意が必要なことがあります。 もしもそれほど辛い状況ではではないようでしたら、咳止めは控える。 辛いようでしたら(度々病院に行くのは大変かもしれませんが、)お医者さんに相談なさって、適切な咳止めを処方してもらうほうが安心なように思います。 それからテオフィリンの件ですが、 クラリシッドのような(14員環の)マクロライド系抗生剤は、肝臓でのテオフィリンの代謝(分解)を抑制しますので、テオフィリンの血中濃度が通常よりも高くなることがあります。 そのため、併用が必要な場合には投与量を減らすとか、少量を頻回に分けて服用するといったことが必要な場合があります。 (テオフィリンは安全域の狭い(治療用量と中毒量の差が小さい)薬で、過剰投与には特に注意が必要です。) 必ずしも併用禁忌ではありません(通常は別の抗生剤を使うことが多いような気もしますが?自信なし)ので、過度に神経質になる必要はないと思いますが、ご心配なようでしたらお医者さんに確認してみてください。 もし薬局で気付いたようなときは、薬剤師さんに聞けばたぶんお医者さんに問い合わせてくれると思います。
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- Black_Angel
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「専門家」の方の「自信あり」の回答がありますので問題ないかとは思いますが,私も #4 さんの御意見に賛成です。 特に,「コルゲントローチ」(グリチルリチン酸二カリウム、塩化リゾチーム、塩化セチルピリジウム、セネガ配合)に含まれているグリチルリチンに関しては,「クラリシッド」を代謝する薬物代謝酵素を阻害するとの報告があります。これが起こると「クラリシッド」の作用が強く出る事になってしまいます。 と書くと怖そうですが,トローチは飲み込むわけではありませんので,そんなに心配する事は無いとは思います。が,何が起こるか分からない危険性も同時に持っている訳ですので,使わないに越した事はありません。 さて,「クラリシッド」と「テオフィリン」の場合は,状況がチョット事なります。「医療用医薬品添付文書情報」を見ると,次の様な事が書かれています。 ・・・・・・・ 以下抜粋 ・・・・・・・・・・・ 【クラリシッド】 併用注意(併用に注意すること) テオフィリン テオフィリンの血中濃度を高めることがあるので,テオフィリンの血中濃度の推移等に注意し,異常が認められた場合には,テオフィリンの減量もしくは両剤の投与を中止する. 本剤はテオフィリンの代謝酵素(肝チトクロームP-450)を阻害することにより,テオフィリンの血中濃度を上昇させる. 【テオフルマートドライシロップ20%】 併用注意(併用に注意すること) 5. 薬剤名等 ・・・・・ エリスロマイシン クラリスロマイシン ・・・・・ 臨床症状・措置方法 テオフィリンの中毒症状が現れることがある(「過量投与」の項参照)。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 機序・危険因子 肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇することが考えられる。 ・・・・・・・ 以上抜粋 ・・・・・・・・・・・ ここで「併用注意」の項ですが,『相互作用の症例が報告された相手薬が記載されているとは限らず,発現機序から考えて危険性があると予想されるものも記載され』ています。なお,「併用禁忌」の項には『相互作用を起こし重要な問題が発現した当該相手薬の一般的名称とその代表的な販売名』が記載されます。 今の場合であれば,両薬の代謝が共に同じ薬物代謝酵素で代謝される事から「テオフィリン」の代謝が遅れ,血中濃度が上昇して中毒作用が現れる事が充分考えられます。そのため,可能なら併用しないように,止むを得ず併用する場合は充分な注意をするようにとの意味で「併用注意」になっているわけです。 ですので,お医者さんが分かってて使用する分には良いですが,手元にあるからと勝手に使うのは絶対にダメですよ! また,「クラリシッド」服用中に新たな薬を処方してもらう場合は,お医者さんに「クラリシッド」服用中である事を必ず伝えて下さい。
お礼
トローチ、と軽く考えたらだめなんですね。飲み込まないとはいて最終的には体に入っていくものだし、 やっぱり併用しないように気をつけないとだめですね。 テオフィリンとクラリシッドのことについてもよくわかりました。ありがとうございました。
- pooco
- ベストアンサー率19% (30/152)
♯1です。人それぞれ体質があり、また病気により市販薬との飲み合わせでかえって症状が悪くなることもあるからです。咳が辛いのなら診てもらった担当医に相談することをおすすめします!それからうがいとマスクを忘れずに!マスクは飛散防止効果と喉を乾燥から守る効果があります。
お礼
再度ありがとうございました。今朝医者にいってきて薬を貰いました。これからは少々おおげさ?に言って咳止めも貰っておく事にします。
- inoge
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服用される人の情報が一切無いので一般論になり,結果に責任は負えませんが,一般論としては全く問題ありません。また,呼吸器科では頻繁にみられる処方の組み合わせだと思います。クラリスロマイシンは用量を守れば重篤な副作用の少ない,抗生剤の中でも比較的安全性の高い薬です。データベースに書いてない組み合わせはいままでに副作用報告がないということです。 クラリスロマイシン ↓(回答者注:相互作用の意) 〔相〕併用禁忌:テルフェナジン,シサプリド,ピモジド(QT延長,心室性不整脈). 併用注意:(1)テオフィリン,トリアゾラム,カルバマゼピン,シクロスポリンの作用を増強. (2)ミダゾラム,ワルファリン,ジソピラミドの血中濃度上昇. (3)エルゴタミンの作用増強. (4)リトナビル. (5)イトラコナゾール. (6)リファンピシン.
補足
さっそくありがとうございました。 服用しているのは7歳の子供です。 書いてない分は報告がないということなのですね。 ところで今、以前貰った薬の内容が書いた紙を見たらクラリシッドとテオフルマートを同時に処方されていたのですが、テオフィリンとテオフルマートは同じものですよね?これは一緒に飲んでも大丈夫なんでしょうか?今回は処方されていないのですが、喘息が出てるとこの処方になるので気になって・・量は少なめのようです。テオフルマートドライシロップ20%を体重19kgで1回0.25g、朝夕2回です。重ねて申し訳ないですが、よろしければご回答ください。よろしくお願いします。
- pooco
- ベストアンサー率19% (30/152)
この場合、病院でもらった薬と市販薬は一緒に飲んではいけません!!
お礼
さっそくありがとうございました。 #2の回答と反対なのでちょっと悩んでしまうのですが・・なるべく薬は飲まないにこしたことはないのですが、やっぱりあまり症状がひどいと飲ませたくなってしまいます…。組み合わせの副作用に書いてなくてもだめなのでしょうか?
お礼
下にも書きましたが、今朝病院へ行きました。 喘息ではないとのことでリン酸コデイン、メチエフを貰いました。クラリシッドとテオフィリンも絶対だめと言うわけではないのですね。量も少ないようなので医師もちゃんと考えて出してくれてるのでしょうね。(当たり前か…医師なんだから)前回にもっと「咳が出るんです!」と言っておけばよかったと後悔しています。今行ってる病院は余分な薬を出さない主義のようなので・・ 詳しい解説をありがとうございました。