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地盤で選ぶか生活環境で選ぶか
質問させてください。 ただいま、家を建てるべく土地から探しています。 土地探しで相談にのってください。 二つの土地で迷っています。 Aの土地 メリット 30年ほど前にできた高台の造成地(ひな壇)だが、ハザードマップでは浸水も地盤の心配もない。下に降りれば、利便性高い。 デメリット バス停まで平地まで下らないといけない。下るのは500メートルくらいだが、坂がきつい。 昔から学区の評判が悪く、市内でも有数とのこと。 Bの土地 メリット 周りはのんびりしていて、駅やスーパー、バス停も近い。学区もよい。 デメリット 平地で、去年まで田んぼ。ハザードマップでは液状化を起こしやすく、浸水の心配もありとのこと。付近は過去5年以内に浸水履歴があるが、この地域は今のところ浸水していない。 Bの方は地盤補強に60万くらいと言われています。 今、田んぼで造成中のところを見に行ったら、地面がまだドロドロでした。 Bの土地がいいと思っていたのですが、田んぼを造成してすぐ建てるというのと、軟弱地盤だというので悩んでいます。地震のこともありますし。 買える値段での土地だと、ほかの土地でもAのような土地かBのような土地しかありません。それに、市内全体がもともと海だったということもあり、山以外はほとんど軟弱地盤が多い状態です(ちなみに田舎なので、田んぼの造成地が多いのです) どちらがよいのか、田んぼでも大丈夫なのか、ご意見お願いします。
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書き忘れの補足。 >活断層の活動度がわからないと,なんともいえませんし,わかったところでいつ動くかわかりません。 『新編・日本の活断層』(東京大学出版会)をみれば,活動度はわかります。県立図書館にある可能性があります。 http://www.utp.or.jp/bd/4-13-060700-6.html 「名のある」活断層で危険視されているなら,県庁あたりで掘削調査をしているかもしれません。たとえば,活動周期が5000年で最新の活動が2000年前なので,あと数千年は動かないだろう,といったことを調べるものです。
追加情報を拝見しての追記。 >Aは、谷です。高台と書きましたが、詳しくは高台の途中にあります。大雨の時は急傾斜なので、要注意区域として市のハザードマップにのっていました。 いい条件ではないですね。 >市内全域が海だった時代は何万年も前らしいです。 6千年前くらいの縄文時代です(縄文海進)。「全域」は簡単にそう言われているだけのはずであり,最大海進時の海岸線がどこまで入ったか(軟弱な海成粘土層がどこまで分布しているか)は,プロがボーリング柱状図をみないとわかりません。前の回答に書いたように,平野の奥のほうでは,堆積物も河成砂礫層になることがあります。井戸掘削業者に聞けば,けっこう詳しいはずです。 >地盤のよいところは、実はすべて海に近いところで、津波の浸水被害が甚大になるといわれています。 現在の海岸線に沿って,砂州・礫州が形成されているように想像されます。古い集落はその頂上に細長く立地することが多いのですが,海岸線と平行する家並みがあるんじゃないですか? 地盤高図をみないとわかりませんが,頂上の標高は10メートルかそこらじゃないかと思います。大きな津波がくれば危ないですが,数百年くらいの過去にそういう災害履歴がありますか? 津波が心配される地域なら,県庁でそういうデータを集めている可能性が高いです。 >地盤が強い高台があるのですが、そこは真下に大きな活断層がある…という状態です。 活断層の活動度がわからないと,なんともいえませんし,わかったところでいつ動くかわかりません。ふつう,活断層があれば周囲の岩盤が破砕されていることがありますので,いちがいに「地盤が強い」ともいえません。 ぼくなら,やはり前の回答のように,「平野周辺部」を中心にみていくでしょうかねえ・・・。
迷うときは買わない。90パーセント希望どおりという物件がでるまで待つ。ぼくならそうします。 高台でも,擁壁がやたら高かったり,団地周囲の切土法面が(30年間に)風化していたりしたら,あんまり好条件とはいえないと思います。義務教育の子供がいれば,学区が荒れているのは絶対に避けたい。いっぽう沖積平野面上でも,周辺部の砂礫質のところで,寺社の近くなら地盤条件も悪くはないはず。地形図,地盤高図,地質図,ボーリング柱状図を調べないと,いちがいには判断できませんが。
お礼
皆様、色々と貴重なご意見ありがとうございました。 Aは、谷です。高台と書きましたが、詳しくは高台の途中にあります。大雨の時は急傾斜なので、要注意区域として市のハザードマップにのっていました。 市内全域が海だった時代は何万年も前らしいです。 地盤のよいところは、実はすべて海に近いところで、津波の浸水被害が甚大になるといわれています。 それ以外にも地盤が強い高台があるのですが、そこは真下に大きな活断層がある…という状態です。 後はAのように谷で、同じ条件かBのような条件の土地しか残っていません。 あまり選択肢のないところです(泣) 災害をすべてカバーできる場所がないので、どの災害が自分達にとってもっとも避けたい条件なのか話し合います。 ありがとうございました。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
家族全員にクルマやバイクなどの足を確保するご家庭であれば、Aに建てるのが安全です。 農民のDNAが流れている日本人は平地(=農地)を好みますが、狩猟民族の文化の西洋では、できるだけ丘の上、山の上に住むのが憧れのようです。 Bでも大丈夫ですよ。 Bにする場合は、木造平屋建てで鉄板葺きの屋根とし、納戸を多く取って、家具と生活空間を分離すれば安全です。 なお、田圃の跡地は地盤改良してあっても、地震の時の揺れが大きいので、テラス窓などの大きな開口部は避けて、北欧風の壁で囲まれた平屋にするのが良いと思います。
- nantamann
- ベストアンサー率30% (342/1138)
Aが地盤がいいという保証はありません。丘陵の造成雛壇では山を削り取ったところは地盤良好な場合が多い(あくまで多いです)ですが谷を埋めたり盛り土したところは非常に地盤が不安定で大雨や地震で宅盤が崩壊しやすいです。自宅は良くても道路電気水道などインフラが被害を受ければ居住できません。東日本大震災で仙台市で多発しました。 元田んぼは冠水水はけの問題と軟弱地盤です。我が家は軟弱地盤で地盤強化していますが良く揺れます。東日本大震災では震度5強でしたが地盤の良い所は震度3だったそうです。水害は地震より頻度が高く床上浸水はぜひとも避けなければなりません。 元海というのは気になります。津波の心配はどうですか。あれば高台ですね。宮城や岩手は海辺が便利ということで大被害がでました。すぐには逃げられないものです。
- garasunoringo
- ベストアンサー率16% (358/2178)
坂がきついといっても、若いうちなら大丈夫でしょう 地震のリスクはずっと変わらないので、田んぼだったところは避けますね 年取ったら、便利の良いマンションに住み替えます
- kannjyani
- ベストアンサー率48% (200/416)
埋立地を想像すると分かり易いと思うのですが、大震災時に東京ディズニーランド内では土地の陥没や液状化が見られなかったものの、駐車場では大きな被害がありました。人が多く集まるパーク内の安全管理には巨費を投じています。しかし駐車場はそこまでなされていなかったんです。 ご存じの通り、田んぼは埋めてから期間をおいて後に家を建てるものですね。地震保険は万全ではありませんので、傾いた家のローンだけが残るといったことは十二分に考えられます。地震がなくとも埋めてすぐ家を建てるのはお勧めできません。 これは私の経験からですが、隣地と高低差のある土地を購入しました。隣地も空き地で土留めはなく、高低差部分の土が長年の雨により流れておりましたので土留めとしての塀を設け、足りなくなった土を入れすぐに庭用のタイルを張ったのですが、ものの見事にタイルは割れました。 地盤に問題はなく、もちろん入れた土は押し込んで固めましたが0.5センチは沈んでしまったようです。もと田んぼではありません。これが家の基礎だと思うと怖いものがあります。 ですので私としてはAになります。こちらもお勧めではありませんが坂道は慣れると逆に健康の為に良いようですし、学校の評判はその年度により違ったりもします。評判を構成しているのは学生であって、固定されたものではありません。イジメなどがあれば越境も可能ですしね。 以上、ご参考までに。
- pigunosuke
- ベストアンサー率19% (1063/5529)
「橋」は水が流れている場所に建設する物です そういう場所にでも、建物を建てる事は可能なのです まぁ お金は掛かるでしょうね 地震で怖いのは、揺れよりも、その後の津波だそうですね その辺を考えた事は有りますか?
Bですね。 地盤は改良できますが、環境は自分では、どうにもなりません。 うちも、買ってから下に水が溜まっていることが判り、改良に70万掛かりましたが、8年経つ今でも、何の問題も起こっていません。 地震もありましたが、問題ないです。 最近の改良は進んでいて、実際、田んぼの真ん中で、穴を掘ると水が吹き出すようなとこでも、問題なく建つくらいです。
補足
お返事遅くなりました。親身に色々教えてくださり、ありがとうございます。 この活断層は、この30年に動く確率が0.5~14パーセントと日本の活断層の中でも高いエリアです。 皆様色々おしえていただき、ありがとうございました。 それぞれに参考になったのですが、ベストアンサーを選べないまま、締めさせていただきます。 また機会ありましたらよろしくお願いいたします。