極寒の地で 冷蔵庫が「保温気」ってホント?
かなり昔から、まことしやかに言われてます。
「マイナス 10何℃にもなる土地では、ビールは冷蔵庫で保管するものだ!」
寒い土地では、放っとけば瓶ビールなどはアッサリ凍み割れてしまいます。
そんなトコでは、あえて「冷蔵庫に入れる。」
冷蔵庫入れるのは、フツーは「冷やすため」です。
が、極寒の地では、「冷蔵庫内はギリギリ0℃。その温度を一定に保ってるから凍らない」 そうです。
マイナスにさせないために、冷蔵庫に入れる。
・・・いわば、「加温」 です。
これってホントでしょうか?
実のところは、冷蔵庫の密閉性に頼った 「こじ付け」 では?
冷蔵庫の作動原理は 家やクルマのエアコンと同じで、「高い温度の冷媒の圧力を下げることにより、周りの空気の熱を奪い、それによって冷却させる」 です。
周りが もともと低い気温では、もうそれ以上に冷やすこともできず・・・というか、最初から冷蔵庫が冷蔵庫の役目果たしてない状態だと思うんです。
冷蔵庫は運転を停止します。
つまり、極寒地とはいえ、室内で凍ってないビールを 冷蔵庫入れた時点で、冷蔵庫内の温度は室内と同温度。
密閉性の高い冷蔵庫だから、その「部屋内温度」を保ってるだけ・・・。
冷蔵庫は、周りの空気の温度差によって作動するハズが、周りが極寒ならば「停止」。
その停止状態が 300時間くらい続いたらどうなるでしょう?
やがて庫内も 周りと同じ温度(マイナス30℃とか)になり、中のビールは全て破裂するのでは・・・?
雰囲気温度が、マイナス30℃になっても、冷蔵庫内温度が 「0℃」 を保つことは、長期間に渡っては アリエナイと思うのですがイカガでしょうか?
お礼
猫ゴジラ