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CD-RとCD-RWの信頼性の差
個人的な経験則ではCD-RWはCD-Rに比べ、データの信頼性が低いような気がするのですが、そんなものですか? 特に、追記したりすると、次にCD-ROMドライブで読むときに何度もエラーチェック(?)をしながら、読み込みに時間がかかったり、読み込めなかったりする事が多いような気がするのですが・・・
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Q/データの信頼性が低いような気がするのですが、そんなものですか? A/そんな物ですね。過去ログにも結構詳しく書いていますが(専門誌並以上はずですが・・・) CD-Rは有機色素を用いディスクに凹凸を作りその反射の違いでデータを読み取ります。この有機色素は一度変化してしまうと二度目の変化はありませんので、変化をさせていない部分に光や熱の刺激が加わったり、メディアの保護層が劣化、もしくは傷ついて読めなくならない限りメディアがダメになることはありません。その代わり、熱刺激と光刺激特に紫外線には極端に弱いため、その点に注意が必要です。 色素系の素材は、主にシアニン、フタロシアニン、アゾが用いられます。 また、CD-Rは構造上CD-ROMメディアに近い形状を持ち、4層構造(CD-ROMは3層)となっているため、一般的なCDドライブでの認識率も高いのが特徴です。 CD-RWの場合は、色素という回答がありますが、色素系記録素材は用いません。 色素ではなく相変化記録素材と呼ばれるアモルファス(非結晶)と結晶状態を繰り返せる素材を用います。 記録素材には、Ag-In-Sb-Te素材という4元系記録素材が用いられます。4元とは、上に書いた元素であるAg(銀)、In(インジウム)、Sb(アンチモン)、Te(テルル)の4つの合金のことです。 この合金を結晶、非結晶で変化させることでデータを記録し、読み出しはこの二つの状態での光反射の違いを識別しデータの0と1を識別します。 重要なのはここからです。CD-RWの場合は、記録に高いレーザー熱を必要とします。そのレーザー熱で最初は結晶状態のブランクメディアにデータを記録していきます。結晶とアモルファス状態を作り分けてデータを入れますが、その時に必ずしも的確に記録が行われるわけではありません。これは、DVD系RWメディアでも言えますが、うまく記録できないときがあるのです。 その結果、残留核と呼ばれる不十分な記録品質の部分が残りやすくなりデータがその部分から消失していくという現象が起こることがあります。特に書き換えを繰り返したメディアは劣化が進むためこのような現象が増えてきます。そして、データが消えやすくなります。 さらに、CD-RWメディアは誘電体層と呼ばれる特有の層を必要とするため、7層という多層で認識にCDとしては極めて高いレーザー光を必要としますので読み出しは多少パワーが必要です。それも仇となりデータの読み出し品質はCD-Rほど高くないのが特徴です。 まあ、よっぽど信頼性が必要なら、CD-RWメディアは使わないか、どうしても必要ならHighSpeed、UltraSpeedなどの高倍速向けメディアを使い、書き換えはしないことが大事です。高倍速向けメディアは4元系素材の改良が進んでおり、LowSpeedの4倍速までのメディアより長持ちします。ただし、書き込みには対応ロゴの入った記録ドライブを使う必要があります。(読み出しはマルチリード対応のドライブであれば全てで読めます)
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- harn
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何をもって信頼性とするかです 僕もCD-R/RWドライブを使ってました今はDVD-R/RW あまり良いドライブでなかったのですが 書き込みが良くない CD-Rはどのメーカも同じでしたが CD-RWは日立マクセルとTDKは良かったのですがプリンコで 少しトラブルがありました 最近パナのドライブに変えてから粗悪品と言われているスーパーX でも問題なく読み書きできます 信頼性を言うならメディアは選ぶことです CD-Rは読み書きは問題が無いかもしれませんが 保存性に問題があります 紫外線に弱いので日が立つと 読めなくなりますこれは国産のいいのを買っても同じです CD-RW 日の当たる車の中に1ヶ月放置してもびくともしません 粗悪品の中には1ヶ月で消えたのもありますが 3年ぐらい使ってますがRWで消えたのはダイソーで買った一枚だけです Rは読めなくなったのがたくさんあります 僕はCD-RWの方が信頼性が高いと思いますよ
- TT250SP
- ベストアンサー率41% (2393/5813)
記録方式からして違いますから仕方のない話です -Rも-RWも色素の化学変化を利用しますが -Rはレーザー光で変色する色素を使います -RWはメディアの記録面の相変化(結晶-非結晶という変化)を使い記録します =いくらでも変化する
- panda-copanda
- ベストアンサー率50% (4/8)
結論から言えばそんなものだと思います。 CD-RWが読み書き可能なメディアの特性上、データ読み出し時のレーザー光反射率がCD-Rより低いので そうなります。CD-RWに焼いた音楽CDが一般のCDプレイヤーで再生できないのもこういうことです。 いずれにしろCD-RW対応のドライブでの読み込みであればCD-Rとさほど変わりはないと思います。
僕的には、CD-RWをパケットライトで書いてなければ、 そこまで差はないと思いますが・・・。