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映画 3デイズ のゴミ袋について
結末に関わる質問ですので、これから見る方はこの先を読まないことをお勧めします・・・。 作中、主人公が家を引き払う際に、壁に貼った計画のための地図や写真を破棄する場面について質問です。 ゴミ袋を1つだけゴミステーションに置いて、残りを車のトランクに詰め込むシーンがあり、ラスト付近で捜査官たちが回収したゴミ袋の中身を復元したあと「なぜこの袋だけ?」というような台詞を発するシーンがありました。 これは主人公が ・ゴミステーションのゴミ袋だけ捜査官に回収されることを見越した上で、行き先を勘違いさせるためにわざと特定の部分だけまとめて捨てた。 ・ゴミ袋から回収した情報で飛行機を止めたが、実は主人公が仕掛けた罠だったので、罠にかかった捜査官は別の行き先の便を止めた という解釈でいいのでしょうか? よろしくお願いします。
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その通りです。自分たちの逃亡先を警察が勘違いするように、わざとゴミ袋を自宅の前に捨てたのです。残りの2袋は少し離れた集積所に捨てましたからね。 スリーデイズと書かれているので、ハリウッド版のリメイク作品をご覧になったのですよね。この映画は2008年フランスがオリジナルです。題名は「ラスト3デイズ・すべて彼女のために」です。 フランス版が96分に対して、ハリウッド版は134分と30分も長くなっています。主に逃亡のときのエピソードが増えており、逃亡が成功するのだろうかとドキドキさせるような作りになっています。 たとえば子供が動物園に行ってしまったり、ラストでボタンが大きく写されるなど、かなり面白くリメイクされています。
お礼
ありがとうございます! 伏線回収が鮮やかな良作として楽しめました! この作品がリメイクだということは、見終わってから知りました。 一般人の主人公が金目当てで殺人を犯した挙句国外逃亡に成功したり、大元の事件がまったく未解決のままだったり、ハリウッド的な『正義は勝つ!』要素と離れていたので、見ている最中から「アメリカ映画じゃないんじゃないのか?」とは感じていましたが、やっぱりリメイク、それも仏映画と知って納得です。 個人的には、チケットを見つけてしまった主人公の父との最後の別れのシーン、老夫婦を乗せて家族構成を偽装して突破するシーンが好きでした。 動物園につく前の、車にもたれかかって座っているシーンとか「え?諦めるの?」という雰囲気からの逆転が爽快でですね。