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どなたか教えてください。

こんにちは。人種差別の起源は、「コロンブスがアフリカ大陸に上陸した頃だ。」と、聞いたのですが、それは主に何処の国の人が、何処の国の人に対して何故行ったのですか?そして、それは何処の国で始めに起こったのですか?教えてください!それと、「差別」は白人が黒人に対して行う事がほとんどですが、何故黒人が白人に対して行うことは少ないのですか?無礼な事を聞くようですが、どなたか教えていただければ幸いです。お願いします。

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  • liar_adan
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回答No.1

人種差別の起源はもっと古く、 古代社会からありました。 ギリシアでは異民族を「バルバロイ」と呼んでおとしめていました。 また古代中国でも、自分たち以外を東夷西戎北狄南蛮と呼んでいました。 少数民族の神話でも、 「自分たちの民族だけが神に近い」というモチーフがしばしば見られます。 自分の文化や人種が優越しているという意識のことを エスノセントリズム(自民族中心主義)と言い、 これは普遍的に存在するものです。 たとえば、東京と大阪の間で、「東京人は…」「大阪人は…」 などと、深刻なほどではなくても差別をしあっています。 自分たち以外を差別したいという欲求は誰でも持っています。 人種差別は、起こることが自然なのです。 しかしそれでは具合が悪いので、 差別をなくそうという思想が出てきました。 現在それは広く認められています。 しかし、差別の意識は感情からくるものであり、 差別に反対するのは思想からきています。 思想が完全に感情を制御できるかというと、 なかなかそうはいきません。 思想と感情のずれによって、社会全体でも、個人の内部でも、 差別の問題に対しては一筋縄ではいかないことになっています。 黒人の社会でも、白人に対する差別は存在します。 (文化人類学の研究でそういう例がある) しかし、ヨーロッパで産業革命が進んだため、 技術や武器の点で、白人が黒人を圧倒してきました。 黒人の見方や意見は、取り上げられることがありませんでした。 また、日本に入ってくるのは、中国を除けばほとんど白人側の思想だけです。 そのため白人側のものの見方のみが伝えられ、 白人は黒人を差別するものだということになっています。

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質問者

お礼

:人種の起源はもっと古く・・・                                                                               それらは、西暦でいつごろのことなのですか?すいません。無知なもので・・・。しかし、古代社会の頃に行われていたとは、思いもしませんでした。                                    :黒人の社会でも、白人に対する・・・                                                                        例えばどんなことがあるのですか?                                                                            :技術やぶきの点で・・・                                                                                             そのような背景があったのですね。詳しく説明してくださり、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • liar_adan
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回答No.3

>西暦でいつごろのことなのですか? ギリシアや中国の場合は紀元前5世紀頃ということになりますが、 しかしそれ以前にも似た感情はあったはずです。 人類誕生のときからですかね…。 >黒人の社会でも、白人に対する・・・ >例えばどんなことがあるのですか? たとえば「アフリカの創世神話」(阿部年晴著)という本の中で、 アフリカ中央部にすむルグバラ族はこう思っているとあります。 ヨーロッパ人は、人を喰い、頭で立って歩き、 襲撃されると地中に潜る。怪物のような存在だ。 しかし、ルグバラ社会と関係をもつようになったヨーロッパ人は、 自分たちと同じように正常な人間になる…とのことです。

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質問者

お礼

わざわざありがとうございます!                                                                      :人類誕生のときから・・・                                                     確かに。そうかもしれません。そう考えると、「いつ」という具体的な年等は無いのかもしれないですね・・・。            :ヨーロッパ人は・・・                                                           そんな風にルグバラ族には見えたのですね。ルグバラ族にとっては、ヨーロッパ人は「恐れ」の対象だったようですね。とても参考になりました。ありがとうございました。

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質問者

補足

「アフリカの創世神話」(阿部年晴著)について詳しく教えて下さいませんか?お願いします。

回答No.2

> 主に何処の国の人が、何処の国の人に対して何故行ったのですか?それは何処の国で始めに起こったのですか? 自分たちと毛色の変わった(容貌、言葉、生活習慣等)人々を見下すことが人種差別とすればNo1の方のおっしゃるとおりかと思います。 ただ、現在まで続く白色人種の有色人種差別のことであればそれはヨーロッパが覇権を握るようになってから(15世紀)のこと、スペイン、ポルトガル人、次いでオランダ、イギリス等のヨーロッパの白人がアメリカ大陸、アフリカ、アジアの有色人種に対して行ったものと考えます。 > 「差別」は白人が黒人に対して行う事がほとんどですが、何故黒人が白人に対して行うことは少ないのですか? 「差別」し非人道的に扱うためにはそれなりの力が必要です。当時、その力を持ったのがヨーロッパの白人種たちです。彼らは主にアメリカ大陸の先住民(インディオ)やアフリカ大陸の黒人を「ものを言う道具」として売買の対象としたわけです。そして、その後、「ものを言う道具」としての多くの労働力(奴隷)をもっとも必要としたのが広大な土地、少ない人口(白人)のアメリカだったのでアメリカでは奴隷制度が続いたのでしょう。

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質問者

お礼

:現在まで続く・・・                                                          すみません。私が言いたかったのは、「白人が黒人に対して行った事の始め」ではなくて、「世界で始めに行ったのは誰か。された側は誰か。」ということです。すみませんでした・・・。  

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