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北アフリカ出身のアメリカ人
北アフリカ出身のアメリカ人は人種でいえば何に属すのでしょうか?コーカシアンになるのでしょうか?肌の色が違うだけで顔立ちは白人のような顔をしています。北アフリカ出身の人は北米では黒人とは呼ばれないのでしょう?
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たまたま最近アメリカの何かの研究データの人種統計について目にする機会があり、これまで見たことのない項目があったのですが、この質問で「あーそういうことかー」と腑に落ちました。その項目というのがWhite not Hispanic or Latino originと書かれており、Whiteと区別されていました。 興味をもったのでググったところ、アメリカの国勢調査の人種区分はそこまで細かく分けておらずWhiteでくくってます。 White – A person having origins in any of the original peoples of Europe, the Middle East, or North Africa http://www.census.gov/topics/population/race/about.html ですので北アフリカのアメリカ人の方は、アメリカではWhiteということになりますね。
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- trytobe
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元々の西ローマ帝国の名残りもあり、中世でも地中海を挟んでポルトガル・スペイン側のジブラルタル海峡での交流や、イタリアの島しょ部との交流などがあるために、 モロッコやチュニジアのように、ベルベル人やフェニキア人がいたところにアラブ人がやってきて、混血が進んだ形で、現在の地中海沿いの北アフリカ地域出身者が生まれた、というベルベル人系とするのが無難かと思います。 ベルベル人 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E4%BA%BA
お礼
ありがとうございます。
- moritaroh
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北アフリカは、意外と多民族国家が多いです。 より南方の、ブラックアフリカン(黒人)も多く住んでいますが、アラブ系の民族、また、もともとサハラ砂漠より北のアフリカ大陸に先住していたベルベル人などもいます。 件の、北アフリカ出身のアメリカ人の方は、おそらく…アメリカ在住の白人っぽい見た目だけど、アフリカ出身者…ということですよね? もしかしたら、ベルベル人の方かもしれません。日本では馴染みのない民族ですが、植民地時代を通じ、ヨーロッパの各国にも多数が移民しています。また、北米に渡った人もそれなりにいるようです。 ベルベル人は、見た目的にはコーカソイドに含められているようですが、遺伝的には、ネグロイド(黒人種)とコーカソイドの混合人種とされ、ネグロイドからコーカソイドへと分離していったのを表しています。やや黒髪の場合が多いものの、青い瞳で透き通るような白い肌…などをしていますが、多数のネグロイド由来の遺伝子を持っているようです。 有名なところでは、サッカーの元フランス代表選手であったジネディーヌ・ジダンがベルベル人であることを公表していますね。 ただし、北アフリカでも、ベルベル人以外にもコーカソイド系の形質を持った民族は多くいます。 また、通例的に、北米で「コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイド」などと区分けして言うのは差別的に受け取られる場合もあります。 人種は、見た目などでざっくりと区分けできますが、それらよりも、言語や文化といった面で、適切に「民族」としての部分を尊重するようにすべきだと思います。 この点は、モンゴロイドとして、日本人・中国人・韓国人などが一緒にされてしまうのを、文化や言語、思想背景をベースに嫌がったり、南米系とアフリカ系とで見た目は同じネグロイドでも、一緒にされるのを嫌う場合があるのと同じですね。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます。
お礼
ありがとうございました。