ギターの場合ですが、指板上でスケールの配置を視覚的に把握できているのであれば、単純に考えて、そのポジションを平行移動させるだけでキーを移動することができます。
Aマイナーペンタトニックスケールの場合は、主音はキーで示されているようにAになります。
このマイナーペンタトニックスケールのキーを移動して、Bマイナーペンタトニックスケールにするとしたら、主音がAからBに移ります(全音分上に移行します)。 主音が移動すれば、他の構成音も全体が同様に移動しますから、スケールのポジション全部が2フレット分上に移動することになります。
ですから、Aマイナーペンタトニックスケールのポジションの形(相対的な配置)はそのままに、それを平行移動させれば良いはずです。
スケールを他のキーに動かす時には、上と同様にスケールのキーが示している音に主音の位置をあわせるように、ポジションを平行移動させればよいでしょう。
スケールやコードフォームについては、指板上の押さえる位置だけでなく、どのポジションの音が主音や根音にあたるのかも併せてみていった方がよいと思います。
また、各フレットポジションの音名も併せて覚えるようにしていくと、このあたりの応用も利きやすくなると思いますよ。
参考になれば。