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衆参ねじれは、必要か

「衆参ねじれ」が日本の政治を停滞させるので、制度改正が必要だという報道が多いです。 でも、原発政策では自民党を支持するけれど、憲法改正は支持しない場合、「衆参ねじれ」で政府の暴走を止めてもらわないと困ると思うのです。 衆参ねじれは、必要ではないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

「ねじれ状態」が常に必要か、といわれると疑問です。 ただし、「ねじれ状態」になること自体が悪いことだとは思いませんし、時には必要なこともあります。 仰るように、政治に期待することというのは多岐にわたるので、ある政党の主張が全て賛成だ、ということはまずないでしょう。 その場合に、仮に衆院だけの一院制であったら、衆院選が終わった後、4年間は国民の意見を反映する機会が無く、ひたすら勝者が好き勝手に法律を作り放題、という状況が出来てしまいます。選挙って、その時々のムードとか、そういうものも大きく結果に影響がしますから、それって凄く危険です。 現在の衆院の任期が解散アリで4年。 参院の任期が6年で、3年ごとに半分ずつ改選。 で、計3回(衆参同時選挙でも2回)の時期の選挙で選ばれた議員がいる、という状況は理に適った方法だと思います。 その上で、ねじれ状態になる、というのはより慎重に議論をして欲しい、という意見の反映でしょう。 政権がしっかりと国民に支持されるようなことをしているのであれば、ねじれ状態にはなりません。 なので、「ねじれ状態」が常に必要だとは思いませんが、ただ、「ねじれ状態」が悪い、ということはありません(ちなみに、憲法改正は衆参ともに3分の2以上の賛成が必要なので、「ねじれ状態」でなくとも成立阻止となることは十分にあります)

tk4mzt2
質問者

お礼

質問の意図に沿ってご回答いただき、ありがとうございました。

tk4mzt2
質問者

補足

憲法改正を例にあげたのは、質問の意図を理解しにくくしたかと反省しています。

その他の回答 (3)

  • oshinabe
  • ベストアンサー率36% (138/378)
回答No.4

憲法の改正には衆参両院での可決に加えて、国民投票が必要です。 決定権がこちらにあるというのに、議席数だけで改正されてしまう、と言うのは焦りすぎですよ。 投票の結果、賛成多数で改正となった場合には反対する術もありませんけどね。 多数派の意見が色濃く反映され、少数派の意見が反映されないのは民主主義の特長です 改正を抜きに考えた場合には与党は両院において多数を確保しているほうが望ましいとは思います。 リーマンショックがいい例になりますが、迅速な対応が必要な状況下においては衆院通過、参院否決、衆院再可決のサイクルは時間がかかりすぎです。 ただ与党、政府案がフリーパスで国会を通過する状況そのものは好ましいとは言えません 「与党のすることにはとりあえず反対」ってだけで仕事している気になる野党というのも褒められたものではありません。 正直どちらとも言えないですね。 議席の振り分けを任意で決めれるわけでもないので、ねじれがいい、悪いと言ったところで 決定する権利は個人にはないわけですし。

tk4mzt2
質問者

お礼

ねじれは一長一短ということでしょうか。ありがとうございました。

  • wsde1484
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.3

確かに言われている「衆参ねじれ」の政府の暴走防止止めは分かります。 しかしながら、世界の政治経済の変化と激動は、日本国の明日を見えなくししつつあります。 その観点から、明治維新のように多くを犠牲にしつつ前進し、戦争は避けながら、強力迅速な政治経済を進め国民を守る曲がり角に日本は突き当たっていると思います。 しかし、今回の選挙のような勝たせ過ぎは、今の政治では憲法改悪の不安があり、益無きと考えている点は同じと思います。国内に種々の問題を抱えながら、世界の動きが見えない日本を如何するかが、私達日本人の義務と権利です。 あまり時間は残されていません。

tk4mzt2
質問者

お礼

ご高説が難解で理解することが難しいですが、ありがとうございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

今のように参議院にかなりの権限を与えてしまった二院制議会では、ねじれはある意味議会制の否定のようなもので、好ましいことではありません。 本来の二院制では、参議院には良識に基づいたチェック機能だけを求めるべきで、衆議院で可決された法案をすべて否定できる権限は与えるべきではありません。昔の貴族院やアメリカの上院などはそれに近い存在でした。 日本の参議院も戦後しばらくは大選挙区制(全国区)で、選ばれる議員も常識ある知識人が多く、政党から距離を置いて、大局的見地から政策を判断しました。当時の緑風会などは、今のような党議拘束を受けず、議員一人一人が独自の判断で投票したものです。 そうすることによって、チェック機能としての参議院の存在意義が担保されていましたが、今のような小選挙区制になると、政党の一部分になってしまい、参議院の意義が薄れました。今では衆議院のいじめっ子でしかありません。政治意識など皆無のタレント議員が跋扈するようになり、良識あるチェックなどとはほど遠くなりました。 憲法改正して参議院の役割権限を見直すか、選挙制度に昔のような全国区制を取り入れるかすべきです。そうしないと日本の政治はますます劣化するでしょう。

tk4mzt2
質問者

お礼

見解を異にしますが、ありがとうございました。

tk4mzt2
質問者

補足

公約を守らず言葉の詐術で国民を欺く政権の害を少なくしたり、現政権のある政策には賛成だが他の政策には反対という場合、直近の民意で制約を加えることが必要だと考えました。

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