選挙民は基本的に「自分さえ良ければ良い、日本さえ良ければ良い」でよいと思います。
例えば原発停止ですけど、停止して廃炉にすれば化石燃料を使うので電気料金が上がる、燃料を燃やしますから大気汚染が広がります。
そうなると電力料金値上げ反対、きれいな空気を守ろうと、矛盾した主張を繰り広げることになり、現実問題テレビ等を見ても原発反対を主張する政党も具体的な話になると言葉を濁すので、この点は理解できると思います。
しかし民衆はこの矛盾する主張をしてもよいと思う、原発を廃炉して電気料金を下げ、きれいな空気を守る、税金を安くして社会福祉を充実させ、赤字国債を発行しない。
誰が考えても全てを満遍なく行うことは無理ですが、この矛盾に対して優先順位を付けて最大多数の幸福を目指すのが政治家の仕事、選挙民はエゴで頭が悪くても問題ない、政治家は全てを受け入れるのではなく、矛盾を調整していくのが仕事ですから、公約違反やマニュフェストが守れなくとも、結果として100年先も安心して暮らせる社会が実現されれば文句はないと思う。
私も総論賛成ですが、自分だけは楽をしたいので、年金に関しては私の年代から下は無くなってもかまわないが私だけは欲しいと思うし、医療費の抑制は賛成だが、私だけは高額医療をタダ同然に受けたいと思っている、つまり自分の身に跳ね返る各論になると反対します。
高邁な理念のある一般大衆など、どこかの独裁国家のようで逆に気持ちが悪いと感じます。
お礼
賛成できない点もありますが、ちゃんと回答してくださってありがとうございます。参考になりました。感情論も入っているとは思いますが、どうしても私は「せめて自分の子どもたちの世代のためにより良い社会になるように」と考えてしまいます。親になったことがある方の多くなら分かって下さると思いますが・・