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小選挙区で落選した首相って過去にいますか?
解散した首相が、解散後の選挙の小選挙区で落選したことって過去にありますか?
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現職の総理大臣が選挙で落選した例は過去にはありません。 総理大臣経験者が選挙で落選した例であれば片山哲、石橋湛山、海部俊樹が該当します。
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- blackhill
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#2の補足。小選挙区制の本舗イギリスについての説明が足りませんでした。 イギリスの場合、2大政党の地盤は伝統的に決まっていて、大都市部では労働党、農村部では保守党が強い。その結果、両者が混じっている地域での勝敗が全体の流れを左右します。これは日本も同じ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99 違うのは、候補者が必ずしも地元に縁があるとは限らないことです。勝てない選挙区では、党本部に有望新人の推薦を依頼します。まだ若い新人は、精いっぱい奮闘しますが、もちろん負けます。しかし、その過程で能力を発揮すると党本部に認められ、補欠選挙や次回総選挙で有力な選挙区に推薦され、当選の確率がぐっと高まります。前回の総選挙で自由民主党を含む3党の党首はいずれも40代でしたが、それは世襲制度のおかげではなく、新人発掘・育成のシステムが整っているからです。 閣僚クラスになると、必要なら国替えで絶対安全な選挙区を割り当てられ、政治活動に専念できます。だから、いくら与党が劣勢でも、首相が落選することは考えられません。
- blackhill
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オーストラリアのハワード自由党党首は3期連続して首相を務めたが、2007年の総選挙で労働党に大敗し、自らも議席を失った。 首相ではないが、アメリカ大統領選挙でもカーター(民主党)、父ブッシュ(共和党)がそれぞれ選挙に敗れたのは記憶に新しい。フランス、ドイツなど重複立候補制度のある国では、有力政治家が比例復活するのは珍しくない。 たとえば、5期にわたりドイツの首相を務めたコールCDU党首は選挙に弱いことで有名で、比例復活で議席を得ることが多かった。全国的、国際的な評価と、選挙区の評価が違うのは当たり前ということだろう。 小選挙区比例代表併用という制度であれば、当然、起こりうる現象である。