- 締切済み
タイマIC「555」でドリルを低速回転させたい
お世話になります。 ドリル(12V駆動)を低速で回転させるための回路を教えてください。 趣味の電子工作で基板の穴あけ用ドリル(12V駆動)の回転数をタイマIC「555」を使った簡単な回路(PWM)で制御しています。 ドリルは12Vのモーターにスイッチがついただけの単純な作りでした。 使いにくかったので回転数を制御できるように、ネットで見つけたタイマIC「555」を使ってモーターを回す回路を作りました。 回転数はボリュームで変更できるようにしています。 しかし回っている状態で回転数を落とす分には大丈夫なのですが回転数を落とした状態でスイッチを入れるとドリルが回りません。 恐らく回し始めのパワー不足のせいだと思います。 今でも実用には問題ないのですが、できればもっと低速でも使えるようにしたいと思っています。 そこで今の回路に、スイッチを入れた時、ドリルが回り始めるまでそれなりのパワーを与えるような改造をしたいのですがどのようにすれば良いのでしょうか? 今の回路はネットで探したよくある回路ですが元ネタを見つけられないのでご提示できず申し訳ありません。 簡単な回路であれば全とっかえでも構いませんので教えて頂けないでしょうか。 一番良いのはドリルが回っているのを検知してPWMに切り替えることですが、次善の策として、最初のわずかな時間(0.5秒位?)はPWM制御しないという方法でしょうか・・・ ボリュームの位置がある抵抗以下だったらこの機能を有効にするという制御ができると更に嬉しいです。 オンディレイというのがあるそうなので、これを上手く使えばできそうな気がするのですがやり方がわかりません。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (27)
- 専門家の回答
みんなの回答
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。 Q1.回転数を安定させるにはどうしたら良いでしょうか? ※値を変えて試すとしてもどの辺を弄るのが有効なのかわかりません。 回答>> モーターの抵抗値が確か5Ωだったと思いますが、測定時にテスタの校正はされましたか? テスタのリードの抵抗値をテスタ・リードの先端をショートしてその値re(Ω)を覚えておいてモータの抵抗値Ra(Ω)を測定し、その測定値Ra(Ω)からre(Ω)を引き算して正確なモータの抵抗値を求めます。モーターの抵抗値5Ωはこのような測定で求めたものでしょうか? いずれにしても回転数が不安定ということですので、対策としては 1) 抵抗R3(4.7kΩ)の値を小さくする。R3に並列に100kΩのボリュームを接続して、ボリュームの値を最大の値からモータの回転が安定になるまで少しずつ小さくしてゆきます。安定になった時点でボリュームを外してその抵抗値をテスターで測定し、その値に近い固定抵抗をR3に並列に取り付けます。 2) それでもうまくゆかない場合はQ2のベースとGNDの間に560Ωか680Ωを接続してゲインを落としてみてください。これで安定になると思います。 Q2.積層セラコンと電解コンデンサで挙動が違うのですが電解コンデンサの接続が間違っているのでしょうか? 回答>> 電解コンデンサの接続の極性が反対です。Q1のベースは電源Vccより0.6V程度低いだけですがQ1のコレクタは制御状態では数Vになってますのでコレクタ側の方が電圧は低くなります。したがって電解コンデンサは電圧の高い方を+に低い方を-に接続します。 Q3.ボリュームはどちらも1/3程度回すと全開になってしまいます。もう少し有効範囲を広げることはできないでしょうか? ※逆にもっと小さいボリュームに変える? 回答>> モータの回転が安定になってからもう一度確認してみてください。もし、それでも同じように「1/3程度回すと全開になってしまう」ならば1kΩのボリュームを500Ωのボリュームに変更すれば有効範囲は広げられると思います。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
回答NO.15の補足です。 1)回路図の訂正:Q1のベース-コレクタ間のコンデンサC4(33uF)に直列の抵抗R18をR19に訂正します。基準電圧発生用抵抗R18とダブってしまってましたので。 2)シミュレーションの説明。 シミュレーション結果のグラフの横軸は単位が[V]で表示されてますがトルク[gr/cm]に読み替えてください。このシミュレーションはモータの負荷、この場合はDC MOTOR Modelの負荷(電圧源V3)をゼロから100gr/cmまで変化させた時のモータの逆起電圧(V(ea))、モータの電圧(V(m+))、モータの電流(I(Ra1))、ブリッジの電圧(V(br))を確認したものです。結果から、モータの逆起電圧V(ea)は負荷の増大に対して減少しないで、少し増加するぐらいになっているのが分かると思います。 これは、モータの負荷が増えても回転数が落ちないでほぼ一定に保たれることを示してることになります。負荷の増加に対して回転数が増加傾向になっているのはブリッジのバランスが崩れて、R2の値が本来のバランス条件より小さめの値に設定されているためです。
お礼
こんばんは。 わかりやすい説明ありがとうございます。 今度こそ期待通りの結果になりそうなので修正が楽しみです。 修正したらNo15のお礼でお知らせします。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
miruha2011さん、お返事大変遅くなってしまいました(汗) シミュレーションだけだとちょっと回答が難しそうだと感じてましたので手持ちのDCモーターを使ってブレッドボードを組んで検討してみました。 使ったモータはCDプレーヤのメカのローディング用に使用されていたモータです。電機子抵抗Raが13Ωで無負荷の回転数が電圧5Vで4300rpmという素性のモータとなってます。 検討した結果は; 1)抵抗R1はモータの電機子抵抗Raの1/3程度に大きくしないと低速での制御は難しい。 最初に御提示したR1は電機子抵抗Ra=5Ωの約1/5の1.1Ωでしたが、検討した結果はモータの回転数は3000rpm程度までしか下げられませんでした。 R1の抵抗値を上げることでブリッジで検出できるモータの逆起電圧の値が大きくなるのが効果的なようでした。 2)制御安定性の確認 安定性が悪く、低速度で一定の回転数で制御がうまく行われない状態であるのが確認できました。 対策としてQ1のベース-コレクタ間のC4を33uFと240Ωの直列回路に変更することで位相余裕を増やして安定に制御できるように変更しました。33uFの電解コンデンサはサイズとしては大きくなってしまいますが必要です。ただ、miruha2011さんのモータの場合ではモーター定数が不明ですので何ともいえませんが、240Ωは変えないで、33uFを小さくしてどこまで安定に回転するかは申し訳ありませんが実験して追い込んでください。 3)基準電圧回路の抵抗R18の値 低速で安定して回転できるようになってからですが100Ωでは1500rpm程度までしか落とせなかったので47Ωに変更してみました。これで800rpm程度まで落とせるようになりました。 実験回路:こちら→ http://yahoo.jp/B6hnUP miruha2011さんのモータの電機子抵抗は5ΩですのでR1、R2とR3はそれぞれ、 R1=1.5Ω R2=1.3kΩ R3=4.7kΩ に変更が必要です。 また、回路図でモータの回路には等価モデルを作って使用してます。(点線の四角の中) 以上ですが、これでもうまくゆかない場合はまた質問してください。
お礼
こんばんは。 試してみましたので結果をご報告します。 ・教えて頂いた回路(※1)で低速回転するようになりましたが低速は不安定で回転数がしょっちゅう増減しました。一秒間に目まぐるしく増減する感じです。積層セラコンを束ねて50uFまで増やしてみましたがあまり改善は見られませんでした。 ※1:ボリュームは5KΩではなく1KΩにしていますので少し違います。 ・次にコンデンサーを積層セラコンから電解コンデンサーに変えてみました。(Q1に接続する方を+、R18と接続する方を-にしました。)電解コンデンサーにすると4.7uFでも低速は安定しましたが、ボリュームを少し回して回転数を上げると途中で回転数が不安定になりました。 【教えて頂きたいこと】 Q1.回転数を安定させるにはどうしたら良いでしょうか? ※値を変えて試すとしてもどの辺を弄るのが有効なのかわかりません。 Q2.積層セラコンと電解コンデンサで挙動が違うのですが電解コンデンサの接続が間違っているのでしょうか? Q3.ボリュームはどちらも1/3程度回すと全開になってしまいます。もう少し有効範囲を広げることはできないでしょうか? ※逆にもっと小さいボリュームに変える? よろしくお願いします。
補足
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 教えて頂いたように回路を変更して試してみます。 6日まで帰省しますので試すのはそのあとになります。 ご連絡が遅くなると思いますがご了承ください。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。 すみません、OKWAVEに最初は戸惑ってあたらしいIDを登録したりして混乱してしまいましたが、結局同じもんだったんですね。 新しく立てていただいた質問の回路の回答をアップしようとしたら閉じられてしまったので回路をこちら(http://yahoo.jp/b7KBRv)に載せておきます。 文章での回答にツェナーダイオードが抜けていたのと、スイッチング周波数を100kHzまで上げなくて22kHzでできるように定数を調整しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 同じものだということがハッキリしましたので安心しました。 私の方はgooのアカウントを持っていませんので今後もこちらで質問させて頂きます。 また、いつも回路まで作成して頂きありがとうございます。 やりたいことが色々溜まってきたので直ぐには試せませんが順番に作成していきたいと思います。 その際不明点が出た時は改めて質問させて頂きます。 いつも質問をウォッチしている訳ではないと思いますので目に止まると良いのですが・・・
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。 >こちら(http://okwave.jp/qa/q7851184.html)に新しい質問をしましたのでご回答をお願いします。 >ドリルの方は進捗がありましたらご報告します。 すみません、質問を載せられたOKWAVEには登録してませんでしたのでできればこちらの 教えてgoo のほうに質問を上げていただきたかったですね。
お礼
失礼しました。 最初の質問をしたのも、いつも回答を頂いていたのもOKWAVEの方でしたのでgooだとは全く気付きませんでした。 gooとは完全にリンクしているのではないでしょうか。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。 回答NO.11への補足についてですが、このトピの最初のテーマ「タイマIC「555」でドリルを低速回転させたい」から大分ずれてしまいますので、できましたら新しく 質問 を立てていただけませんか? よろしくお願いします。
お礼
失礼しました。 こちら(http://okwave.jp/qa/q7851184.html)に新しい質問をしましたのでご回答をお願いします。 ドリルの方は進捗がありましたらご報告します。
補足
お待たせしました。 やっと基板を作成し実装しました。 ※私の技量では、真中に直径1センチの穴が開いている3センチ角の基板に収めるのは大変でした。 結果としてはやはり低速が出ませんでした。 モーターからのキュイーンという音は出なくなりましたが、ボリュームを絞ってもほとんどスピードが落ちません。 こちら(http://yahoo.jp/PArGiD)に私の作成した回路図を載せましたので宜しければご確認ください。 基板はeagleで作成しましたので結線ミスはないと思います。 回路も間違っていないと思いますが多少変更している部分もあるのでちょっと自信がありません。 また、手元に部品がなかったので実装上は次の抵抗を変更しています。 R1,R13の1.1Ω→1Ω R5の56Ω→51Ω この変更がスピードが落ちない原因でしょうか? ※帰省しましたのでアドバイスを頂いても試せるのは7日以降になりますのでご承知ください
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。回答が遅くなってしまいましたが、以下に回答します。 >【確認したいこと】 >Q1.R13 11Kがサーミスタで宜しいでしょうか?サーミスタはQ1にボンドとかで張り付ければ良いのでしょうか?ホットボンドならあるのですが・・・ 回答>R13(11k)がサーミスタです。値11kは温度が80℃になった時の抵抗値です。 トタンジスタへの取り付けはホットボンドで大丈夫でしょう。 >Q2.チップ部品に出来るものは代替品にしたいと思います。 >2SC1815→2PD601A、1N4148→CRG03、LM358→LM358MX 回答>代替品に問題はありません。 >Q3.これまで私が持っていない抵抗値も出てきましたが、参考までに今後使いそうな抵抗値を教えて頂けないでしょうか? >※「もしかしたらこれ」というのを幾つかで結構です。私も手元に結構持ってますが、10K,12K,15Kみたいな感じで全てを持っている訳ではありません。無茶な質問だと思ってますので答えにくければ結構です。 回答>すみません。回答した回路図でE24系列も使ってしまいました。手持ちの抵抗は種類を増やしたくないものですよね。回路の抵抗値を見直して、全てE12系列に変更しました。 回路図はこちら。 → http://yahoo.jp/OlvmH4 >1)スイッチオン時にキュィーンという音 >補足を書いた後で説明不足に気付いたのですが、音はドリルからしています。 >C6(サーミスタの回路のC2。以降は全てサーミスタの回路の番号で記載します)を大きくすると音は止まりますが低速が下がらなくなってしまいます。 >サーミスタの回路のR11を47、C2を0.22u、R7を220、R5を4.7、位が低速の速度が丁度良いようですがドリルからは音が鳴ってしまいます。 >R4は5Kだとちょっとしか使わないみたいなので1Kに変更してみました。それで気付いたのですが、低速側に回していくと速度は落ちるのですが、目一杯回す直前ぐらいが一番遅く、途中から逆に速度が少し上がってしまいます。 回答>まず、抵抗R12とトランジスタQ4のコレクタと抵抗R11の接続が間違ってました。上のURLの回路図を参照してください。 それから、ドリルからの音はモータの回転が不安定のため鳴っていると推定されます。追加の対策としてブリッジのバランスを少し崩すことによりより安定になります。回路図でR2を560Ωと27kΩのパラ接続にします。 それから、VRを1kΩに変更する件はOKです。それに加えて、ボリュームとC点の間に100Ωを挿入してください。これはボリュームを絞っていった時に回転数が上がってしまう現象の対策です。これでボリュームを絞りきった時の回転数がまだ高いようでしたらこの100Ωをもっと小さい値に変更してみてください。 次に、回路の「R11を47、C2を0.22u、R7を220、R5を4.7」の変更ですが、これは変更前の値に戻してみてください。 >2)Q1の発熱について >サーミスタの回路を作っていただいたので12vのままでいきます。 >Q1は2SA1358にしますがスペースの都合で放熱板はつけません。 ドリル使用時の負荷の大きさや作業時間にもよると思いますのでそれで試されるのも良いかと思います。
お礼
何度も回路の変更、各定数の再計算など本当にありがとうございます。 今日サーミスタを買って来ましたので早速試してみます。 ※前回のご報告で勘違いさせてしまったようですが、まだサーミスタ版は作成していませんでした。これから試してみますがまだ基板を起こしていないのでユニバーサル基板でやってみようと思います。 多分今晩はやりきれないと思いますのでご報告は早くても明晩深夜以降になると思います。
補足
この回路をFANコントローラーに応用したいと考えています。 ネットで良く見つかるのはPWMがほとんどですがPWMの音とノイズが気になっていたのですがこの回路なら気にしなくて良さそうです。 同じようにできないかと2ピンタイプのFANの抵抗値を測ってみましたがなぜか測れませんでした。電源につなぐと回りますので断線はしていないようです。 Q1.仕組み的にモーター部分の抵抗値がわからない場合はこの回路は使えないと思いますが、FANのコントロールに適した回路を教えて頂けないでしょうか。 ※回転数をPICから制御しやすい方法でお願いします。 ・PICで温度・回転数を元に自動制御したい ・2ピンのFANは対象物の温度、周辺温度を元に回転数を電圧で制御(サーミスタで計測) ・3ピンのFANは対象物の温度、周辺温度、FANの回転数を元に制御 お時間のある時にお願いします。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
サーミスタによる温度検出→シャットダウン の回路図をここ(http://yahoo.jp/Bt_Xaq )にアップしました。 それから、サーミスタとツェナーダイオードはこちらを参考にしてください。 → NTCサーミスタ(温度検知・温度補償用)100kΩ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05295/ ツェナーDi http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06000/
お礼
サーミスタの回路を作成して頂きありがとうございます。 サーミスタを購入して試してみます。 これまでブレッドボードでやってましたが動作がおかしいのはどこか配線が間違っているためだと思いますので、基板を起こすことにしました。 ご報告が遅くなってしまうと思いますので予めご了承ください。 【確認したいこと】 Q1.R13 11Kがサーミスタで宜しいでしょうか?サーミスタはQ1にボンドとかで張り付ければ良いのでしょうか?ホットボンドならあるのですが・・・ Q2.チップ部品に出来るものは代替品にしたいと思います。 2SC1815→2PD601A、1N4148→CRG03、LM358→LM358MX Q3.これまで私が持っていない抵抗値も出てきましたが、参考までに今後使いそうな抵抗値を教えて頂けないでしょうか? ※「もしかしたらこれ」というのを幾つかで結構です。私も手元に結構持ってますが、10K,12K,15Kみたいな感じで全てを持っている訳ではありません。無茶な質問だと思ってますので答えにくければ結構です。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。回答へのお礼ありがとうございます。 早速ですが、ご質問について下記に回答いたします。 1) >【気になる点】 >1.スイッチオン時にキュィーンという音がする。 >※ブレッドボードで組んでいるせいでしょうか?(発振?) これは多分、発振でしょう。発振対策の位相補償が足りないようですね。位相補償用のコンデンサC6を0.1uFから4.7uF(こちら→http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05104/ )の積層セラミックコンデンサに変更してみてください。シミュレーションで見てみましたが1kHから2kHzの間辺りの周波数で発振する可能性がありそうです。C6の変更で対応可能だと思います。 2.低速が出ない。 ※555で組んだ時に比べ低速があまり落ちません。もう少しゆっくり回って欲しいのですが、もしかすると(2)のご指摘にあるR2、R3の抵抗値が小さ過ぎるせいでしょうか? 低速が出ないのは定電流回路の抵抗R5の電圧降下が邪魔してるようです。対策は定電流回路のR5の電圧降下の値を小さくします。そのためにR7を1kΩから510Ωに、R5を330Ωから51Ωに変更してください。これでかなりな低速まで調整できるようになると思います。 2)Q1の発熱について。 負荷をかけないでフリーで回転させている場合には電力損失はそれ程大きくなりませんが、負荷をかけてゆくとかなり大きな電力損失になります。今日、詳しく検討して見ましたら最大6W程度にもなることが分かりました。これを減らすには (1) 素直に大きな放熱板を取り付ける かあるいは (2) 電源の電圧を7V程度以下にする。もし、5Vでもモータトルクに余裕があれば6VのスイッチングACアダプター(こちらのような http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01802/ )に変更されれば発熱は2W以下に抑えられます。この場合は同時にR6を13kΩに変更する必要があります。 発熱を極端に抑えられるのはスイッチングですが、この制御回路をスイッチングタイプにするにはかなり大掛かりな変更と回路規模になってしまいますので現実的には難しいと思います。 3)R11について >昨日動かした時には低速側はあまり遅くなりませんでしたが高速側はフルパワーで回っているように感じました。それでもR11の変更は必要でしょうか? 負荷を掛けない場合は問題ないんですが、負荷が大きくなってゆくとモータ電流が増加してゆきます。実際の使用でトルク的に問題が無ければ変更しなくてもよいかもしれません。 4)その他 ACアダプターの電圧について:負荷電流でかなり電圧が変動するようですね。電圧が変動すると基準電流を作成している定電流回路の電流が変動してしまいます。具体的には負荷が大きくなるにしたがって電源電圧は下がってゆきますのでその結果、R6に加わる電圧も下がって定電流回路の出力電流が下がり速度制御の基準電圧が下がってしまい回転数が負荷が大きくなるにしたがって下がってしまいます。この速度低下が許容できない場合はR6を分割して分割点とGND間に5V程度のツェナーダイオードを追加して定電流回路を安定化する必要が出てきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 1)スイッチオン時にキュィーンという音 補足を書いた後で説明不足に気付いたのですが、音はドリルからしています。 C6(サーミスタの回路のC2。以降は全てサーミスタの回路の番号で記載します)を大きくすると音は止まりますが低速が下がらなくなってしまいます。 サーミスタの回路のR11を47、C2を0.22u、R7を220、R5を4.7、位が低速の速度が丁度良いようですがドリルからは音が鳴ってしまいます。 R4は5Kだとちょっとしか使わないみたいなので1Kに変更してみました。それで気付いたのですが、低速側に回していくと速度は落ちるのですが、目一杯回す直前ぐらいが一番遅く、途中から逆に速度が少し上がってしまいます。 2)Q1の発熱について サーミスタの回路を作っていただいたので12vのままでいきます。 Q1は2SA1358にしますがスペースの都合で放熱板はつけません。 3)R10 ご指示通り220に変更します。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今晩は。回答NO.7です。土曜日から出かけてましたので回答が遅くなってしまいました。 早速に回路を組まれたようですね。 状況は思わしくないようですので、下記に気がついた点や修正点を書きます。 1) >【状況】 >常に全開でドリルが回ります。 >D2からモーターにつなぐ線を外しても状況は変わりません。 まず、ダイオードD2のカソードの接続先はモータではなく、抵抗R2とR3の接続点です。 それから、抵抗R4ですが、これは5kΩのヴォリュームにします。このボリュームでモータの回転速度を調整します。 2) >【変更した点】 >1.モーターの抵抗値を測り直したら5Ωだったので抵抗値を変えました。 >R1:3-->0.5 (1Ωを2本並列で接続) >R2:300-->47 >R3:2.7K-->470 モータの抵抗は27Ωではなく5Ωだったのですね。これだとモータの流せる電流は電圧が12Vの時に27Ωの場合は444mAだったのが2.4Aにもなってしまいます。 まず、その対策として抵抗R11を1kΩから220Ωに変更してドライブ能力を上げます。 次にQ1のPNPトランジスタ2SA1358ですが、モータ電流が大きくなることで電力損失も大きくなります。最大2W程度の発熱が予想されますので2SA950への変更はNGです。2SA1359に変更して2Wを放熱できる放熱板を必ず追加して置いてください。 次に抵抗の変更ですが、R1を0.5Ωに変更はOKです。R2とR3は比率はOKですが値が小さすぎます。同じ比率でR2=470Ω、R3=4.7kΩにすべきです。 3) >2.持ってない部品を置き換えました >D1,D2:1S1588-->1N4148 >Q1:Q2SA1358-->2SA950 >※回路図にはQ2SA1358と書いてありますがデータシートを見つけることが出来なかったので記号からPNPかと>思い2SA1358と解釈し手持ちの2SA950にしました。 ダイオードの変更はOKです。トランジスタQ1については上で説明しました。 4) >【気になっていること】 >1.R7,R5,R11,R3は直接GNDに落しました。 >※プリント基板を起こすつもりなのでその時には分けようと思いますが、ブレッドボードではごちゃごちゃし>てしまったので・・・(汗;) > わざわざ別線にしているので、これがいけないのでしょうか? この配線で「常に全開でドリルが回ります。」という状態にはならないので大丈夫です。 5) >2.R4の接続方法を私が間違えていないか気になっています。 >最初は3番ピンをGNDに落したのですが回路には書かれていなかったので3番ピンには何も接続していませ >ん。 >これで回路図通りでしょうか? ご質問の意味がよく分かりません。3番ピンとはどの部品の足の番号でしょうか? もしボリュームの結線のことでしたら、添付図のように配線してください。 6) >3.R6の抵抗値は何か意味があるのでしょうか? >39Kの抵抗は手持ちになかったので30K+18K2本で39Kにしているつもりですが、47Kとか30kではだめ >なのでしょうか? R6はダイオードD1とR7に流す電流を設定するための抵抗です。変更は可能ですが30kΩにしてください。 7) >4.R5の抵抗値は何か意味があるのでしょうか? >R6と同様ですが300の抵抗は手持ちになかったので150+150で300にしています。330とかでも >良いでしょうか? R5にはは抵抗R7の電圧降下とほぼ同じ電圧が掛かるように回路が動作します。結果として一定の電流がQ2のコレクタに流れます。R5の値を330Ωにし、R6を30kΩにした場合、Q2のコレクタ電流は約0.6mAになります。この程度の電流の変更ならば動作には支障ありません。 以上ですが、これで動作すると思いますので確認してみてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご回答頂いた内容はつい今しがた拝見したばかりですのでまだ試していません。 明晩試してみます。 前回のお礼を書いた後、Eagleで回路図を起こしながら配線ミスに気付きブレッドボードで再チャレンジしました。 一応ボリュームで回転数の調整はできるようになりましたが、今回ご指摘頂いた件はまだ反映していないせいか、動作上気になる点がありました。 抵抗値等は前回お知らせしたままです。 ボリュームの接続方法は理解しましたのでご指摘通りに変更します。 R6も30Kに変更します。 R11も220に変更します。 【気になる点】 1.スイッチオン時にキュィーンという音がする。 ※ブレッドボードで組んでいるせいでしょうか?(発振?) 2.低速が出ない。 ※555で組んだ時に比べ低速があまり落ちません。もう少しゆっくり回って欲しいのですが、もしかすると(2)のご指摘にあるR2、R3の抵抗値が小さ過ぎるせいでしょうか? Q1についてはご相談があります。 ちょっと長くなってしまいますがご相談させて下さい。 今回のドリルは「DS012D」というホビー用の卓上ミニドリルなのですが、ピラー部分がプラスチックの塔になっていてその中に組み込みたいと思っています。組み込める基板の大きさとしてはおよそ3センチ角位で真ん中に直径1センチ程度の穴をあける必要があります。 (DS012Dは発売していないのかURLが見つかりません) 最初は秋月で売っているボリュームで分圧しスピード調整していたのですが、先日焼き切れてしまい、こんな使い方はダメなんだと気付き555の回路に変更したのが今回質問するきっかけになりました。 (秋月のボリュームは定格電力が0.125Wでしたが動くから良いかと思ってました。無理させていたんですね。かなり長い間快調に動いていましたが先日アルミの穴開けをして長く回した時、突然ボリュームが焼き切れました。) 放熱板が必要と言うことはかなり熱を持つということだと思いますが、熱を持たなくする方法はないでしょうか? このドリルの使い道は自作基板の穴あけにしか使わないので使用方法としては、ちょっと回してちょっと休憩し、またちょっと回す、ということの繰り返しになります。 一回の回す時間はせいぜい10秒程度だと思います。 余裕をみて1分回すとしてそれでも放熱板は必要でしょうか? 私としてはピラーに収めることを優先したいので、できればQ1が熱くなったら冷めるまで動かなくなる方が嬉しいです。 サーミスタとか使って制御できないでしょうか?
補足
> モータの抵抗は27Ωではなく5Ωだったのですね。これだとモータの流せる電流は電圧が12Vの時に27Ωの場合は444mAだったのが2.4Aにもなってしまいます。 > まず、その対策として抵抗R11を1kΩから220Ωに変更してドライブ能力を上げます。 昨日動かした時には低速側はあまり遅くなりませんでしたが高速側はフルパワーで回っているように感じました。それでもR11の変更は必要でしょうか? 2SA950も特に熱くなっているようには感じませんでした。 発熱については10秒程度しか回していませんでしたのであまり参考にはならないかも知れませんが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 今日は遅くなってしまったので明晩試してみます。 若干疑問点がありますので再質問させてください。 > A1 測定時にテスタの校正はされましたか? 再度計測してみます。 > 2)Q2のベースとGNDの間に560Ωか680Ωを接続してゲインを落としてみてください。 Q2のベースはQ4のコレクタとR12に接続されています。 接続するのはR12とU2のoutの間でしょうか? > A2 電解コンデンサの接続の極性が反対です 逆でしたか! ありがとうございます。 > A3 モータの回転が安定になってからもう一度確認してみてください 了解しました。