シルバーチップテトラの目が？

質問

水槽サイズが、３０cmで水量が約１６リットルです。
亜硝酸も０でいい感じだと思ったのですが、病気らしきものがシルバーチップテトラを１匹ですが、襲い掛かりました。
調べてみたら、目が濁る病気があって、でもそれとは違って、出目金のように目の周りが白く水ぶくれのように膨らんでいます。両目です。
水温はだいたい２７度です。水槽立ち上げから、４か月ほど経ちました。シルバーチップテトラは、飼ってから１か月たちました。
フィルターは、４５ｃｍ用の外部式で、ライトは、８ｗ蛍光管が３本です。
どんな病気かということと、対処法を教えて下さい。お願いします。

回答No.1

x530 · ベストアンサー

恐らく「白濁眼」でしょう。

白濁眼は、眼球表皮に細菌類が感染する病気です。
感染した細菌類を魚の免疫細胞が排除するため集まるため、白濁した大きな腫瘍が出来る病気です。
多くの場合、今後、眼球表皮が大きく出っ張ってきます。

原因は飼育環境の悪化。
・飼育水の汚れ。
・水温の急変。
・ｐＨの低下。
一言で言うならば、水の汚れが主たる原因です。
今後は、マメな水替えと底砂掃除を行いましょう。

白濁眼は、即、死に直結する病気ではありません。
通常、飼育環境を改善すれば、積極的な薬剤治療を行わなくても自然治癒します。
ですが、白濁度合いが進行し、デメキンのように大きく眼球が飛び出すと、何かに眼球をぶつけて、眼球を失う危険性があります。
眼球が真っ白に白濁し、腫瘍が大きくなる場合は、積極的な薬剤治療をオススメします。

白濁眼治療の今後の経過は、、、
・腫瘍が小さければ、長くても一ヶ月ほどで、白濁が改善し腫瘍も小さくなってきます。
・腫瘍が大きい場合、より一層白濁度合いを増し、場合によっては腫瘍が大きく出目金のようになることもありますが、二ヶ月程度で、ある日、突然、ボロッと白濁した主要部分が落ちて、中から正常な眼が現れ完治します。

白濁眼の薬剤治療は、
オキソリン酸製剤による薬浴を一週間ほど行います。
オキソリン酸は濾過バクテリアや水草に被害の少ない薬剤ですから、直接本水槽で薬浴可能です。
白濁眼の魚が弱っていて食欲が無い場合、他の魚に虐められる可能性があるため隔離水槽で治療します。
治療完了後の水替えは、治療完了直後、７日目、１０日目に水替え１／２を行い、薬剤を希釈すれば薬浴は完了です。

オキソリン酸製剤は、次の２種類です。
「グリーンＦゴールドリキッド」
「パラザンＤ」

あまり良い写真がありませんが、下記を参照
http://www.kinhito.com/beginner/tosa07-2.html

注意
今後、飛び出した眼球の付け根に「血管の浮きだしや充血」が認められた場合は、「ポップアイ」別の病気です。
ポップアイはエロモナス菌が原因で、悪性の病気。
薬剤による積極的な治療が必要です。
ポップアイの薬剤、治療方法も、白濁眼と同様です。

お礼

いつも細かく教えて頂きありがとうございます。
お礼をするのが遅くなりましたが、今ではシルバーチップテトラの目もだいたい治っています。

回答No.2

NishikawaPhD

chingu様

眼球の白濁、周囲の水ぶくれという症状は、運動性エロモナス病の他にミコバクテリウム病やクリプトビア病など様々なものがあります。これら以外の細菌の可能性もありますが、眼球の内外で増殖した細菌から放出される毒素が水ぶくれをつくる原因となるようです。運動性エロモナス菌が原因の場合は、グリーンFゴールドリキッド、パラザンD、エルバージュ、フレッシュリーフなどが候補の薬として挙げられます。いずれも抗菌剤を成分とする薬ですが、これらは活性炭やゼオライトに吸着されてしまいます。外部式フィルターの中に、このような吸着剤があるときは除いたほうがいいでしょう。ミコバクテリウム病やクリプトビア病は現在は薬が市販されていないので、治療方法はないといえます。隔離して他の魚に感染が広がるのを防ぐのがベストな対はと思います。細菌検査が出来ないので、どの病気か確定することはできません。しかし、運動性エロモナスとかその他の簡単な細菌感染症であることを期待して、別の水槽に移して上記薬剤を投与するのがよいでしょう。食塩0.3～0.5%ほどを添加しておくと治りが早くなることもあります。

無事に治ることをお祈りします。

お礼

あれからだいたい２０日ほど経ちましたがだいたい治っています。
心配をおかけしてすいません。