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一冊の本 大切な一冊、偶然の出会い
- 一冊の本、なんとも価値がないように見えるがなぜか大切に思える本がある。そんな本を教えて欲しい。
- ある映画に魅了され、その原作を手に取ったらまさかの一冊の本だった。紙の質は悪くシミも浮いているが、中身は映画よりも素晴らしい筆致。
- 偶然手に取った一冊の本、「恐怖の報酬」がなぜか大切な宝物に。今も大切に保管している。
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すみません、一冊じゃなくて二冊ですが、 偕成社のグリムとペローの童話集です。 (童話全集に入っていたもので タイトルは「しらゆきひめ」と「ねむりの森のひめ」) 子供の頃に読んだ本はまだ全部実家にあるのですが、 この二冊だけ手元に置いています。 可愛い挿絵にカラーのページもついたお気入りの本で、 何度も繰り返して読んだ記憶があります。 挿絵を真似て自分で絵を描いて遊んだりしました。 古本屋のチェーンに行くと 子供の本が大量に売られていますね。 母が本を捨てたりしないで 大事にとっておいてくれたので 良かったなと思っています。
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Nannetteさん、こんにちは。私は夜中でも こんにちは ですよ(笑) アルノーと相対性理論のあとで何をか語らんや… 『夢の棲む町』山尾悠子(ハヤカワ書房・絶版) これを前にして、私はある夢をあきらめたのであった。。。 収録作「遠近法」「ムーン・ゲイト」 この強烈なイマジネーションに脱帽。日本にもこんな作家がいたのかと随分驚きました。にもかかわらず、ほとんど無名なのはどういうことだろう…。 http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E6%A3%B2%E3%82%80%E8%A1%97-1978%E5%B9%B4-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95JA-%E5%B1%B1%E5%B0%BE-%E6%82%A0%E5%AD%90/dp/B000J8ODHY/ref=sr_1_11?s=books&ie=UTF8&qid=1353680796&sr=1-11 今は、これで読めるようです。 http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E9%81%A0%E8%BF%91%E6%B3%95-%E5%B1%B1%E5%B0%BE%E6%82%A0%E5%AD%90%E5%88%9D%E6%9C%9F%E4%BD%9C%E5%93%81%E9%81%B8-%E5%B1%B1%E5%B0%BE-%E6%82%A0%E5%AD%90/dp/4336052832/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1353680187&sr=1-3
お礼
いつもご回答有難うございます。 『夢の棲む町』山尾悠子(ハヤカワ書房・絶版) 収録作「遠近法」「ムーン・ゲイト」 人々が眠る白昼に街の噂を集めて夕刻にそれらをばら撒く〈夢喰い虫〉。 足だけの畸形人のダンサー〈薔薇色の脚〉たちの劇場からの脱走。 娼館の鳥籠に住む嗜眠症の侏儒が見る遠い海の夢。 天井裏にみっしりと詰めこまれた畸形の天使たちに起こる異変。 街の夜空を占領し、それ自身の意志や感情をもって活動する巨大な星座。 開かずの部屋の中、撃たれてのけぞった姿勢のまま十年間も静止している女。 風のない夜、街一面に雪のように降りつもる白い羽根。 はるか上空に棲むという透明な巨大浮遊生物。 円形劇場における阿鼻叫喚。すべての破滅。 わたし、山尾悠子さんという方、知りませんでした。ですから検索して見ました。具体的にはまだ よく分かりませんが、レイ・ブラッドベリーなんかが好きなわたしのこと、幻想文学の中でもシュ ールっぽいのが好きなひとにはぜひともトライしてみることをおすすめしたい…ということですし、 久々に読んでみたくなる一冊を見つけたような気がします。
こんばんは。 宝物じゃないけど大切とは難しいですね。 次点と言える物としては志賀直哉の最初の単行本『留女』の”復刻版”でしょうか。 本当の初版本が欲しいのですが高価だったので手を出せないまま古いほうの全集と並べて飾っています。 稀に手にとっても読むことは無いです。読みたい時には新しい方の全集を読むので。
お礼
ご回答有難うございます。 志賀直哉の最初の単行本『留女』の”復刻版”…、すごいものをお持ちですね。そりゃもちろん 本物の初版本であれば、とてつもなく高い価値があるのでしょうけれど…。 この『留女』という本はたしか志賀直哉が自費で出版した、つまり彼の処女作ですよね。留女と は志賀直哉のお祖母様の名前、小さい時からこのお祖母様に育てられた志賀直哉だからこそ、 このタイトルになったのでしょう。でも、やはりここでも、わたしにはこれ以上の知識がありません。 でも、たとえ復刻版だとしても、ご回答者様がとても良いものを手に入れられ、大切になさって いることはよく分かります。志賀直哉の作品って文体が簡潔で好ましく、わたしも学生時代には よく読みました。
私が大事にしていて「宝物というほどではないけど」何度も読み返した本は BASHAR ダリル・アンカ 喜多見龍一 VOICE 刊 全3巻 1987年から1990年 誤解を恐れずに言うと、私はかなり宗教的人間です。中学生の時、弟が病死し、母が持っていた成長の家の教典『生命の実相』を読んだことが下地になって、1990年頃のニューエイジサイエンスブームが私の中に抵抗なく入って来ました。この手の話をすると、相当に頭の悪い人だと思われるか、論理思考ができなくて思考停止に陥っているのだと思われるのがオチなのですが覚悟の上で。 これは、宇宙存在が語る生命の本質というような内容で、エドガー・ケーシーとかシャーリー・マクレーンの著作で紹介されていた「チャネリング=霊媒」の語りをトークショーのような形で収録し編纂した書籍です。 3000冊以上あった蔵書を引っ越しの度に捨て1000冊まで減らしてなおこの本が残ったのは、この時期自分の生き方に大きな方向転換が起きたからです。そのきっかけがこの3冊の本でした。 自分がときめくものを選択する。いまでこそ多くの人が言っていることですが1990年の私は中学生時代読んだ谷口雅春の本の採録という感じに聴こえて懐かしかったです。みんなが論理思考・科学的方法でいくなら私は直感とときめきを信じて生きてみたい。本気そう思わせる妙な力を持っていました。 この本の前は東大理学部物理学科教授だった山内恭彦のエッセイ集『雑叢 一物理屋の随想』岩波書店 1970年11月 が座右の書でした。
お礼
ご回答有難うございます。 質問があまりにも僭越に過ぎたのでしょうか、ご回答がいずれも大変高度なものばかりで、何分にも 浅学なわたしなどには、適切なお礼の書きようもみつかりません。 わたしがまだ学生だった頃、通学の便利さから叔父の家に下宿同然に一部屋貰っていたことがあり ました。叔父は碁将棋の相手でもあり、とりわけ仲が良かったさるお寺の住職さんと、ちょうどここに 書かれているような…宇宙存在が語る生命の本質…などといったことを熱心に話し合っていたもの でした。 横で聞くともなく耳にしていた彼らの話、わたしには宗教的…というよりも、もっと自然科学的なもので はないかと思えたものでした。自分がときめくものを選択する…、やりたいことをやりなさい…、そうし た論理性を離れた直感、それもまた信じるに足りるものなのかもしれませんね、わたしにはこれ以上の 知識もありませんが…。
- アウストラロ ピテクス(@ngkdddjkk)
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ちょっと学問的な本で失礼します。 プロフィール欄にも書いてあるんですが、大学2年生のときに電磁気学の授業で先生から紹介してもらった、ランダウ・リフシッツ著 理論物理学教程「場の古典論」(日本語訳ver.)です。 相対性理論の場の扱いから始まって、それを電磁気理論に拡張して行く筋書きになっているのですが、まあ難しい書き方している本です。 とは言え、数学を知っていれば読み進められるだけあって、理論的背景がこうも巧妙に成り立っているのかと感じさせてくれる一冊です。
お礼
ご回答有難うございます。 ランダウ・リフシッツ著 理論物理学教程「場の古典論」(日本語訳)、ちょっと学問的…、あの~、 いいえぇ、ものすごく学問的じゃありませんか。 …相対性理論の場の扱いから始まって、それを電磁気理論に拡張して行く筋書きになっているのです が、まあ難しい書き方している本です…。 たとえそこまでご説明いただかなくても、まあ難しい…ご本だということはよく分かります。電子の運動 には位置の変化はあっても軌跡が無い…などとわたしにご説明なさらないでくださいませ(汗)。 アイコンはお坊ちゃまですか、可愛い~、それにお父さまに似て頭が良さそう…。
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お礼
ご回答有難うございます。 グリムの「しらゆきひめ」とペローの「ねむりの森のひめ」、偕成社の童話集は丁寧な編集で 定評がありますね。 >可愛い挿絵にカラーのページもついたお気入りの本で、何度も繰り返して読んだ記憶があり ます。挿絵を真似て自分で絵を描いて遊んだりしました。 分かります~、そうしたお気に入りの童話や絵本が、幼児期や少女時代の情操をどれだけ大き く育んだことか。 たとえばBOOKOFFなど中古本のチェーンショップに行きますと、ちゃんと全巻そろった子供向 けの本がたしかに大量に並んでいて、しかもとてもお手軽な値段で売られています。それを考 えますと、ご回答者様のお母様がそうした貴重な本を大切にとっておいてくたさった、そのこと をお聞きしただけでも嬉しくなります。