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フルサイズ機の大柄さと機能の理由
- フルサイズの新しい流れが注目されていますが、なぜ撮像素子サイズが上がるとボディもレンズも大きくなってしまうのでしょうか。
- また、なぜフルサイズカメラは機能が豊富でシンプルな廉価版が存在しないのでしょうか。
- 光学技術の専門知識がないため、この理由をわかりやすく教えてください。
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(1)について SONYのRX1って、厚みはありますけど、幅と高さはLX7と大差ありません。 つまり技術的にはコンパクトと呼んでいい大きさのものを造ることも可能だということです。 ですが、レンズが収納される仕様ではないので収まりが悪い、単焦点の固定式、重さはレンズ交換式のマイクロフォーサーズのミラーレスに、キットの標準レンズを装着したものとと同等(むしろ重い)… それであの価格では一般大衆には受け入れられないです。 SONYは他社が手を付けないことを先頭を切って実行する傾向のある会社ですから、SONYの技術をもってすればここまでやれるということを誇示すべく、RX1を商品化したのでしょう。 ですが別の言い方をすればSONYの技術力をもってしても、現在はRX1のような、使い勝手はどうなんだろうと思えるものでやっと、しかも高価、ということでもあるわけです。 デジタルはフィルムより、レンズを通して入ってくる情報に対して敏感です。 その上フルサイズだと解像力もハンパないですから、一眼レフでもフィルム時代のレンズとかではアラばっかり目立ってしまいます。 ボディは現在より小さくする余地があるかもしれませんが、レンズはそれなりにグレードの高いものを組み合わせないと仕方ないわけで、そういうレンズを軽く、小さく、安価に提供できるようにならないと、庶民的なフルサイズ機は登場しないと思います。 (2)について 色々な機能を付加しているのは、そのほうが商品としてのセールスポイントが増えるからです。 写真に明るい人はISOと絞りとシャッター速度があれば十分かもしれませんが、そういう人は多分少数派で、メーカーを支えているのは「ISOとか、絞りとか、シャッター速度とか考えないですむことに対して価値を見出す人々」なのだと思います。 私が思うに、ランニングコストのかからない“写ルンです”がある意味基本で、そこに動画撮影機能とかズームレンズとかを付加することによって、「ISOとか、絞りとか、シャッター速度とか考えないですむことに対して価値を見出す人々」の購買意欲がそそられる、イコール収益につながるということなのでしょう。 だから現場でお客さんに対峙する人が、薦めやすかろう、売りやすかろう、セールスポイントの多い商品を開発しているわけです。
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- Postizos
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1.単にまだできないから。 大型の撮像素子が高い。作れる所が少ない。 電池が大きくて重い。 電子部分もかさばる。 モニターがないんではデジカメの機能としては半減ですし。 撮像素子はフィルムのようにフィルムは同じで大きさをでかく切ればできるわけではないので…大きいのは高いんですよ。 2.商品として歴史が浅く、成熟していないから。 コンパクトフルサイズを作ってもその今の値段での需要がのぞめない。 新製品が出るペースが早くて、しかも新しい方が性能的に写りが良いのでフィルム機のようにバリエーションが出る余裕が無い。色々盛り込んで一機種で多くの客層にアピールしないといけない。限られた人数の開発チームに余力が無い。 でもAPSCフォーマットのコンパクトがやっと出てくるようになりました。 コンパクトフルサイズもしばしの辛抱だと思っています。 デジイチでも高級機ほどマニュアル操作がしやすくなっていますし、廉価機はそういうお客さんは買わないからという計算からだろうと思います。 フィルム機の開発当初と違って、電子制御部分が先行した形でできていたわけだからデジカメには初心者向けの機種であろうと「最初はただの箱だった」という時代が無い。 TC1のようなこなれた商品が出せる時期ではないようです。ああいうのは既存の手慣れた技術を使ってなにかできないかという状態でないと。
お礼
ありがとうございます。 (1)技術的に今現在は無理、でも将来には可能性あり。 (2)まだまだ若い商品、青い市場。 すっきりと納得です。 単なる疑問の投げかけのはずが(質問の仕方が不適切ではありましたが)、 質問自体を拒否・批判されてしまう奇妙さに驚きつつも (これじゃ某量販店での店員とのやりとりと同じ展開だと感じつつも)、 誠意あるご返答の数々には感謝いたします。 YouTubeでRX1を紹介する海外の動画を見ました。 想像以上にコンパクト、大いに興味そそります。 が、あの価格では御大臣の道楽です。 もう何年か経って、RX5くらいになって、 EVFまたはOVF込みで¥150,000以下になった時、 ひとまず納得&購入でしょうか(銀塩円熟期の高級コンパクト価格相当)。 デジ版TC1の登場は、53°画角f16遠近法の消失点あたりでしょうかねぇ。 みなさんありがとうございました。
- asuwa_yuu
- ベストアンサー率31% (39/123)
デジタル故の 繊細さ 構造的なものから フォーマットは有る意味多彩に なりました、コンパクト機は小フォーマットにする事で、コンパクトさと 焦点距離の短いレンズで、シビアになったピントを被写界深度でフォローして デジタル故のシビアさを「誤魔化して」きてた 時代が高性能高画質で 画素数が上がり 小さいフォーマットでは限界が 見えてきて 徐々にコンパクト機も大きなフォーマッットのものも登場 また、一眼レフと云うスタイルの枠を越えて コンパクト機と一眼レフ機の 間のミッシングリング的に まずは 高倍率ズーム機 FUJIFILMのファインピクスSシリーズ ネオ一眼系 形は一眼レフだけどレンズは交換できず小フォーマット そして大きく嵩張る一眼レフの光学ファインダーユニット自体を省略して レンジファインダカメラの様に薄いボディで作ってきたのが ミラーレス一眼系 今メインはAPS-C系ですが マイクロフォーサーズの様にデジタル特化で 有る程度小さいフォーマットも優位になる場合も有り ペンタックスQやNikon1シリーズが 特に体力的な衰えの人生の先輩方 ノ団塊の世代等年金等で裕福な世代に受けて 新しい楽しむためのカテゴリー ができてきたのです. で、フィルム時代の 一眼レフフラグシップが なぜあんなに重く大きかったのか 理由が存在します それは質量で、ブレ等を押さえ込むためです。 今でこそ当たり前ですが 手ブレ補正機能自体 小さく軽くなったデジタル一眼レフ フィルム時代に有った豊富な許容範囲もほとんど無くなり シビアになっている とてもブレが如実に写る道具だったので それをフォローするために手ブレ補正機能を のせて シビアさを緩和、誤魔化そうとする意味も大きかったと 私個人は感じます. いかにも、初心者ユーザのフォロー機能として認識されていますが 有る程度の歩留まりが フォロー機能無しでは厳しい道具 デジタルの本質は魔法の様に便利ではなく 単に量子的に区切って制御の簡略化であって 道具としてはかなりシビアなもの 過信誤解したままでは、上手くいかない 基礎基準をしっかり据えた運用が要る 融通の利かない道具なので でデジタルフルサイズに話を戻して フルサイズ機のフォーマット自体がシビアさが大きくなるもの フィルム時代の中判ブローにカメラが 小さくなっても 一眼レフ構造では やはりそれなりの大きさが要る レンジファインダー式で 厚みは押さえられても それなりの大きさ 同じ様に ライカのM型ならデジタルになってもそんなに大きさも変わらない だだし デジタル対応レンズの開発は追いついていない 有る意味、ミラーレス機が デジタルカメラとして次世代に一番近い 一眼レフ構造に拘る限り 大きなミラーボックスと光学ファインダの 必要から それこそ現状の大きさから小さくなる理由が無いのです. コンパクト機として レンズ交換式等の拡張性を捨てれば ローライ35やコンタックスT等の様に 小型化の可能性として “サイバーショット”『DSC-RX1』 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201209/12-0912C/ が発表されてきてますよ フォーマットと構造の仕組みの 物理的な制約を過信して 無茶を望んでは駄目ですよ
- kofusano
- ベストアンサー率13% (190/1435)
フルサイズクラスのカメラはプロ又はセミプロが使うものだから 機能を使いこなせる人が使えばよいからです 金余りの素人が値段が高ければよく映ると誤解して高級機を買ってもバカちょん程度の使い方しか出来ないのと同じだからです 特に画素数とかフルサイズで見栄を張っても良い写真(良い写真とはあなたはどんな写真を言うのでしょうか) が撮れるわけではないのです レンズ選択と性能関しても同じことがいえます >当方、光学技術の専門知識はありません。どなたか、わかりやすく教えていただけると大変ありがたく存じます。よろしくお願いします。 あまり知識のない人がフルサイズを使ってもほとんど意味がないのです かなり知識のある人でも通常の一眼レフであれば1千万画素でも十分すぎるのです 素人ほど画素数やサイズこだわります それよりも、被写体とかシャッターチャンスとか構図しだいでいくらでも良い写真(芸術的に)が撮れるのです
- fedora777
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私も、「一眼レフ小さくすればいいのに」って素人的に思います。 保守的な人や一眼レフファンは、今までの一眼レフ又はその延長を 望んでいるのでしょうが、素人の自分としては、 「そんなに画質がいいのならば、小さくしてくれれば使ってもいいよ」 と思いますし、そう思う人は普通にいる気がします。 「小型化は、こういう理由で無理です」なんて、安易な結論にならずに、 メーカーは開発しているのではないでしょうか。 小型化できないのでは、現状できないのであって、将来についても できないかは別の話だと思います。 自分としては、そのうち、小さい一眼レフが出てくることを期待しています。
お礼
ありがとうございます。 私、決して1眼マニアではなく、むしろキャノネットとか、何度も引き合いに出してるTシリーズとかそういうゴロンとしてないカメラで、でも銀塩24×36カメラと同じセオリーで写真を撮りたい、という者です。パンフォーカスが嫌なら、広く浅い絵を望むなら黙って大きなフルサイズ1眼買いなさい、それがデジタルというものです、というのが限界とするならやはり寂しいです。もう何年か未来に期待します。
- asuwa_yuu
- ベストアンサー率31% (39/123)
一眼レフ機だと やはり フルサイズフォマットのミラーボックスのスペースの確保が要るから また画像処理エンジンの処理能力も大きいため 大容量バッファファーメモリー等の搭載も有り APS-C機より大柄になってしまう理由はありますよ? またデジタル故に、フィルム時代に豊富に有った許容範囲がなくなり 繊細さが高くなって 精度がかなり求められるものになったので 小さくすると不都合が多いので 比較に出している RTSもF1もかなり大きいですよ それに比べて この秋発売された NikonのD600やCanonのEOS 6D等は APS-C機並みに小柄なものだったりしますし. 大分世代が重ねて フルサイズの撮像素子は手頃になってきたから D600や6Dの発売に至ったのですが まだコンパクト機に搭載するのには まだコスト的にまだ高いから 一眼レフ機より高いコンパクト機が 売れるとはおもえないですから。 またレンズの問題も 固定式の小型レンズがデジタル時代の繊細さ で、フルサイズを活かす画質をだすのに、それこそ精度も上げないと コストがかかりすぎて 一般向けの普及品としては見合うコストでは 作れないから デジタルカメラが、駄々フィルムカメラのフィルムの代わりに撮像素子を載せれば 成り立つと 大ざっぱにしか考えていない、仕組みも便利なブラックボックスの 認識のままだから 厳しいようですが このような無い物ねだりの質問になってます. 根本的に なぜフルサイズ機としてデジタルカメラが出ていないかを 知ってほしい まずはフルサイズとして大判のフォーマットの撮像素子の制作自体が コストがとてもかかるもの 今のフルサイズ機の撮像素子は SONYとCanonの素子の開発が進んで 量産化が進んだからです. ほぼフルサイズのコンパクト機はもうSONYが発表してますし。 中判デジタルバックの大判撮像素子は 民生でなく軍事スパイ衛星等の 撮像素子を民生用に転換でまだまだ 生産コストも量産もすすんでいないから かなり高価なのです. また光学的に撮像素子が メインストリームがベイヤー配列で フィルムが感色層で多層で光の波長のズレを吸収していたものが なくなり シビアになってますし 一素子ごとにダイオードレンズで 素子間のキャップをフォローしていたりそのためにレンズを支える筒状の 支えの高さが有るために斜の光を捉えきれない、バックフランジの 浅いCanonEFマウントでは 大口径で電子化は楽だったのですが 広角で仮面周辺では斜の光が多くなり、フォローで前球の口径を 大きくして取込む量自体を大きくする等 レンズの大型化になっているから これはデジタル対応レンズが フィルム時代の物より大口径になっている 事で気がつけるかと. ですから >G15やLX7の大きさでなぜフルサイズを 要望は 無茶に近いものかと フィルム時代の 画像処理等の電子回路や機構を入れない時代の ローライ35やコンタックスTシリーズの様に小さいものの可能性は それこそもデジタル時代で制度の維持で季節ごとにメーカー整備が いるような、カメラをほしがる酔狂なニッチユーザーはマイノリティーで メーカーは商売にならないから作らないのですよ? カメラを過信している状態ですよ 道具として興味が有るのなら 構造や仕組みを ブラックボックスのままにしないで 道具としてよく知って使いこなしてくださいな.
お礼
ありがとうございます。 >比較に出している RTSもF1もかなり大きいですよ RTSやF1は大きい例として挙げたつもりです(質問文をいま一度読んで下されば・・・)。 つまり、RTSやF1というゴロンと大きな1眼レフが高性能を謳ってた同時代にT2や35GTという小型機もあって、それらはみんな同じ24×36だったのだから、今もできるのでは、できないのならそれはなぜ、という質問でした。#12様や#13様のおっしゃるように現状技術的に無理(当方電子知識も光学知識もないため残念ながら核心は理解できませんが要するにデジタルはシビアなので銀塩技術をそのままスライドできない、ということでしょうか)ということのようでひとまずは納得です。
- mac1963
- ベストアンサー率27% (841/3023)
センサー&記録メディア+その他必要な電子回路が有るため大きくなるのですよ 初期のデジタル一眼レフはフィルムカメラのボディーに電子回路取り付けただけだったので 本体の下にそれと同じくらいのユニットがくっついてとても大きかったのです 今のカメラはそれでも小さくなった方ですよ
お礼
ありがとうございます。 何でもできちゃう21世紀、小さいフルサイズだって容易いはず、 なんでメーカーは作ってくれないの、という私の無知でした。 ということは、1/1.7に抑えているからこそのG15、LX7のあの大きさとも言えるのですね。 何も考えず135フォーマットを享受していたfilm時代はある意味円熟の楽園だったのかもしれませんね。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
A.1 ライカMは、フィルム時代と比べて縦横は変わりません。 背面に液晶モニターを設置したため、奥行きのみ4ミリ厚くなっただけ。 A.2 ライカMは、レンズに絞り環があり、ボディ右上にシャッターダイアルがある、昔からのオーソドックスな操作系。 基本的に、余計な機能は一切ありません。 私も含むライカ好きは、Q.1やQ.2のような変更は許せません。 ボディが数ミリ厚くなっただけで、強い拒否反応がおこった位ですから。 ご質問者様にはライカこそが、満足度が高いカメラかも知れません。 http://jp.leica-camera.com/photography/m_system/m_new/
お礼
ありがとうございます。 結局昔も今も、わがまま言い出すと行きつく先はこの世界なんですねぇ。 ここで、#11様への意見ではなく、これまでの皆さんからのご意見に対して少し述べさせて下さい。 #8様へのお礼のところでも述べましたが、私はフルサイズのミラクル画質を求めているのではなく、24×36フォーマット(に由来する画角とボケの関係)を求めているのです。 もっと端的に言えば、広い画角で浅く撮るのが大好きです。つまり、望遠画像ではなく、スナップのように広く撮ってるのにピントが浅い、という絵です。これは、フォーマットが小さくなるほどパンフォーカスになって難しくなります。例えば6×6(120)75mmは135サイズの40mmぐらいの画角でしょうか、f8でもバストショットでは背景が綺麗にボケますが(しかも広がりのある画角で)、135サイズなら35mmでf4以下にしないと、というような感覚ノウハウです。APSではいったい何ミリで(25mmくらい?)いくらのf値なのか、1/1.7ではそもそもそんな絵が可能なのか、という不満といえば不満です。こいうことが、135film時代は小さなカメラでもみんな135サイズ(今で言うフルサイズ)であるがゆえに可能だった、そういう楽しさが旅先での小さなカメラにも期待できたのに今は大柄な1眼にしかできない、なんで小さいフルサイズ作ってくれないの、という質問でした。私のようなニーズ、まんざら少なくないのでは(T2、TVSのヒットを顧みると)と思うのですが、やっぱり超マイナーなんですかねぇ。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
1. #3、#6さん回答にあるように、電子部品や電池のためのスペースが必要、というのが大きいかと思います。レンズに関しては、使っているマウントが同じなので、ボディのサイズ大型化の理由にはならないでしょう。 フィルムカメラだと、撮像面の後はフィルムと裏ブタだけで薄くできるし、撮像面の上下もパーフォレーションのスペース+αで済ますことが可能です。 撮像素子だと、素子自体が撮像面より一回りは大きくならざるを得ないですし、背面は撮像素子の厚み+背面液晶、操作スイッチ類、基盤と厚くなる要因が多いです。 もっとも、厚みに関してはフィルムカメラ後期のものはデザインもあって、結構ゴロリとした厚みのある造りの機種もありましたが。 2.廉価機が多機能化しているので、それの上位に当たる機種も廉価機の機能を含むだけの多機能が必要と思われている、という側面はあるかもしれません。 (それ以上に、高額になることの理由付けに多機能化が使われているという面もありそうです。) また、フィルムカメラだと、結んだ像をどう処理するか、に関してはカメラのボディはノータッチでした。色温度への対応は、フィルムの種類やフィルタで対応してたし、現像以降の処理はカメラ外で行われていました。 デジカメになると、こういった処理もボディで対応する必要があり、その分操作する項目は増えざるを得ないと思います。
お礼
ありがとうございます。 像を結んだあとの仕事がある、なるほどです。 そこまで考えが及びませんでした。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
フイルム一眼レフからフルサイズデジタル一眼レフに移行しました。 今もフイルム一眼レフを使っていますが、当時は大きくて重かったニコンF2が今では小型軽量に感じてしまいます。 さて、フイルムカメラとフルサイズデジタルカメラの大きさですが、結局はパトローネ2つ分+巻き上げ機構と、撮像素子と電子機器の大きさの差になると思います。そして、今のカメラには当時なかった機能もあります。撮影時以外ではいろいろと設定が必要ですし、撮影時にはフォーカスポイントの設定、そして再生などです。このためにやたらとボタン類が増え、複雑で大きく見えるのかもしれませんね。 ただ、私見では、現在のデジタル一眼レフ、以前に比べて極端に大きくなっているとは思えないです。最初にニコンF2のことを書きましたが、F2は手動巻き上げです。オートフォーカスでもありません。オートフォーカスにするならセンサーやモーターが増えますし、連写を考えると比較対象はモータードライブを混みにした大きさと重さになると思います。 その場合、比較はたとえばニコンF4あたりとD800、F4SとD4あたりを比較するのが適当かな? と思えます。そうするとだいたい同じような重さになってきているのではないでしょうか? フルサイズ機が大きく思えるのは、コンパクトカメラが胸のポケットに入る大きさで100g程度にまで小型化されてしまったからではないでしょうか? 以前ショールームで広角ズーム付きのフルサイズ、約2.4Kgの一眼レフを持って見て、十分使える大きさと重さ、と思っていたら、隣で若い男性がAPS-Cに軽量レンズの付いたカメラを持って”重くてとても使えん”と言っていました。コンパクトカメラを基準にするとそうなるのでは? と思ってしまいました。
お礼
外出から戻ったらたくさんのご返答、皆さんありがとうございます。誠に失礼ながら、現時点での最終ご返答様の欄をお借りしてみなさんにお礼申し上げます。 さて、私の質問がのっけから無礼な物言いであったためか、御不快な思いをさせてしまったようで申し訳ありません(デジタルの進化を軽視するつもりは毛頭ありません)。 私の質問の真意をわかっていただきたく、ちょっと補足させてください。 135サイズ、120サイズ、4×5、・・・・それぞれに特有の被写界深度があって、かつて135filmと120filmで写真を覚えた身としては、このfilmサイズで、この距離で、このレンズで、この絞りならこんな画像(ボケ具合or締まり具合)、という感覚が染み付いてるものですからやっぱりその延長で写真を撮りたいというのが本音です。画素数やその他スペック値を追いかけて盲目的にフルサイズをあがめているというのでは決してなく、24×36フォーマットの感覚のままデジタルに関わりたい(filmはもはや特殊な世界となりつつありますので)ということです。ミノックス35GTでもニコンF3でもfilmのときは同じ感覚で撮れた、でもデジタルの場合フォーマットが全然違うため、例えばf5.6という設定の意味さえ全然違ってしまうということです。どなたかがおっしゃったように、デジカメという新しい別の道具ととらえ、新たな努力が必要なのかもしれません。コンタックスTVSがそのままフルサイズデジタルならいいのになぁ、というわがままな要望、それがなぜかなわないのかという無知な質問でした。みなさんありがとうございました。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
デジタルカメラでフィルムに相当するイメージセンサーというのは意外と高価です。 フルサイズと呼ばれるものだと初期の頃はイメージセンサーだけで十数万円。 それがカメラという形になると数倍の値段になります。 そういう高価なカメラが、感度と絞りとシャッター速度しか弄れないブツだとしたら納得できますか? 1万円しなかったフルオートの低価格フィルムコンパクトカメラと同じ事しかできないのにフルサイズだけどレンズ無しで30万円のデジタルカメラ… 「フザケンナ!」ですよね(笑) でも、ランニングコストのことを考えると30万というのも非常識に高いというわけではないですよね。 24枚撮りフィルムのフィルム代と現像代(あわせて1,200円と仮定)から考えると、6千枚以上撮影すればフィルムより安上がりになりますよね。 半導体部品というのは元となる材料は決まった大きさの円盤で、円盤1枚の値段はほぼ決まっています。 1枚の円盤からたくさんの部品を作れば部品の単価は下がりますが、歩留まりが悪かったり部品サイズそのものが大きく1枚から作れる数が少なければ部品の単価はあがってしまいます。 メーカー側としては、売りだした商品を買ってもらわないことには商売にならないし、売れる見込みがなければ取り扱ってくれるお店も見つかりません。 となると、価格に見合う機能をつけて買ってくれる人にアピールする必要がある。 質問者様が言われているフィルムのコンパクトカメラは価格競争に突入し、レンズ付きフィルムに市場を侵食されそうな時期の話じゃないですか? となると、コンパクトで低価格、それでいてある程度高性能のものじゃないとレンズ付きフィルムに対抗できないとメーカー側が判断して骨身を削る価格競争に突入していったのではないでしょうか。 実際、コンデジはそういう時代に突入したと見ていいでしょう。 レンズ交換式のデジタル一眼もPENTAXが価格競争の口火を切ってしまいましたが… デジタルカメラが主流の今、そんなことを始めてしまったら企業の屋台骨が崩壊し、価格だけが取り柄の有象無象の新興企業に足元を救われてしまうでしょう。 デジタルカメラというのは、心臓部分の部品はパッケージ化されているので光学機器メーカーじゃなくてもデジタルカメラを作って売ることが可能です。元々デジタルカメラをここまで普及させるきっかけを作ったのが電卓メーカーでしたからね(笑) NHKのプロジェクトXと言う番組で電卓メーカーのデジタルカメラ開発を扱ったことがありましたが、試作品のデジタルカメラは初期のプロジェクターそのもの。発熱もものすごかったらしいです。ついたニックネームが「熱子」と「重子」。 それが今のあの大きさまで小さくなったんだからすごいもんですよね。 フィルムカメラと比べるからそういう疑問が沸くのであって、まったくの別物で「カメラの形をしたもの」と考えればまた違った意見になるんじゃないでしょうか? 質問者様が思い描くフルサイズのコンパクトデジタルカメラで一番近いものはこれじゃないでしょうか? http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/pview/20121107_571181.html
お礼
お礼が遅くなりました。ありがとうございます。 私の質問の仕方が悪く、すみませんでした。 #8様と#11様へのお礼の欄にいま一度私の要望を書きましたので目を通していただければ幸いです。
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お礼
ご返答ありがとうございます。 デジタルは光に敏感、そうなんですか。なるほどです。 だから小径レンズは最初からアウトなんですね。 コンタックスTとか最近ならクラッセみたいなレンズサイズでフルサイズフォーマットは無茶なんですね。