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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ねじれ国会について)

ねじれ国会とは?

このQ&Aのポイント
  • ねじれ国会とは、衆議院と参議院の多数派が異なる状況を指します。
  • 同じ政党でも衆議院と参議院に所属する議員が異なることがあります。
  • ねじれ国会では、法案の成立や政策の決定に影響が出る可能性があります。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

まず、法律が出来るまでの流れを知るとわかりやすいと思います。 再可決などのルールはありますが、それは排除して、簡単に説明します。 法律は、まず、「法案」という法律の原案が衆議院に提出されます。 すると、衆議院議員たちは、「これはおかしいのではないか?」「ここは直すべき」「いや、このままで問題ない」などと、その法案の内容について話をします(これを「審議」と言います) そして、ある程度、審議が行われると、実際にその法案を法律にしてよいかどうか、という多数決を取ります。この多数決で、半分以上の賛成が得られると「可決」となります。 しかし、これだけでは、法律にはなりません。 衆議院で「可決」された法案は、今度は参議院に行き、今度は参議院でも参議院議員たちによって審議が行われ、その上で、多数決を採って半分以上の賛成を得なければなりません。 つまり、衆議院、参議院、両方で審議をし、可決されて、初めて法律が出来るわけです。 そして、衆議院議員と参議院議員というのは、同じ人が両方をする、ということは出来ません。そして、衆議院議員と参議院議員はルールも別々の選挙によって選ばれます。 ですので、例えば、参議院議員が衆議院議員になりたいと思ったら、参議院議員を辞職して、衆議院議員占拠に出て当選しなければなりません。逆もまたしかりです。 で、このようなルールの中で、ある政党が「私たちは、どうしても、このような法律を作りたい」というのがあったらどうすれば良いでしょう。 色々と方法はありますが(他の政党に根回しをして協力してもらう、とか)、一番、スムーズなのは、衆議院議員選挙、参議院議員選挙にそれぞれ、自分たちの候補者を送り出し、当選させ、どちらでも自分たちの政党が多数派になる、ということです。 法律が作られるのは、衆議院、参議院、それぞれで多数決とって、過半数の賛成を取ることなのですから、それが一番です。 ですので、各政党は、衆議院、参議院、それぞれの選挙に自分たちの候補者を送り出すわけです。そして、その結果、自民党の国会議員の中に、衆議院議員もいるし、参議院議員もいる。民主党の国会議員の中にも、衆議院議員、参議院議員がいる、という風になるわけです。 で、「ねじれ」状態が問題といわれるのは、衆議院と参議院、それぞれの多数派が異なるため、法案が成立しにくい、ということになります。 多数決で、片方が反対をすれば、成立しないのですから(一応、衆議院で可決、参議院で否決となったとき、衆議院で再可決できる、というルールはありますが、このときは3分の2以上の賛成が必要なので、やはりハードルは高いです) ただ、これは別のルールで選ばれた議員たちが慎重に話し合いをする、ということにもなりますから、本当に「悪いこと」なのかどうかは意見が分かれるところだと思います。

TINA331
質問者

お礼

とってもわかりやすかったです! このようなこと、学校で教えてくれていた気がしません・・・ 基本の考え方が理解できてとても助かりました。 ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • Streseman
  • ベストアンサー率24% (131/542)
回答No.4

>衆議院と参議院の多数派が異なる場合がねじれ国会、というところまではたどり着くのですが、多数派の定義がわかりません。 例えば、同じ政党でも衆議院と参議院両方にわかれるのでしょうか?? 分かれることはあります。実際には、政党でも議院で議決が分かれることがあるのは、議案の内容が異なる場合は多々ある場合で見られます ただし、多数派という概念は、多様なので、分かれないもの・・ということはありません。 実際に、過去の臓器移植法案・改正法案議決では、政党としての議決拘束はないまま議員個人の自由意思で議決されましたが、同じ政党内部でも、議院によって分かれていますので・・・もっとも、極まて希な事例ですが >参議院だけに所属する政党、衆議院に所属する政党いう考え方ではないのでしょうか? あります。実在した時期もあります もっとも概して、最終的には消滅する短命政党の場合が多いですがね >また、”多数派”が異なると、なぜ問題なのでしょう? 問題があるというのは、意思統一を必要とする場合での、政党内の意思決定機関(機構)の都合でしょう 政調会・総務会・中央進行委員会などです >衆議院が昔の貴族派にかわり総理大臣の指名等の権限を持ち、参議院がそれを慎重に指摘・確認するという機能はわかるのですが、各政党がどのように衆議院・参議院に分かれるのかがわかりません。 質問文の内容は厳密には違いますが、割愛 政党が議院に分岐するのは、政党の方向性の問題であって、政党次第の話です もっとも、議院の特性を勘案した話とは言えないでしょうがw 参る話ですね なにせ、ドイツ国政議会のような『二院制』ではなく、”両院制”である日本では、議院の特性が顕著ではない上に、政党が単なる選挙互助会に過ぎない日本の政党政治であることから、論点が曖昧になるのは必然というべきでしょう そもそも、日本では、二院制・両院制の用語の使い分けも出来ないのが、学術研究者だったり・評論家だったりしますのでw

TINA331
質問者

お礼

むずかしいですね・・ あまりきちんとした定義がないのですか? でもありがとうございます。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

”同じ政党でも衆議院と参議院両方にわかれるのでしょうか”      ↑ 例えば、民主党には衆議院議員である民主党党員と 参議院議員である民主党党員とがいます。 勿論、国会議員でない党員もおります。 例えば、地方議会の議員とか、一市民とかですね。 去年までは民主党の党員には在日韓国朝鮮人がいて 問題になりました。 ”参議院だけに所属する政党、衆議院に所属する政党いう考え方ではないのでしょうか?”      ↑ オモシロイ考え方ですが、現実にはそういうのは 存在しないようです。 ”多数派”が異なると、なぜ問題なのでしょう?       ↑ 現在は、衆議院では与党が多数を占めていますが 参議院では野党が多数です。 これがねじれ国会です。 法律は、衆参両議院を通過する必要がありますが、 こういう状況なので、衆議院は通過しても参議院が 通過しないことがあります。 衆議院で2/3以上の多数を与党が占めていれば、 法律を通すことが出来るのですが、今の与党は そこまで多数ではありません。 それで野党が反対する法律を通せなくて、問題になって いるのです。 現代問題になっているのは、赤字国債が発行できない ことです。 ”衆議院が昔の貴族派にかわり”     ↑ 昔の貴族院に代わるものは参議院です。

TINA331
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

自民党にも民主党にもその他政党にも 衆議院議員と参議院議員が居ます 多数はが異なると… 衆議院では民主党が多数 参議院では自民党が多数 両党は与党と野党なので考えが違うから法案が通らなくなる 各政党がどのように衆参にわかれるのか? 衆議院選挙に立候補して当選すれば衆議院議員 参議院選挙に立候補して当選すれば参議院議員 ちなみに衆議院は元々衆議院 貴族院は参議院ですね あしからず

TINA331
質問者

お礼

どうもありがとうございます。

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