- ベストアンサー
小説、境界線上のホライゾン二巻上でのセリフについて
小説境界線上のホライゾン二巻上のセリフについての質問です。 フアナと立花誾が、病院にパンを届けに行く道のりの会話で、 二人とも応答に「Jud.」と言っています。 「Jud.」を使うのは極東に所属している者、または罪を犯した者だけが使うものと思っていたので疑問に思いました。 もし理由をご存知であれば教えて下さい。(推測などでもかまいません)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
p.366~369の会話ですね。 こういうのは前後の文脈からそれとなく読み解くといいですよ。 この場合の「Tes.」と「Jud.」は、単純なYESとNOの関係にあると思います。 まずp.366の九行目、誾が「Tes.」を使っていますね。これはご存知の通り肯定です。 「意外(とはどういうことですか)?」と話題を振ったフアナに頷いた様子です。 そして同ページの最後の行、「Jud.」と、確かに誾が言っています。 これは六行前からの会話の流れからすると、 「あの八大竜王のフアナ様が~(以下略)」 という誾の言葉に反応して 「まあ、どういう見られ方や思われ方をしているのか想像もつきますし~(以下略)」 と勘違いしたフアナがいます。 誾はその勘違いを訂正する意味を込めて「Jud.」を使っているのです。 ほかの文脈も同じようなもので 「いいえ、そうではなくて」とか「ちがいます」くらいのニュアンスで使っているようです。 あくまで上司との一線を引いた問答なのではないでしょうか。