ロミオとジュリエット
先日、宝塚歌劇の「ロミオとジュリエット」を観ました。
学生時代に原作を読んでいましたが、うろ覚えで、ミュージカルを観て、
「そういえばこんな話だったっけ?」という程度の知識しかありませんでした。
宝塚の脚本家の解釈では「ロミオは聡明で思慮深い青年だが、ふとしたことで過ち(殺人)を
犯してしまい、国外追放を言い渡され、ジュリエットと会えなくなる。悲しんだジュリエットは神父に
相談して、毒薬で死んだふりをするが、ロミオにはジュリエットが息を吹き返すことが上手く伝わらず、
ロミオは絶望して服毒死する。それを嘆いたジュリエットもロミオの剣で自殺する」というものでした。
(宝塚では主役を引き立てるために、思慮深く思いやりのある設定にするのは当然ですが)、
私のぼんやりした記憶では、ロミオはそれほど思慮深い青年ではなかったように思いますし、
ロミオがなぜジュリエットが仮死状態であることを知らなかったのか劇ではよくわかりませんでした。
1)「ロミオとジュリエット」でシェイクスピアは読者に何を伝えたかったのでしょうか?
2)ロミオにジュリエットが仮死状態であることが伝わらなかったのはなぜでしょうか?
原作を読めばいいのは、百も承知ですが、どなたか教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お礼
なるほど。すっきりしました。早々にどうもありがとうございました。