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大麻は規制されるべきもの?
こんにちは。 現在は大麻は法律で規制されていますが、 「大麻には依存性はなく、自由化すべき」との意見もあります。私自身は「他の強い薬物への入り口になるので規制が必要」と考えていますが、将来的には自由化すべきでしょうか?もしそうなら自由化するメリットとデメリットをお聞かせください。あと、大麻使用者は大麻だけで他の薬物に手を出さないものなのでしょうか? また、依存という点であるなら、タバコやアルコールも依存している人がいます。これらは大人であれば購入、使用することができますが、「雇用」と「利権」があるために規制しにくいのでしょうか? 大麻と比べてタバコやアルコールは何が違うのでしょうか? 以上の2点につき、広く回答を求めます。よろしくお願いします。科学的根拠があればありがたいです。
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http://www.dea.gov/concern/marijuana.html 英文ですが、アメリカの薬物規制の情報が行政の立場から記載されています。特にホワイトハウスでの米国民に対するメッセージは切実なもので、現在、テロより怖い薬物戦争からいかに国家を守ることが重要かについてやさしく解説しています。 THCというのが特に危険な成分ですが、かなり低用量でもラットがマウスを殺す行為を誘発したり、従来考えられているより強い依存性があることも最近の研究で紹介されています。 報告を一つ一つ丁寧に読むと、とても許可できるような性質のものではないように感じます。残念ながら、タバコやお酒は未成年に販売できないようになっているし、販売したり使用を制限するようにしないと親が警察にお世話になるような仕組みがうまく機能していないのが現状です。 まして、誤解から、タバコや酒より安全という言葉で誤魔化されて未成年の米国人が汚染されている状況が日本でも起こるとしたらさらに深刻な状況になるでしょう。 オランダでもここ数年、従来より規制が厳しくなり、いわゆるコーヒーショップも減少しているそうです。また、一部引用ですが、以下のように規制も強めています。このような状況で、自由に利用できるようになるのは中毒している人の幻想かも知れません。国外で、何回か薬物の検査を受けたことがありますが、これで陽性反応がでると、重要な仕事には就けないし、研究職であれば解雇されます。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~skomori/sov/dutch%20policy.htm >>B5 大麻の栽培は合法ですか? オランダの場合 >>屋内で大麻を育てることは犯罪です。大麻栽培を管理する法制は1999年に引き締められ、 >>従来は農業用の大麻を栽培することができたグリーンハウスで大麻の苗を生育することが禁止されました。営利目的の大麻栽培に対する最高刑は、2年の拘禁刑または罰金11,250ユーロから4年の拘禁刑または45,000ユーロに引き上げられました。営利目的の大麻製造の制圧は法執行の優先度の上位です。----省略 >>2000年には、政府は大麻の自家栽培、外国からの輸入、違法な小売り、青少年に対する大麻製品の販売を厳しく規制することを打ち出しました。
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- suman2
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アメリカ滞在中、法律とか健康に有害か、無害かあるいは、メリット、デメリット等、図書館に行って調べた結果、大麻だけであれば、中毒にもならずそれほど規制することでもないと考えました。がしかし、日本では、解禁は無理です。まだ、一般的に日本人の意識が高くないから、変な方向に向かうと思います。それに、すぐにそれを、金儲けにしょうとする人が出てきそうです。本来、大麻は自然に自生していてどこにでもあるものです。たぶん、昔の人は、乾燥大麻を楽しんでいたでしょう。以前、ネパールの山にトレキングに行きました。山間の村に大きな大麻の木がありました。村の人が、私に「どうだ」と勧めたのですが、まだそのあと歩かなければいけないので、断りました。ネパール人のガイドは、そこで一服しました。 大麻は合法か?と聞くといや対外的にはダメだけどけど、そんな山奥で誰が取り締まるだ、って言われました。 ネパールと日本を比較するのは無理ですが、日本はあまりにもマリファナに神経質になっているようです。 アルコールとタバコとの違い点は、非合法のマリファナでは、税金がとれないし、マリファナをやって目覚めてもらっては、困る人達が、いるんじゃないですか? だからっと言って推進派でもありません。マリファナやりたきゃ、合法の国へ行け って!! 最後に、私はやりませんよっと付け加えておきます。
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- SCNK
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依存性の強いものについては、これが国策遂行手段として使われ得るということに最大の問題があります。 一番有名なのが1840年のアヘン戦争です。戦時中も大陸で麻薬を扱った特務機関が活躍しました。最近では覚せい剤などを北朝鮮が日本に運び込んでいるようです。 強い依存性薬物等を買い求めるため大量の貨幣が流失する上、国民の労働力を奪いますから経済的に破綻します。 その上、依存性薬物等を買うための資金を得るために、外国勢力に付け込まれ易くなり、スパイなどにされる可能性が高くなります。 当然、仲介する業者がかかわります。たとえば暴力団などが資金源とするでしょうし、そうなると外国勢力が暴力団と手を結ぶことになり、広く国の安全が脅かされます。 一般に規制すべきなのでしょうが、問題は規制すると地下により潜りこむという問題があります。 一つの方策として、台湾で戦前行われたものですが、すでに現時点で中毒者である者にのみ使用することを免許制にして認めるのです。もちろん国の専売にします。この政策によって台湾でのアヘン使用は激減しました。
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日本で急に自由化されれば、確かに危険でしょう。 吸うとどうなるのか分かる人が身近にいた方が安全なわけですから・・・ イギリスの16-29歳の44%、アメリカ成人の3分の1が体験者だと、それぞれの政府が言っています。 これだけ体験者がいる状況で解禁するのと 日本のようにあまり多くない(実際どうなのか全く不明です)状況とでは、危険度はちがうわけですね。 しかし一昨年禁止された、『マジックマッシュルーム』というキノコがありましたが、あれなどはマリファナより、よっぽどハードらしく、かなりの人間が体験したらしいですが、あまり表立って事件が起きたとかいうことは、意外な感じもします。 もっともあれは、気持ち悪くなったり、バッドトリップになる事が結構あるらしく、まあ気軽に気持ちよくなるには『難しい』ドラッグなのかもしれないので 大流行というわけにはならなかったのかもしれません。俳優の何とかと言う人がパニックになり交番に助けを求めたという事件は報道されていました。 マリファナが自由化されれば、マリファナでまた交通事故発生とか、勤務中にマリファナを吸っていた、少女にマリファナを吸わせレイプした、マリファナ欲しさにコンビニ強盗・・・など、酒や覚せい剤などで現在起きているような事件にマリファナの名前がたびたび登場することになるのは、間違いないと思います。 こういうことは、しかし結局、使う人間次第で、マリファナ独自の特別な悪い力があるからだ、というのは難しいと思います。 シンナーなどは脳の断層写真をみると、素人がみても分かるぐらい、脳がひどく萎縮してしまい、全くひどい状態になります。マリファナの健康被害については、過ぎたるはなんとか・・・の常で、ヘビーユーザーについては、肺がんや、集中力の低下などの原因にならないことはないと思います。しかしそれはどんなものだって、摂取しすぎれば害が出るという以上の危険性をもっているのか、現在。誰も確かなことはいえません。 日本は大麻を厳罰に処している一方で、アメリカでは禁止されている抗うつ剤、『リタリン』が簡単に処方されるのを認可しています。これは覚せい剤とほとんど同じ成分で、これがないと生きていけないという薬物依存のケースがふえているらしいです。そういう人は医者を掛け持ちして沢山手に入れるとかで、また一部の人はそれを売る人もいるらしく、覚せい剤使用の目的と同じ目的で買う人もいるということです。 薬物でなくとも、買い物中毒で多額の借金、セックス中毒、賭け事中毒、ワーカホリック・・・各種の中毒は数え上げればキリがないのではないでしょうか? 人類史の中でずっと長かった、近代国家以前の部族社会では、ほとんどの場合、なんらかのサイケデリクスを有益な形で使用し、うまく共存してきた、そういう歴史があるわけなんですね。 何事もバランスよくうまくやっていけなくなってしまっているのが、今の文明の病の一つの特徴で、皮肉なことにそういう病から逃れようと、人々は薬物に走るのかもしれません。
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- No51
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例えばアルコールなどは、 穀物、果物、砂糖、等、何からでも製造できますので、 非合法にすると、闇市場が形成されて、マフィア、暴力団等 の資金源となる事は歴史が証明していますし、 消毒用などの用途もあるので、飲酒を取り締まるのは 実際は不可能... 結局、酒税を設けて、認可を受けた企業が製造販売する のがベスト...という事になります。 煙草はコーヒーやお茶と違い、依存性はありますが、 麻薬としては珍しく、服用中でも頭脳労働は可能だし、 日本では税収となっているので合法化していると 言えるでしょう。 違法な麻薬か?否か?は、 要するに現実に即した対応で済ましているわけで、 医学的根拠は後付けだ... と言ったら言いすぎでしょうか?
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- wuestenrot13
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日本には元々、繊維の原料として麻を栽培している農家で「麻酔い」という言葉がありました。 いらなくなった麻を処分するために燃やすと、気持ちが良くなると言うことです。 要するに、古くから大麻を使う風土自体はあったわけです。 戦後、アメリカ占領時代に大麻は禁止され、以後WHOが有害でないと認めても日本は規制を緩和しません。 欧米がほとんど解禁あるいは条件つき解禁に向かっていても全く動く様子がありません。 理由はただ一つ。 これまでも「大麻取締法」(麻薬取締法ではありません、大麻は大麻取締法で取り締まっています)であげられた人から「法律とは国民の何かを守るものだが、大麻取締法は、国民の何を守る法律なのか?」という疑問の声がありました。 解禁すれば、罪人・前科者としてさまざまな制裁を受けてきた彼らに、国は言い訳が立ちません。 私は解禁してよいと思いますが、そんな事情でダメだろうなとも思っています。
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- toku8
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>また、依存という点であるなら、タバコやアルコールも依>存している人がいます。これらは大人であれば購入、使用>することができますが、「雇用」と「利権」があるために>規制しにくいのでしょうか? 大麻と比べてタバコやアル>コールは何が違うのでしょうか? ------------------------------------------------ 科学的な面はよくわかりません タバコのほうが他人に頭痛や息苦しさ、伏流煙被害、ガン などの面で、「大麻」よりも罪が重い物質と思います 乱暴な言い方ですが 「大麻」は規制緩和の方向、タバコは禁止のほうが ほんとは正しいと思いますね 「大麻」により精神が弛緩するという反論も有るで しょうが「アルコール」でも弛緩しますから 規制理由にはなりえないでしょう タバコは国税が減るので「毒物」を「毒物」と 言えないという政治的背景がありますね 税金のために国民に対して「毒」を薦めているのですから あきれたものです 明治時代にでも「大麻」へ課税するということが 仮にあったとしたら状況はガラリと変わっていたこと でしょう 勝新太郎が大麻により逮捕されましたが 気の毒に思います 本人にしてみれば「アルコール」をたしなむ 程度の感覚しかなかったのでしょう 警察も「大麻」程度で逮捕すべきではないと思います 大麻によって別の犯罪を犯した場合は別ですが。
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おそらく、ご存知であろうと思いますが、 他の先進国とのギャップがどんどん開いている点が気になります。 先月でしたか、イギリスでも大幅な規制緩和がなされましたし、たしか昨年?アメリカではネヴァダ州とアラスか州で合法化を問う住民投票がなされました。 両方とも成立しませんでしたが、ネヴァダの場合、 公営の大麻販売所を設置するという条項があったためで、 アラスカの場合は過去に大麻所持で投獄された人たちに州が 賠償金を支払うという条項があったため否決されたといわれています。 州によっても違いますが、NY州などは一定量の所持については収監なしの罰金100ドルでおしまいです。 またオランダの状況は有名な話です。 またアメリカの複数の州では末期癌患者など、ターミナルケアの医療現場での大麻の使用が医師の処方により認められています。つまり不安や苦痛の緩和に大変効果があると公に認められているということなんですね。 また一部のドラッグについては精神医学の実験で使用することを認可させようという動きもあるようです。 欧米がこういうことになっているのは、いうまでもなく50、60年代以降、ドラッグの体験をした人がものすごく多いからで、クリントンや、現カリフォルニア州知事など社会の上層にいる人も例外ではないからです。 つまり大麻については、欧米では多くの人が体験してみたら、なんだ、別にそんなに危険なものじゃないじゃないのという事が、簡単にわかってしまったということがあるんですね。一方かなり危険な、例えばヘロインを解禁しようなんていう人はほとんどいないんです。やったことのある人はあれは手を出さない方がいいという人が多いわけです。 そんなわけで欧米の状況を見ると、日本は大麻に関しては中世の暗黒時代のようなものなのかもしれません。そんなたいして危険でもないもので捕まり 重罪を課せられるというのは、かなりかわいそうなんじゃないでしょうか? かつて禁酒法などというものがありましたが それに近いものがあるのではないでしょうか。 もちろん解禁したからといって 大麻を吸って車を運転する、公共の場で使用する などということは取り締まるべきなのは 言うまでもありません。
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ニコチンやアルコールは身体依存が形成される(生理的な禁断症状が出る)が、大麻は身体依存がないそうです。 心理依存に関しては、パチンコでも競馬でも依存する人は依存するので、禁止理由としては弱いですね。 ただ、タバコは吸いながら運転や仕事ができるけれど、マリファナを吸って運転したらすっごく危険らしいですよ。 大麻を吸って、アパートの窓から飛ぼうとして?死ぬヤツもいるとか。 でもまー、幻覚を起こす「合法ドラッグ」っていうのもあるみたいだから、本人が頭イカレテ死ぬのは自己責任、とも言えますよね。 だったらタバコと同じで、成人になら売ってもいいってことにする手もありそうですね。 現に、合法化されている国もけっこうあるみたいだし。 ●大麻合法化のメリット ・大麻は末期ガン患者の苦しみを和らげる。日本みたいに一律禁止するのは、患者に対する人権侵害だ、という意見もあるらしい。 ・合法化されれば安くなるから、「高いヘロインや覚せい剤よりこっちにしよう」ってことになって、中毒患者が大麻に流れる。ほかの違法な麻薬が売れなくなり、暴力団の資金源を減らせる。 ・タバコは発ガン性や催奇性があるが、大麻は妊婦がすっても赤ちゃんに影響なし。タバコを禁止して大麻を解禁したほうがいい? ●デメリット ・臭い!(ヨーロッパ旅行でかいだ。)気分が悪くなる。あんなのをタバコなみにぷかぷかやられたら迷惑。 解禁するなら自宅に限ることにしてくれー。 ・北海道には自生してるそうだし、自宅で育てられるみたいだから、タバコ税の税収が減る。 ・運転中に吸うヤツがふえたら危険。(まー飲酒運転するヤツがいるんだから、同じか?) ・いわゆる「ステップ理論」。 >私自身は「他の強い薬物への入り口になるので規制が必要」と考えていますが、 これですね。 ホントに入り口になるのか不明ですけど、禁止論者は、ステップ理論を最大の根拠にしているようです。 僕としては、タバコがマリファナの入り口になっていない以上、いささか疑問です。 いまは「規制でも解禁でも、どっちでもいいや」と思ってますけど、自分がガンで苦しむようになったら、「なんで解禁してくれんのやー」と恨むかもしれないなー。
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- AWK
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こんにちわ。 大麻についてはいろんな意見があると思いますが、自分的考えを、、、。参考程度に読んでください。 過去に海外では大麻に対していろんな運動が起きてきたと思います。某超有名ミュージシャンなども「大麻合法化」を叫んでそういう運動に参加していたようですね。 詳しくわかりませんが、国によっては使用OKの場所もあるようです(?)。 自分はもちろん経験はありませんが、依存性はないようですから、そのことだけを考えれば使用してもOKでしょう。依存性の面だけを考えれば。 >>「他の強い薬物への入り口になるので規制が必要」 ■これは私も同意見です。とくに何も考えず格好だけで行動してしまう日本のバカ者(若者)はその対象と言えるでしょう。 >>大麻と比べてタバコやアルコールは何が違うのでしょうか? ■きっと、使用することである意味正常な精神状態ではなくなるわけですから、仕事をしなくなったり、勉強をしなくなったり、事故を起こしたり、レイプ、犯罪といろんな影響が出てくるからなのではないでしょうか? そういう部分ではタバコやアルコールではある程度規制できていると思います。というか、使う側が使い方をわかったいるんだと思います。 それが、急に大麻OKになったら、使い方もわからずに使用しコントロールが効かなくなるんでしょう。 なんかうまく説明できてませんが、、、。 一応参考までに。
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>大麻についてはいろんな意見があると思いますが、自分的考えを、、、。参考程度に読んでください。 回答ありがとうございます。 私もこの回答には頷けます。 専門的な意見ばかりでなく、一般人としての意見も聞きたかったものですから、回答の内容については気になさらないでください。十分参考になりました。
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回答ありがとうございます。 少し違った見方からの回答は参考になります。