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一戸建てからマンションに引越しすべきかどうか?

50代後半の主婦で、主人があと3年ほどで定年、25年一戸建てローンも完了いたします。 二階建てで子供も独立、夫婦二人も老後設計から階段が危険・車の運転が危険に駐車場も階段も不要かなと、あと夫婦の実家近辺に引っ越そうかなと思っております。 ですが、今の一軒家は庭もなく草むしりも不要・町内会もなく・近所付き合いもほとんどありません。 車がなくて徒歩30分以内でスーパー・病院・交通網もあり田舎とまでいえない中途半端な都会?です。 マンションは管理費や修繕費が一生続くネックはありますが、一軒家でもリフォーム代がかかります。 でも老後に近い夫婦二人ですし、、親しい近所付き合いもないですし、建替えの余裕などないです。 今のまま住み続けて、土地を施設費用(老人ホームなど)に残しておくほうがよいでしょうか? 中流家庭です・・。

みんなの回答

  • home147
  • ベストアンサー率56% (25/44)
回答No.2

あなたのご質問内容と少し外れており、さらに長文ですが最後までお付き合いください。マンションの購入を考えているなら、必ず寄与できる事柄の筈です。  マンションの購入にあたって私ができるアドバイスは、マンションは購入の際に本当に重要視すべき点は、価格やそれに見合った外観や間取り、利便性や眺望などではなく、絶対にはずしてはならない最重要視することはそれ以外の面です。  マンションは管理費や修繕積立、駐車場費などの経費がかかるため、マンション本体価格とこれら経費の合計で他の物件と比較したりしましたが、購入前のこのような行為は徒労だったとつくづく感じています。  戸建てにはなくて、マンションのみに存在する問題点は、 (1) マンションには多額の修繕費(15年~20年サイクルなどを目途にして、繰り返し行われる大規模な補修工事の費用の積立金)が必要なことです。  さらに適正な金額ではない修繕費が非常に多いということです。  その多額の修繕工事自体、管理組合(マンションを購入した時点でそのマンションの組合員になります。) の素人集団には、本当に必要な工事の提案なのか、工事価格が妥当なのか、工事が手順どおりに行われ有意義なものになっているのかさえわかりません。  この工事に手抜きがなく契約どおり実施されているか、マンションの周りに設置された足場(工事の際に建物を取り囲むように組み立てられた業者が歩く通路)にのぼって工事を監督できる人材など管理組合の中にはいないはずです。組合内のご主人の仕事柄、工事についてわかる方がいたとしても、工事は昼間なので、そのご主人が在宅しない時間帯にどんどん進んでいきます。  例えば購入当時は毎月徴収される修繕積立金が安く設定されていても、修繕が行われる際になると足りない費用分は、一時金として必ず徴収されることです。  ですから現時点(購入時)で修繕費が安価だとしても全くあてになどなりません。徴収される時期が今ではないだけです。 (2) 管理費ですが、一年更新で同じ管理会社に委託契約をすることになりますが、その際に何を再契約の根拠とするかが大切です。  マンションの出納全般に関して管理組合内に会計監査に長けている方がいらして、更にこれを精査するために協力いただけないといけません。 マンションの出納関係は非常に複雑に作成されていて、さらにこれを何冊もある帳票と数字が合うか精査し、不可解な点が発生していないかを毎年確認しないといけないのです。 ですが、この作業を行わない管理組合は少なくないのが現状です。こちらは素人で相手となる管理会社は会計のプロなので、どのような抜け道でも見出せることを忘れてはいけません。 (3) それ以外でも、マンションに付属するあらゆる設備の修理や交換、新設などが、建物が大きいこともあり引っ切り無しでやってきますが、これに関しても知識がある方がいないと、管理会社の言い値で行うことになります。  これも修繕工事と同様で、管理会社の暴利行為のひとつです。  手間がかかる管理をご自分でせず、他人に任せるということは、それが暴利行為であっても受忍するということです。  上記にあげたこれらの問題は既に社会問題化し始めています。すべての管理会社がそうだとは言いませんが、ご自分で調べてもわかると思いますが、このような欺瞞行為は氾濫しているのが現状です。 (4)この問題にさらに拍車をかけているのが、管理組合の無関心です。自分達の問題のはずですが、もともとマンションを購入した人たちは、とかく他人との関係性を築きたくない方や、管理活動に協力的でない方が多いため、情報交換や問題点発生時の話合いなどに非協力的です。  これが仇なって喫緊の問題がおざなりになりますし、逆に必要ない工事でも組合内で熟議することに面倒くささを感じて惰性で賛成する人が必ずといっていいほど存在します。      こうなるとマンションは議決権を各組合員が持っていることから、本当は不要な工事も過半数などで実施が決定されてしまいます。  更に最悪なのが、そのマンションに管理会社の人間が一人ずつ管理組合員として住んでいる物件があります。(一室を購入して組合員として住んでいるということです。)    この管理会社社員兼管理組合員は、管理会社の提案した工事などに有利に働く発言や、正当な意見する者に不安をあおりたてるように教えられていて、それも仕事の一つとされています。  ですが他の管理組合員には管理会社の社員であることは伏せて住民のふりをしています。実際、大手管理会社で行われています。 (5)ほかにも管理費や修繕費の滞納問題があります。マンションの一室を購入した所有者がマンション運営の為に絶対に必要なこれらの費用を支払わなくなるケースです。  このような問題が見られるマンションは、やはり無関心な管理組合員や自己管理意識の欠如などを同時に兼ねそなえており、自助努力を怠っているマンションに多く見られます。  この滞納者が1件ならともかく、かなりの数にまで増えている物件もあり深刻な問題となっている現状があります。 このようなマンションは管理意識の薄さから、滞納者が出始めた最初の段階で対応が遅れたことで更に多くの滞納者を増やしていると考えられるのです。 誰かが許されるなら自分も同じように楽をしたい人間が現れることは避けられません。 ですがこの滞納分は誰が負うのかというと、結果として滞納者以外のマンション所有者となるケースが多いのです。 他にもまだまだマンション管理に関しては死角になっている部分がたくさんありますし、これは誇張して発言しているわけでもありません。  修繕費を多額に積立できているマンションは修繕の際に一時金が発生しないからと安心はできず、その積立額を管理会社が知っているので、不当な高額の工事見積もりをされ、常に標的とされることが多分にあります。 管理会社は自分たちを管理する立場の者がいないためにやりたい放題ですし、管理組合が機能していないところは、コツコツと積み立てた修繕費などの費用を管理会社に湯水のごとく吸い上げられているのと同じ状態になります。    マンション管理に無関心な管理組合は、総会や理事会の出席者数や出席者の発言の少なさで、管理会社にしてみれば一目瞭然で見分けがつきます。  たとえばチャックをきっちりと締めて胸元のポケットに入れている財布と、チャックが壊れたままでをどこにでも置きっぱなしにしている財布とでは、どちらが紛失しやすいかはお分かりいただけると思います。自分達のマンション管理に無関心な管理組合は、悪徳な管理会社からしてみれば後者なのです。            悪徳な管理会社など平然と存在できるわけがないと思うかも知れませんが、実はこのような管理会社はどこにでも実在していて、喫緊の問題としての国の取り組みが欠如していることで表沙汰になっていないだけです。  最近、ニュースで生活保護受給問題が表面化してきて世間が騒いでいますが、この問題ももう何年も前から不当な受給が横行していることは指摘され、国の精査強化や規約改正が言われ続けていました。実際、私のまわりにも離婚して生活ができなくなったと生活保護費をもらっているにも関わらず、別れたはずの主人と住んでいる人間がいましたから。(身内や友人ではありませんのでお見知りおきを。)  このように重大な問題が長期的に潜在していても、国が大きな政策を打ってこない限り、社会の中ではあらゆる不正が見えないところでは頻繁におこっていて、被害者はただ泣き寝入りというのが実情です。  マンション問題は聞いただけで「面倒くさい」と思うかもしれませんが、機能している管理組合をもつマンションを購入すれば、管理費などの一個人の自己負担費用が、長期的に見て数百万円から数千万円も簡単に節約できるはずです。 マンション購入費以外にランニングコストとして必ず必要となるこの費用を削減することは結果として一財産をのこすことに繋がります。  戸建ての場合は、リフォームにしても、設備が壊れたとしても、何か問題点が起こった時も、家族内で話し合って決めたことが簡単に実行できますが、マンションはそんな訳には行きません。  マンションは性格や考え方や価値観の違う人間の集まりですから、事前にしっかりと下調べをした最善の提案であっても、必ずと言ってもいいほど、苦言発言や小さなデメリット製を誇張してくる人がいることで、意見が一つにまとまることはなく常に疲れ果てます。  考え方としては、あなたが結婚されているなら、これは嫁姑問題に非常に似ていると想像してください。うまくいかない嫁姑問題の規模が大きくなったのがマンションの管理組合問題だと思っていただけたら、わかりやすいかもしれません。   それでも、どうしてもマンションを熱望されるなら、中古物件の場合に限定されますが、購入前にその組合の総会などの議事録を閲覧してください。ここに取り上げたすべての問題点がこれを見ると瞬時にわかる優れものです。管理組合が独立した考えをもち、健全に機能しているか、知識人が存在するか、これまでの活動などあらゆることがわかります。  購入前に活動を続けている理事長などの中心人物に会うのも、非常に有効でしょう。  マンション購入は、購入前より購入後のほうが、とてつもない労力を必要とすることを肝に銘じてくださいね。  気を落とすようなことばかりのアドバイスで申し訳ありませんが、マンション問題で苦しむ人が一人でも増えないことを祈る気持ちからです。良い物件に恵まれますよう願っています。

zxcv11
質問者

補足

大変詳しく例題も含めわかり良く親身に温かくご回答いただき!! 勉強・参考になりありがとうございます!! 再度すみませんが、、それならマンション購入ではなくマンション賃貸ではどうでしょうか? 賃貸の場合、新物件か中古物件かも含めてお尋ねしてもよろしいでしょうか? 自身で検索したりもしていますが、どうも一戸建て・マンション の双方の想い入れ(好みの感情や価値観)によって掲載されていて今ひとつ納得できなくて^^; 宜しくお願いいたします。。

回答No.1

理想は家屋敷を子供に残す代わりに、子供が老親の面倒をみるという日本古来の家族制度です。 でも、戦後はアメリカ式の個人主義、一世代主義が浸透したために、家屋敷を子孫に残そうという人は減りました。 その分、老後の経済や家事を自分たちだけで担う事になって、子供は自分の稼ぎで家屋敷を購入せねばならないし、老親は赤の他人にカネを払ってサービスを提供してらうという悪循環になっていますね。 で、現実を言えば、土地つきの一軒家は、買い手が付くうちに換金処分して、ワンフロアで生活が完結し、定期修理なども管理組合が知恵とカネを集めて実施する集合住宅に転居するのが正解です。 ただし、集合住宅は、土地つきの家屋敷ほどには資産価値が継続しないので、あくまで耐久消費財と考えなくてはいけません。 60歳になられる時点で、仕事から引退される時点で、郊外で築10年程度の管理が良い集合住宅に移るのは正解と思います。 集合住宅から徒歩10分以内に生活に必要な商業施設や病院、そして体を動かす公園や里山などがあれば理想的ではないでしょうか。

zxcv11
質問者

補足

早々にお返事ありがとうございます! >現実を言えば、土地つきの一軒家は、買い手が付くうちに換金処分して なかなか難しい物価状況・タイミングもありますね・・。 >60歳になられる時点で、仕事から引退される時点で、郊外で築10年程度の管理が良い集合住宅に移るのは正解と思います。 >集合住宅から徒歩10分以内に生活に必要な商業施設や病院、そして体を動かす公園や里山などがあれば理想的ではないでしょうか。 理想的なところは満員御礼でしょうね。。 もつべき物はやはり経済力と貯蓄力でしょうか・・? 管理の洞察力や判断力も必要ですね。 >耐久消費財 ごもっともですね。