MLBのアンリトゥンルールについて
MLBには不文律(アンリトゥンルール)というのがあるとよく言われますよね。
例えば点差が開くと盗塁はしてはいけない、送りバントをしてはいけない、3ボール0ストライクから打ってはいけない・・・など
シーズン中の長いリーグ戦の中だったら確実な1勝よりも相手への名誉を尊重するというのは、まぁわからなくもないんですが、
シーズン終盤やポストシーズンのように1勝がすごく重みのあるような状況下においてもその不文律は適用されるのでしょうか?
例えばワールドシリーズ3勝3敗で迎えた第7戦、5回の時点でAチームが5点差リード。
しかしAチームは中継ぎ~抑え投手にすごく不安があって、WS中も5点差以上を終盤にひっくり返されての負けが何試合かあった。
こんな状況ならAチームはチャンスがあれば貪欲に点を取りに行かなければならないと誰しもが考えるはずです。
それでも不文律が守られて、盗塁できそうでも自重しなければならない、カウント3-0でチャンスボールがきても打ってはならないんでしょうか?
これを思ったのは先日のWBCメキシコ-カナダ戦です。
1勝が大きな意味を持つ短期決戦において、しかも得失点差で順位が変わる可能性があると言う特殊な環境下、カナダは1点でも多く取っておかないといけない所で大量点差のセーフティバントを決行→その後メキシコが報復死球で乱闘騒ぎと言う事件が起こりました。
シーズン中ならまだメキシコにも理解を示せますが、WBCという短期決戦ならカナダの取った戦略は正しい、メキシコに非があると思ってしまいますが、本場のアメリカ人としてはどうなんでしょうか。
また、ポストシーズンなんかでも不文律は律儀に守られているんでしょうか。
私個人の意見を言わせてもらうなら、こんな不文律を作るぐらいならカーリングみたいに棄権できるルールを作ったほうが効率的なのに・・・と思ってしまいます。
お礼
目立つつもりは有りませんが参考にさせていただきます 有難う御座いました