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ブログのTOPページとかよく言われますが、TOPページってどれを指すのですか?
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- vaidurya
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階層構造とか、絶対指定とか相対指定とかシンボリックリンクとか インターネット技術の基礎となってきた、UNIX系の基礎知識があると理解しやすくなります。 階層構造というのは、トーナメント表のように、一番上からその下にディレクトリー(フォルダー) その下にさらに、別のディレクトリー、そして、それぞれのディレクトリーにいくつものファイルといった構造です。 企業や大組織のヒエラルキーを示す図にも似ています。階層構造とはいろんな分野であるものです。 ディレクトリーとはデパートの案内版にも見られる言葉ですが、階層構造の一つの段階を指します。 WindowsやMacではディレクトリーという用語をファイルシステム用語として使う反面 GUI上のユーザーの視点では、ディレクトリーをフォルダーとして見せるようになっています。 本質的には、それらパソコンでのディレクトリーの階層構造と、ウェブサーバーのそれは似たようなものです。 TOPページというのは、単純に言えばその階層構造の一番上にあるページということになります。 ただ、ウェブサイトを構成するHTMLファイルのリンク網としては 必ずしも一つのファイルが一番上に位置するわけではありません。 ですから、概念的はあっても、物理的に、あるいは論理的には存在しない場合があります。 便宜的には、そのサイトのドメインそのものを入力した場合に 特にファイルを指定しなかった場合は、サーバー側で指定された候補ファイルが自動的に選択されます。 1.http://www.kantei.go.jp/ 2.http://www.kantei.go.jp/index.htmlは同じ結果となりますが… 3.http://www.kantei.go.jp/INDEX.HTMLは、そんなファイルは無いで終わります。 つまり本体は2であり、2を指定しなくてもドメイン自体を指定した1では、自動的に2が表示されているわけです。 ですから、この場合1と2は等価に、TOPページと呼ぶことができるでしょう。 でも、index_mobile.htmlのようなスマートフォン用ページを用意している場合もあります。 そうなると、二つのTOPページがあり、どちらが本当のTOPとも言えなくなります。 また、レンタルサーバーや、組織の1ユーザーとしてサーバーの一部を借り受ける場合 ドメイン自体は、サーバー管理元のドメインで、ユーザー名や、特定の名称のディレクトリーを指定して そこを自分のサイトのURLとして使うことが少なくありません。 ただ、前行でディレクトリーの階層構造は似たようなものと評しましたが ウェブサーバーの運用管理の上では、通常Windowsではあまり使われない機能が一般的に使われます。 たとえば、以前私が使っていたウェブサーバーのURLは… (注意:利用していたウェブサーバーのドメインは消滅し、同ドメインが現在は別組織によって利用されている可能性があります。そのため、リンク先をクリックした場合、企図されないサーバーに接続される可能性があります。その結果、セキュリティ上の問題が生じる可能性があります ので、クリックしないほうが良い。) http://www.zob.ne.jp/~sawというものでしたが、この実体はサーバー上の file:///home/saw/public_html/でした 実際には、file:///home/saw/public_html/は file:///var/www/saw/などを実体としたシンボリックリンクだったかもしれません。 ただ、そこは管理者にとっての階層構造上の位置であり… 一般ユーザーがhttp://www.zob.ne.jp/~saw/へアクセスして表示されるのは ウェブサーバーのfile:///home/saw/public_html/であり… そのサーバーを契約している私自身がftpアクセスしても、見れるのはfile:///home/saw以下 サーバー上でアクセスできるのはそのディレクトリー下だけ…サーバーの管理構造は見えません。 また、サーバー契約で認められた利用可能な容量としては クォータという機能によって、制限が与えられていました。 その制限された、限られたディレクトリーと容量が、私が権利を持ったウェブサーバーそのもの つまり、私にとってのTOPノードとなるディレクトリーはfile:///home/saw/で 私にとってのウェブサーバーはfile:///home/saw/public_html/、それが私のサイトのTOPページそのものでした。 これが、典型的なウェブサイト契約の一形態なのですが…つまり、技術的な理解があれば 一つのサーバー契約を元に、複数のウェブサイトを提供することもできます。 (現在ではそういうところを理解しないで、運営できる枠組みが整備され、そのより限定された範囲で利用している人が少なくありません) もちろん、ドメインネームが同じであれば、二つのサイトの運営者が同一であることはわかるのですが http://www.zob.ne.jp/~saw/index.htmlを個人サイトのTOPページとして使いながら 自分が運営するサークルのサイトを併設しようと思うなら… http://www.zob.ne.jp/~saw/index.htmとか http://www.zob.ne.jp/~saw/INDEX.HTMLとか http://www.zob.ne.jp/~saw/main.htmlとか それらしいファイル名を指定したURLを案内すればできるわけです。 ただしWindowsはindex.htmlとINDEX.HTMLは同一視され、同じディレクトリーに存在できないので 条件によってはINDEX.HTMLというファイル名はトラブル要因になるかもしれません。 なお、MacOSXやウェブサーバーに使われるUNIX系OSでは同じディレクトリーに存在できるし、同一視はしません。 iOSやAndroidでも、区別されるような気がします。検証したことはありませんが… で、ブログの場合に限定した話をすると、まぁ単純な話で 契約したときに「このURLがあなたのブログです」と通知されたURLがTOPページです。 実際には、ファイル指定の無いURLの場合が多いと思いますが ブログシステムのTOPページとなるファイルが、自動選択されるようになっているはずです。 たとえばアメーバブログだと、http://ameblo.jp/username/だけを指定するようになっていて 典型的なTOPページであるindex.htmlを指定しても、そんなの無いよとエラー表示が出ます。 実際には、自動選択されたファイルはありますが、それを表示されないだけなのです。 (ファイル実体が無ければ、ウェブ用のブログシステムを動かすことができません) ほとんどの場合、ブログの開設は、ブログサービスを提供しているサーバーと契約するだけで 自分で、契約したサーバーに、任意のブログシステムを設置導入する手間をかけることはありません。 ですから、案内されたURLそのものがTOPページであり 通常の手段では、併設される別のTOPページは存在しません。 ただし、レンタルブログサービスとレンタルウェブサーバーサービスの両方を使っていれば 運営者自身にとってのTOPページと 運営者自身のブログのページが別々に存在することはあります。 ごく初期のブログは、それが普通だったと思います。 ただ、まもなく日記しか無いような個人サイトを運営していた人たちは ブログを中心にしたサイト作りに切り替えて行きましたから…その時点で TOPページ=ブログのページ、つまりブログサイトというサイト形態を持つようになりました。
- te2kun
- ベストアンサー率37% (4556/12165)
ここのサイトの先頭ページ ブログ提供元の最初のページではなく、ユーザ毎の最初のページをさしている場合が多いです
お礼
有難うございます。 これで吹っ切れました。
お礼
そうなんですね・ありがとうございました。