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スタジオモニターの電源について
アクティブスタジオモニターの電源の入り切りについてなんですが、作業の開始時、終了時に毎回背面パネルのボリュームを0にして電源を毎回入り切りするとおいう作業は非常に面倒だと思うのですが、皆さんはどうしているのでしょうか? アンプが内臓してあるということはそれなりに気を使わないといけないとは思うのですが、自分の場合オーディオインターフェイスからスピーカーにいってるので、インターフェイスのモニターアウトを0にしてやってモニターへの入力を無くした状態でそのまま電源を切るのは駄目なのでしょうか? DAW/DTM/宅録
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まず、モニタースピーカーについているボリュームは、「いったん設定したら場所を移動しない限り触ってはいけない」ものです。というのは、人間は音量によって受ける印象が変わるので、モニターするためには音量がいつも同じであることが必要です。細かな音量調整は手元にあるオーディオI/Fのボリュームを使うことになり、その目盛りを音量の目安にすることになりますが、スピーカー側のボリュームをいじってしまうと同じ目盛りでも音量が違ってきてしまうので、正確なモニターができなくなります。 ですから、前面にボリュームがついているような簡易的なスピーカーでない限り、スピーカー側のボリュームを毎回上げ下げするというのは間違いです。 そこで、スピーカー側のボリュームをいじらなくても問題がない運用方法を考える必要があります。 第1に、スピーカーの電源をON/OFFする際にポップノイズ(ブチッとかボンッとかいう大きな音)が出る場合がありますが、これは基本的に問題ありません。 第2に、オーディオI/Fの電源をON/OFFする際にスピーカーの電源が入っていると、スピーカー側のボリュームは上がりっ放しなので、ここでもポップノイズが出ます。このノイズはスピーカーの電源をON/OFFする際に出るものより大きい可能性があり、ダメージを与えるおそれがあります。 そのため、オーディオI/Fの電源をON/OFFする際(パソコンの電源と連動している場合もあるの注意)には、スピーカーの電源はOFFにしておく必要があります。スピーカーにミュートスイッチがあるときは、それでも構いません。 第3に、スピーカーの電源をONにしたとき、間違ってオーディオI/Fのボリュームが上がっているといきなり大音量が出ることになります。これを避けるために、オーディオI/Fの電源をON/OFFする際には、オーディオI/Fのボリュームをゼロに絞っておく必要があります。 ----- まとめると、 (1) モニタースピーカーのボリュームは、設置場所を変えるとき以外、いじる必要はありません。むしろ、「いじってはいけません」。 (2) スピーカーの電源をON/OFFする際に出るポップノイズは、特に問題ありません。 (3) スピーカーの電源をONにしたままオーディオI/Fの電源をON/OFFすると問題になる場合があるので、(a)電源を入れるときは先にI/F、後でスピーカー、(b)電源を切るときは先にスピーカー、後でI/Fとします。 (4) このうち(a)のときは、I/Fのボリュームが上がりっ放しだといきなり大音量が出るので、I/Fのボリュームが絞りきってあることを確認しておきます。
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- PXU10652
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「自分の場合オーディオインターフェイスからスピーカーにいってるので、インターフェイスのモニターアウトを0にしてやってモニターへの入力を無くした状態でそのまま電源を切るのは駄目なのでしょうか?」 止めておいた方がよいでしょう。モニターアウトを絞っていても、インターフェイスの電源を切るときにノイズが出れば、それがアクティブスピーカから鳴ります。 電源をON/OFFする順番を、次のルールさえ守れば、ボリュームを絞る必要はありません。電源をONにするときには、音源側から入れる(一番最後がアクティブスピーカ)。OFFにするときには、逆に音の出口側から順に切る(一番最初がアクティブスピーカ)。 以前は、時間差電源投入&切断のできるパワーサプライ「TEAC AV-P90Pro」を使っていました。今は、中古しかないようですが。