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国家試験とインプラント
歯科医師国家試験にインプラントの問題は出ないのですか?
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歯医者です。 私は、平成14年国家試験受験者ですので、最近のことはわかりませんが、私のときは出ませんでした。 そもそも、インプラントの授業すらなっかたです。正確には口腔外科の授業内にヒトコマ一回きりです。 インプラントは、多くは歯科医師国家資格を得た後、各セミナーを個人的に受講して勉強、豚の頭部を用いて実習し、臨床で実践します。講習費用は百万円近くかかる高額なものです。 勤務医の先生で、勤務先にインプラントが出来るベテラン先生がいれば、そういう方に教わりながらインプラントを学ぶ方法もあります。 インプラント学会もあり、そこで認定医や指導医の称号も得られますが、それがないとインプラント治療する事が出来ない訳でもなく、歯科医師であれば、誰でもやっていいのです。 ですから、安全なインプラントを望む患者さんの病院選びは容易では無いですね。私として、怪しいな…と思うものは 1, 値段が安すぎ(1本10万円前後のインプラントは、材料がマイナーメーカーで粗悪品。予後にも良くない。信頼性のある良いメーカーのものを使えば技術料金も含めても、少なくとも30万円はするはずです.) 2, インプラントの手術が1回法のシステムである。(信頼性実績のある方法は、手術は2回法の術式をとります。1回目にインプラントを骨に植えて、数ヶ月骨に定着するのを待つ。2回目に歯茎を少し切開し、インプラント上部を露出させキャップを装着し、歯茎がそのキャップの形にあわせて治癒するよう、数週間待ちその後被せものの型どりを行う れ。) 質問の主旨から大きく脱線しましたが、インプラントは、時間とお金わは、ケチらないほうが良いでしょう。