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断食について

1)今、断食をはじめたばかりです。摂取するのは水分だけと多くのNetに記載されて   いるのですが糖質0のビールもダメですか? 2)長期間の断食は、専門の施設でと皆さん記載されていますが、   なぜなのでしょうか。ケトン体による異臭、リバウンドのCareとかですか。   自宅でずっと寝ているのはダメなのですか?(筋肉が落ちないように   たまに運動することは自宅でもできると思うのですが…) 3)脳のエネルギーとして、少しは糖質を取らなければならないと   思うのですが、ヨーグルトで良いのでしょうか。   他にお勧めがございましたら、ご教授いただけませんでしょうか。

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  • Mio9000
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回答No.1

一部だけ回答します。 断食というのは文字通り摂取カロリー0で過ごすことですよ。ビールにはアルコールが含まれており、アルコールの摂取カロリーは1gで7kcalと結構高いです。ちなみに炭水化物1gで4kcal、たんぱく質1gで4kcalです。 断食をしながら筋肉を落ちないようにすることは不可能です。断食すると体内の血糖値が落ちます。血液中のグルコース(糖)は脳の唯一のエネルギーで、これがなくなると脳は機能不全に陥ります。そうならないように最初は肝臓に蓄積されているグリコーゲンが分解されて血糖値を維持しようとしますが、肝臓のグリコーゲンの蓄積量は最大100g程度、カロリー換算で400kcal程度であり、限りがあります。 脳は1時間で7g/一日150g=600kcalの糖を消費します。そのうち半分程度の300kcalが炭水化物由来の糖でまかなわれます。残りは糖新生と呼ばれる反応で得た糖でまかなわれます。糖新生とはタンパク質が分解されて血液中をめぐっているアミノ酸をグルコースに再合成すう反応です。タンパク質は筋肉の組織が分解されたものです。 通常の食事ではタンパク質を摂取しますから、筋肉組織が糖新生でエネルギーに使われても新しくタンパク質が補給されて筋肉が極端に減ることはありません。でも絶食をすると糖だけでなく、タンパク質も得られなくなります。筋肉を構成していたタンパク質は糖新生に回されていきますから、筋肉は一日80g減のペースどんどんやせ細っていきます。これは生きている限り起こることで、運動などで食いとめることはできません。そうなりたくないならプロティンなどでタンパク質だけは補った方がいいですね。 長期間の断食は、専門の施設で、という理由は、断食をすると脳が低血糖症に陥って機能不全になり、意識障害になったりおそれが高いからです。運動なんかすると倒れますよ。交差点を渡っている間に意識障害にでもなったら車にぺしゃんこにされます。危険ですからやめた方がいいです。 脳のエネルギーに必要となる糖質摂取量は上記のとおり300kcal(しょ糖75gに相当)ですが、仮に300kcal分だけ食物を通して糖質摂取をしたところで、全部は脳に回りません。血は体中を駆け巡ってさまざまな器官で糖質が消費されていきますから。そういうことも考慮した上で脳のエネルギーをまかなうのに必要とされる糖質摂取量の基準が一応、一日の摂取カロリー2000kcalの成人男性の場合で1200kcalということです。 でもそんなに食べたら断食どころではないですよね。ケトンとかいろんなことを書いているので、きっとケトジェニックダイエットをしたいのでしょうけど、だとしたら脳に糖質エネルギーを供給するなどと考えず、徹底的にカットすればいいです。全く糖質を摂らないつもりでも食べ物にはちょっとずつ炭水化物が含まれていて、知らず知らずのうちに摂取してしまいますから。 例えば脂肪とタンパク質の塊であるはずの肉にも炭水化物は含まれています。肉は動物の筋肉で、筋肉にもグリコーゲンが蓄積されていますから、それを食物として採り入れれば糖質を摂取することになります。 ケトジェニックダイエットをするときは、糖質を制限し始めた最初の数日間空腹をひたすら我慢します。その間は脳が意識障害になるおそれがあるので、なるべく安静に過ごします。 そのうち身体がケトンモードに移行して脳が脂肪の分解物ケトン体で動作するようになります。こうなれば脳は糖を必要としなくなります。ケトジェニックダイエットでは脂肪がどんどん分解されていきますし、血糖値のアップダウンがなくなるのでお腹もあまり空かなくなります。

arduis
質問者

お礼

ありがとうございます。脳の機能不全が心配でもありましたので、いろいろご教授いただいて少しやり方を考えてみたいと思います。心配事が軽減されました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#175206
noname#175206
回答No.2

>1)今、断食をはじめたばかりです。摂取するのは水分だけと多くのNetに記載されているのですが糖質0のビールもダメですか?  アルコールは駄目です。コーヒーも駄目です。刺激物は一切駄目です。喫煙者は、断食中は禁煙です。 >2)長期間の断食は、専門の施設でと皆さん記載されていますが、なぜなのでしょうか。  危険だからです。断食期間中だけでなく、普通の食事に戻していくのにも、最新の注意が必要です。  たとえば、復食時に脂質の多い食品を食べ、腸ねん転を起こして、救急病院に搬送されるなどの事故が起こったりしています。  安全に行うには、かなりの知識だけでなく、経験も必要になります。 >ケトン体による異臭、リバウンドのCareとかですか。  あまり関係ありません。ケトン体は別の観点から要注意になります  断食が1日を超えて続くなら、ケトン体が過剰な状態になることは覚悟せねばなりません。もし腎機能が低下していると(自覚の無い潜在患者3千万人とが多いことが分かってきている)、酸性物質であるケトン体を処理しきれず、ケトンアシドーシスを引き起こし、意識不明から死亡まで、深刻な事態を招きます。  ちなみに、リバウンドは大なり小なり必ず起こります。普通食に戻して行けば、確実に断食よりは摂取カロリーが多いので。摂取カロリーは目標体重、あるいは到達体重に応じたものでなければなりません。 >自宅でずっと寝ているのはダメなのですか?(筋肉が落ちないように、たまに運動することは自宅でもできると思うのですが…)  断食中も、普段と同じ行動をします。  充分な負荷の筋トレは速筋の過度の減少を防ぐために必要ですが、頻度は多くできないし(やろうとしても重い物が頻繁には持てない)、怪我や故障も起こりがちなので、注意が必要です。  長時間の有酸素運動は、おそらくできないでしょうし、無理に行おうとするのは危険です。ただでさえ増えているケトン体を、もっと多く作ることになりますので。 >3)脳のエネルギーとして、少しは糖質を取らなければならないと思うのですが、ヨーグルトで良いのでしょうか。  そうするなら断食ではありません。ただ、ビタミン、食塩を含むミネラルは、サプリなどで補った方が安全です。 >他にお勧めがございましたら、ご教授いただけませんでしょうか。  もし何らかの修行でなく、ダイエットが目的でしたら、断食以外を選択するほうが良いように思います。辛くて安全性が低い割には、減量効果は意外なほど小さいですので。  断食ほどではない、長期の過度の低カロリー摂取ですら、思わぬ性格の変化など、精神面で悪影響といっていい現象が多種類あることが、大規模な実験で明らかになっています。メンタルのケアにおいても、いろいろと注意が必要であるわけです。 【ご参考】ミネソタの実験 http://homepage2.nifty.com/luke_apostle/vol.35.html

arduis
質問者

お礼

ありがとうございました。コーヒーもやっぱり駄目なんですね。 サプリで補おうと思います。少ししたら、断食以外の方法も考えてみます。 ありがとうございました。