- ベストアンサー
父85歳、こぶし大の胃がん
- 父の85歳のこぶし大の胃がんについて質問です。
- 手術後の経過や家族のサポートについて教えてください。
- 治療法やケアについてのアドバイスをお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問の病状説明から、胃癌だけでも相当後期の病状かと解されます。 恐らく「余命期間」を告げられていても、不思議ではないかと感じます。 こぶし大の胃癌は、通常胃の全摘手術かと思われますが、摘出に失敗し、胃の上部と腸をバイパス接続・・・それだけでも摂食障害となり、栄養補給が困難と思われます。 加えて少なからぬ余病があるとか。それらについての概略の知識はお持ちかと思います。 中でも解離性動脈瘤は、血管の外皮組織と内皮組織が剥離して、外皮側に血液が流入して瘤を作るため、放置して破裂に至ると即死に近い危険な症状ですね。 正直、これ以上の手術は、心臓の負担や循環器系の症状から不可能に近いと思われます。 癌の転移が肝臓・腎臓に及ぶと、栄養素の分解、体内老廃物の処理に障害を及ぼしますし、膵臓への転移は激痛を伴います。 抗がん剤治療は激しい副作用を伴うものが多く、患者の体力・気力を弱める危険が高いようです。 医療制度や介護制度の不備についてはさておいて、今日、末期癌患者への療養には、痛みの除去と生活機能の維持、つまり、廃用症候群の進行予防により、余生の快適性を維持する工夫の積み重ねしかないと考えられているようです。要するに、苦しむこと少なく、生活を楽しみながら過ごさせて上げることに重点が置かれていると理解しています。自宅療養もその一助かと思います。 余命の宣告は本人にもお母さんにも大変なショックでしょう。 貴方に出来ることは、お父さんとの楽しい会話、お母さんへの不安を取り除く激励、そしてお父さんにとつては、人生の最終期を楽しく過ごせた想い出を残して差し上げることではないでしょうか。 貴方にとっても辛いことでしょうが、そのようにして差し上げることが両親への最大の親孝行であり、貴方自身にも悔いの残らない過ごし方になろうかと感じています。
お礼
早々にアドバイス頂きありがとうございました。質問後2回往復していて、お礼の挨拶もできず申し訳ありませんでした。退院も決まり本人も喜んでいます。家での生活は大変だと思いますが、できる限り支えていこうと思っています。細かなアドバイスを本当にありがとうございました。