- 締切済み
映画などのDVDと市販の空のDVDの性質の違い
映画やアニメなどの販売されている物やレンタルされているDVDと市販の空のDVDは性能にどう差があるのでしょうか? 書き込んだDVDの裏面の縁の色が黒ずんでいるのはなぜでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sweet_water
- ベストアンサー率59% (72/122)
一般的な映画やアニメ作品(非常に小規模なものなどの例外は除く)ではDVD-ROMというもので供給されています。物理的な凸凹によって構成されたピットにアルミ蒸着して記録層を形成しています。国内で生産されているものは、アルミ蒸着技術(不純物が非常に少ない)、記録層の保護技術(防錆処理など)、材料となるポリカーボネートペレットや記録層の乾燥技術、接着剤の質が高くDVDの規格の中では最も保存性に優れています。(国外産は原産国表示が義務づけられているので、ディスクを見ればわかります) ただ上書き記録などはできません。 また、無料配布用や非常に小規模な映像ソフトの場合、コストを抑える目的で海外プレスにて生産されている場合もあり、この場合全部とは言いませんがおおむね寿命は短めのようです。 市販の空のDVDはDVD-R RW RAM などがありますが、家庭用のレコーダーやパソコンでデータを書き込めるように記録層には化学物質が使われています。これにもいろいろ種類がありレーザにて変質する有機色素や結晶化/非結晶化する物質などでピットを形成します。 これらは記録層に化学物質が使用されているため、ROMより低寿命とされています。 市販の書き込み用DVDで最も高寿命とされているのはDVD-RAMです。(もちろん保存環境や上書き頻度にて影響はありますが) >>書き込んだDVDの裏面の縁の色が黒ずんでいるのはなぜでしょうか? 上記のように書き込んだ部分の記録層の物質が化学変化を起こしているためです。 Rに使われている有機色素は見た目による判別が比較的容易ですね。 市販の書き込み用DVDも国産生産品の方が品質はいいようです。
- ariseru
- ベストアンサー率56% (928/1657)
・市販やレンタルのDVD ディスクの種類的にはDVD-ROM。 プレス生産で盤面に非常に細かい凹凸を作ることでデータを中に入れている。 構造的にデータの書き込みが不可能なので、空のDVD-ROMを作ったとしてもデータを書き込むことは出来ない。 ディスク自体が劣化したり破損しない限り中のデータは保持される。 ・市販のDVD-RやDVD+Rなど 2枚のディスクの間に熱に反応して変質する色素などを挟んだ構造になっていて、色素をレーザーで加熱することでデータを書き込んでいる。 色素は紫外線や熱に弱いため、保管場所の温度や直射日光などによって中のデータが読み取り困難になる場合がある。 >書き込んだDVDの裏面の縁の色が黒ずんでいるのはなぜでしょうか? レーザーによって加熱された色素と未加熱の色素の色が違っているだけ。 データを書き込んでいる部分は加熱した場所と加熱していない場所が密集しているため、色が違って見える。