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市販されているDVDメディアと映画などのDVDvideoとの質の違いを教えてください!
DVDメディアを買うと裏は青色になっていますが 買った映画のDVDの裏は金色っぽい色です。1層も2層もだいたい同じ色みたいです。 5年前に自分で焼いた、裏が青色のDVDをよく見てみると黒ずんだシミができており 読み込み不可能となっていました。(これはちゃんとケースに入れて保管してました。) 買った映画のDVDの方はケースに入れず、裸で何年も放置していたのにかかわらず シミなどできず、全く問題ありません。 この金色のDVDはいったいどういう性質なのでしょうか? 次から焼くときはこの金色のDVDを使いたいのですが売っているものなのでしょうか?
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- ZENO888
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他の方も記載されてますが、市販のモノは、プレス加工によって製造されてます。 http://www.tdk.co.jp/dvdkihon/html/dvd10310.htm DVD-R等は、下記のように記録層の色素をレーザーで焼いて記録するので、この色素の劣化等により読み取りが出来なくなる場合があります。 http://www.tdk.co.jp/dvdkihon/html/dvd20210.htm http://www.tdk.co.jp/dvdkihon/html/dvd30400.htm 尚、台湾製等の激安メディアは品質が悪いモノが多く、長期保存には向かないモノが多いので注意しましょう。
そもそも市販のプレス品のDVDと、DVD-RやDVD+Rは記録の仕方が異なります。 市販DVDはアルミにピットと呼ばれる窪みを作ることで、0と1のデジタル信号を記録しています。 対してDVD-Rは相変化膜とよばれる化学物質にレーザーを当てることで化学変化させ、反射率を変えることで0と1を記録しています。 ところがDVD-Rの場合、化学変化で記録させている性質上、経年劣化でこの反射率か変わってしまい、0と1の区別がつかなくなってくるケースがあり、こうなると読み取りエラーが発生して読めなくなってしまいます。 一部の海外産安物メディアでは記録品質が悪く、2,3年、時には書き込んだ直後にもう読み取り不可能になるといったケースさえあります。 記録品質の高いメディアとしては、国産の太陽誘電でしょう。太陽誘電のメディアはどこのメーカーのドライブでも推奨品に指定されてるくらい信頼性の高いものです。 DVD-RやDVD+Rといったメディアの反射面の色は相変化膜に使われる化学物質の色です。メーカーや材質によって色が異なります。ちなみに色は品質のよさとは無関係と思って問題ありません。とある海外産安物メディアの中には金色の反射面のものがありますが、すこぶる品質は悪かったですね。
- E-Dec
- ベストアンサー率58% (852/1452)
既に適切な回答があります通り、市販のDVDはプレスと呼ばれる手法で製造されています。 記録面はアルミの蒸着膜になっており、おおよそ一層は銀、二層は金色をしています。 スタンパにデータが凹凸の形に記録されており、プレスすることで情報を記録しています。 プレスという手法を使うことにより、簡単に大量生産できる訳です。 さて、DVD-Rにはフタロシニアンやアゾと言った色素が塗布されており、これが青色と なっている原因です。強いレーザーで色素を壊しながらデータを書いている訳です。 つまり、銀や金色のDVDはプレスで成型して作られるもの、青色をしているDVD-Rは家庭用 のレコーダなどで書き込めるように作られているものとお考え下さい。
- macinspire
- ベストアンサー率39% (235/600)
市販のDVDビデオとDVD-Rメディアの記録方法は異なります。 市販のDVDは「プレス」と呼ばれる方法で製造されています。 データをメディアの「くぼみ」として記録し、ドライブからレーザーをだしてくぼみの有無で情報を読み取ります。 DVD-Rは、くぼみの変わりに色素を「焼いて」反射率を変えることでデータを記録します。色素は光で少しずつ変質しますので、保存方法が悪いと劣化して読み取れなくなります。質の悪いメディアは屋外に数日放置でダメになったという雑誌記事があったように思います。(逆に市販DVDビデオは、色素ではないので劣化しにくいです。) 長期間保存したいのであれば、キズや光に強いメディアを利用するとよいです。「TDKの超硬」や「太陽誘電のトリプルガード」などがそれに当たります。 ただ、それでも全く劣化しないわけではないので、大事なデータは定期的に焼きなおして更新することになります。
お礼
みなさま詳細に教えて頂きありがとうございます!! ”大事なデータは定期的に焼きなおして更新する”と聞いて びっくりしてしまいましたが、この方法を心がけようと思います!