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腫瘍マーカーの精度について
腫瘍マーカーで、癌を見落とす可能性は何%くらいですか? (腫瘍マーカーの他に、胃カメラなどやってみたら、実は癌(初期末期問わず)があったにも関わらず、 腫瘍マーカーでは見落とす可能性です。) 87歳の祖母が、腫瘍マーカーで問題なしと言われました。 ただCTで気になる部分があったらしく、近々胃カメラを飲んで組織の検査をするそうです。
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腫瘍マーカーにもいろいろ、癌もいろいろありますので胃癌に限りますと、 下記のサイトが参考になります。図1をご覧下さい。 一般的に早期癌だとほとんど陽性になりません。stageIIIまでいっても半分にならない。 遠隔転移のあるStageIVまでいって50%越えます。 したがって腫瘍マーカーが正常範囲であるということは「癌がない」と言うことを意味しません。 せいぜい「手術ができないくらいひどく進んだ癌がある可能性はすくない」程度です。
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- rokutaro36
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腫瘍マーカーを誤解されているようです。 癌はもともと自分の細胞ですから、 癌細胞がだす物質は、正常な細胞も出します。 なので、腫瘍マーカーは、その物質の有無を検査するのではなく、 濃度を検査するのです。 しかも、人によって体質が違うように、 そのある物質の濃度も人によって違います。 同様に、癌になっても、人それぞれ、濃度が違うのですよ。 癌になっても、濃度の低い人もいれば、 癌でなくても、濃度が高い人もいます。 腫瘍マーカーの種類によりますが、 早期がんだと、数%の人しか、異常値にならない場合もあります。 では、腫瘍マーカーがなぜ、使われるのか? それは、採血するだけの簡単な検査だから、すぐにできるのです。 MRIやCTなどの検査では、予約を取って、順番を待ってという 手続きが必要ですが、採血だけなら、すぐにできます。 また、経時的変化が重要なのですよ。 徐々に上がってくれば、どこかに異常がある可能性が高いです。 手術をして一度下がった値が、再上昇すれば、 再発・転移の可能性が高いという判断ができます。 なので、腫瘍マーカーだけで、癌かどうかと論じるのは、 無意味なのですよ。
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回答ありがとうございました!
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