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ひきこもりがちな息子の改善方法とは?
- 16歳の息子が高校入学後不登校になりひきこもりがちです。心療内科に通院中ですが明確な病状はなく、内気で人とのコミュニケーションが苦手。生活リズムも乱れ、ゲームに没頭しています。
- サポート校や単位制の高校に見学に行かせていますが、本人は勇気が出ずに行くことができません。医者からは外出することが必要と言われていますが、改善の兆しが見えません。
- 共働きで平日は一緒にいる時間が少なく、妻も仕事を辞めようか迷っています。家族としては心配ですが、ゲームに対する注意も効果がなく困っています。ひきこもりの改善方法や手段について教えてください。
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40才代の高校生の父親です。 知り合いにも不登校の高校生がいますので手に取るようにご苦労が伝わってきました。 苦しい呻きが私の耳に聞こえてくるようです。 問題は息子さんの心の問題ですから、素人の私には詳しい回答は出来ませんが、友人の精神科医の基本的な心の形を以下書き込みたいと思いますので、よかったら参考にしてください。 *********************************************** ◆専門医の見方としては不登校も「ストレス発散障害」と考えているようです。(:正式名ではありません) 最初は少しストレスについてお話しさせてください。 ◆まず「人の心の形は人それぞれ}」と言う感じで・・・。 目や耳や皮膚等を通じて、人は心という入れ物に貯まる情報を、「喜び」や「期待」、又は「ストレス」として幾つかに分類し心のボックスに整理すると言われています。(:心のボックスには当然、収容量があります) 心の中に一旦収容された「ストレス」は、大きな物もあり又、小さな物もありますが、出口に向かって発散という消え方をするストレスもあれば、躾や道徳観などのように生涯、心の中に残るストレスもあります。 そして形は小さくても大きくても人それぞれに、「発散」と言う形で排出されていれば、心や体には悪い影響は無い訳ですから、ストレスも人として成長するための必要な(人生の)ハードルと言えるのですが、複雑な現代社会では「ストレス」→「成長」とは一概にはいえない難しさがここにあります。 貯まったストレスですが、人は具体的にシグナルとして「色々な症状」を表すようになります。つまりSOSです。 表し方は通常2通りです。心に症状を表す場合を「神経症」といい、体に表す場合を「心身症」と言います。 又、両方の症状が現れる場合もあります。 (不登校もある意味神経症といえるかと思いますので、よかったら参考にしてください。) 心の収容量が限界に近い場合、不眠や、心因性の下痢等。子供では発熱や嘔吐などの症状がでると言われています。 しかし収容量オーバーの場合はこれはちょっと面倒です。 (うつ病やパニック症など、治療には時間を必要とするからです。) そして体に表れる心身症は拒食症や嘔吐・心因性の喘息などがあります。(あくまで一般的なケースですが) 様々の症状を引き起こしてしまうこのやっかいなストレスですが、なぜ心に貯まってしまうのかと言いますと、心の形に問題があると言われています。(ちょっと強引ですがその方向のお話しで進めさせていただきます) (1) 目や耳・皮膚などから入る情報が「心の容量」や「ストレスの出口」に比べとても情報の間口が広いタイプ。(よく気が付く人・目ざとい人・やさしい人・感受性が強い人・世話好き・責任感の強い人)。 (捕捉)思春期には心に貯まる情報がとても多いものです。悩みや刺激(受ける)の時代と言えます。しかし現実と自分達の世界のギャップはとても多く、消化できない情報が多くなると「受け入れられないことばかり」と心に写るようになる可能性はあります。成長に必要な「間口の広さ」を必然的に閉ざそうとする傾向が現れるのもこの時期のようです。特に両親が必要以上に心配し過ぎる場合、結果的にいい方向に進まない傾向があります。ある意味不登校を受け入れるという心もご両親には必要となります。 (2)生育期の愛情不足や虐待、対人関係の不足や社会経験不足。生来の気質が元々狭量なタイプ・などによる「心そのものの容量が小さいタイプ」。 (捕捉)中学高校生は心の容量は少なくて当たり前です。しかし容量が少なくストレスが消化されないとしたら、不登校に進むのはある意味当然なのかもしれません。自分の心を守るために息子さんの心が時間を必要としているのかもしれません。 (3)「入り口」と「心の容量」と比べて必要以上にストレスの出口が狭い場合。神経質・凝り性・心配性。完璧主義者などいつまでも拘っていてストレスが吐き出せない「出口が狭いタイプ」 以上の3つの歪(いびつ)な形が心身症を引き起こしたり、神経症になって表れると言われています。(あくまでも一般論です) 以上、心の形の問題とストレスの分類を述べましたが、器質的・先天的な疾患を除きますと「心の形」に問題がある場合が圧倒的に多いと言われています。(現代病といわれるストレス系の病気の原因はここにあると言われています) ************************************************ 余談ですが、不登校の原因は学校や友人関係にもある場合がありますが、多くは家庭に見受けられる事があります。 夫婦の喧嘩が絶えない場合・不倫・浮気・失業・兄弟との別れ・等、原因は見当たらないのでしょうか?。 本題として不登校には原因があります。 同じ兄弟でも同じ環境でも現れる子供と現れない子供が居るように、症状は個々の心の形に依存しています。しかし回復のキッカケはガールフレンドが出来たり、親しい友人が出来たりと思春期には思春期の回復があると思います。専門医に相談しているようですので、これ以上のアドバイスは控えますが、焦らない事だけは必要です。 詳しい状況が分かりませんので私のアドバイスは、選択的に「心の形」を主とした説明に拘りました。 以上、乱筆乱文をお詫びいたします。
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- maddy-kz23
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ふと思ったのですが、もしかしたら息子さんは自閉症の症状があるのではないでしょうか…?以前から今のようなお子さんだったのですか? お医者さんをかえて診断していただいたほうがいいかもしれませんよ。
お礼
有難うございます。最近のことですので自閉症の可能性は低いと思いますが注意してみます。
お礼
大変有難うございます。私もなんとか本人の現状を受け入れようと頭では分かっていながらどうにもできない今の状態にいらついたり感情的になるのを抑えるだけで精一杯であります。やはり不登校ということで外部からの接触や刺激が少ない為、何とか触れさせようとはしているのですが思春期の年頃、本人の意思もありなかなか難しいです。母方の祖父母とも同居しているので、家庭でも本人は窮屈なのかもしれません。我が子の成長はやはり全て父母に責任がありますし今後も長い目で見守っていきたいと思います。非常に参考になりました。有難うございました。