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COPD(重度)患者の腸内視鏡(長文です)
現在、肺炎と肺に水が溜まっているという事で入院している65歳の主人の事でご意見をお願いします。 最重度のCOPDと喘息を持つ主人は、入院4週間目にして肺炎はほぼ完治、肺に溜まった水もあとわずかの所まできました。 5年ほど前から貧血気味(数値は10前後を推移)で、かかりつけの先生(胃腸科専門)はマークしながらも、便潜血検査が(+)に出なかった事、主人の激痩せ(169cm/38Kg)とCOPD(自宅酸素療法)の状態から、今まで腸内視鏡検査に回す事はしませんでした。 この入院中、3回の便潜血検査の内、1回が(+)、担当医(呼吸器専門)からは、『健康診断で陽性が出たという位の軽い気持ちで腸の内視鏡検査を受けてみましょう。』と言われました。 主人の自覚症状としては便が細いという事ですが、担当医にもかかりつけの先生にも言っていないそうです。 初体験なら、すんなり受けるのでしょうが、主人には、もう20年以上も前に受けた大学病院での腸内視鏡検査の辛かった経験(空気をたくさん入れられて管を腸壁に何度もぶつけられ、とうとう管に手をかけ、声を荒げた)がトラウマになっていて、2度とやりたくないと拒否を続けています。 私もパソコンで調べ、腸内視鏡の歴史が35年になり機器や性能は比べ物にならないほど進歩している事、検査の管の太さも1cmほどになった事、当時、大学病院で検査にあたった医師(技師)が未熟だったかも知れないけど、現病院は列記とした消化器内科の先生が検査に当たる事など安心を与えようと試みましたが、検査をする人が下手だったら同じ目にあうし、今はこんな体になって検査実施中に苦しくなったり発作が起きたらどうするのかとか、もし癌が見つかっても生きられないからと言い、納得してくれません。 担当医が勧めるには、もちろん原因究明のためでしょうけど、きちんと良い状態でやってくれるものと信じていますし、 同室で数日前に同検査をした患者さん(70歳健常者)からも連日の様に怖がるものじゃないと進められているそうですが、断固拒否中・・・。 私の気持ちは、検査を受けてもらいたいですが、腸内視鏡が安全なものだという確信が私にあれば、もっと強く言えるのかも知れないと思いますが、このままでは、主人の立場に立った時、強く言えないでいます。 検査を受けなければ当然将来に不安を残す事になり、後悔するかも知れないです。 でも、今の主人には、そう考えるにはハードルが相当高い様で、何とか(検査を受けさせる)突破口が見つかれば良いと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
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たいへん厳しいことを、お話しすることをお許し下さい。 私の知りあいにも、COPDを患う方がいらっしゃいましたが、 闘病10年ほどで亡くなりました。 呼吸が自由にできないということは、周りの人たちの想像を 絶するほどの苦痛だと、家族に言っていたそうです。 ご本人も、これまで、大変な苦痛に耐えてこられたことでしょう。 これ以上の新たな苦痛を、しかも、以前に経験したような苦痛を 味わうことは、もう、したくはない。 そう思うことは、ごく、あたりまえのことだと思います。 その検査を受けた上で、何らかの処置をすることと、このまま、 静かに見守ることと、どちらがご本人のお気持ちに添うことになるのか、 ご家族、ご親族のお気持ちも踏まえてご判断されることが ご家族にとっての現時点においての、最良の結論なのではないかと思います。
お礼
後悔したくないという周り(かかりつけ・担当医・家族)の意見と 最上級の譲歩(検査にあたっての出来る限りの苦痛を取り除く対応)と、 最上級の検査医師(外科部長が担当)で、受ける事となりました。 また、担当医からは、『命に直結する検査なら、ちゃんとご家族を呼び、説明し、 その時の意見と本人の意見を聞いて決定しますが、 この検査は危険性が皆無ではないけれど通常の検査と考えていますので、 ご本人にだけ(のお話)となりました。』 私達は、後悔したくないという気持ちと、もし何かがあった場合でも早期発見と信じて、 また、1度やっておけば数年保証されるという言葉を信じてやっていただきます。 本人の気持ちは、今どういう動作にしても苦しいけれど、 その苦しさが呼吸困難に繋がらない様にしてもらえるならという条件で受け入れました。 そのためには、検査の中断や中止も視野に入れて、 決して無理示威や我慢をさせないという事も含んでいます。 今後の参考のために、書いておきます・・・ 大腸内視鏡検査は、今や胃内視鏡と同様、ずいぶん普通の検査になってきています。 昔の注腸もまだ残っていますが、それでははっきりとした診断が出来ません。 また、CTやMRIは、部位(複雑迷路)的に出来ません。 今回、なぜこんな状態の人にわざわざ検査をすると言ったのかは、 (1)入院している事:対応が早いが、通院の人には入院がリスクになる (2)年齢が若い事:高齢になるほどリスクが高くなる事と、手当てが遅くなる事 (3)検査室の安全性:院内でスタッフが1番多い場所であり、設備(器具等)が充実している (4)1度やっておけば、2~3年大丈夫な事:大腸癌はゆっくり進行する >kitasan1962様 あなたのお知り合いが闘病10年で亡くなった事、大変悔しい思いでいらっしゃると思います。 私達も主人が肺気腫と診断されてから、パソコン等で調べ余命については了解しているつもりです。 ですが、どういう事が死因になるかという事は、本人にとっても私達にとっても結構重要なんです。 それは、今の本人の気持ちがとても前向きだからです。 まさか、いきなり心臓が止まるリスクを抱えているなど、思いもしていません。 これから先も生き続ける・・・生き続けたいという本人の希望を叶えるための選択をしました。 貴重なご意見を本当にありがとうございました。 また何か困った事がありましたら、その時は遠慮なくご回答ください<(_"_)>ペコリッ