領土は国が決めますが、最終的な承認は国際法に則って行われます。
そして、この国際法には不備があるというか、全てを解決するのは無理なので、
各国ともこれをいいように解釈して領土を主張しています。
竹島に関しては連合軍が所有を日本と定め、サンフランシスコ条約が締結されます。
しかし、韓国は日本の側にも関わらず戦勝国を名乗り、賠償目的で竹島を占領します。
その間に欧米では植民地放棄が決定され、これが国際的な潮流となってしまいます。
こういうグダグダもあって竹島は韓国が領有し続けることになってしまいました。
戦争は目的を達成する最終手段であって話し合いの余地はいくらでもあります。
また、戦争をした後で話し合いをするので、結局領土問題は話し合いでしか解決しません。
領土というのは分相応以上に保有しても管理費がかかるばかりで効率的でありません。
帰属するのに相応しいのは近くに中央政府がある国です。
そういう意味でも北方領土のみならず、千島列島は日本が管理した方が効率的なのです。
ロシアが領有するとモスクワから遠く、いつまでも寂れたままです。
ロシアの東部には日本の20倍もの面積に700万人しかいません。
そのほとんどはウラジオストクに集中しています。
中国東北部や北朝鮮からの移住者に占拠されている地域もあります。
こういうのは領土が適切でない典型例といえるでしょう。
お礼
言葉足らずな質問内容でピンポイントな回答をいただきました。 ありがとうございました。