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ロゲインについて
現在、ロゲインを使用して2ヶ月目に入っています。 私のハゲの形態はMっぱげ!になります。 Mっぱげ!にロゲインは効かないといわれていますが 使用した場合逆効果になるのでしょうか? 一般的にロゲインは頭頂部にしか効かないと言われているので ちょっと疑問に思いました。 わかる方がいましたら、是非とも教えて下さい。 宜しくお願致します。
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薬品に関することですので,「一般人」にしていますが,髪の毛については専門家です。 まず,脱毛症について少し説明します。 ツムジのあたりより地肌が見え始めたタイプの場合,ほとんどと言って良いくらい,髪の毛に栄養が届いていないのが原因だと考えられるようになってきました。 また,前髪が後退するタイプの場合は,男性ホルモンと皮脂が混ざって出来た物質が髪の毛の育成に悪影響を与えていると考えられるようになってきました。 確かに,まだ,そうではないかと考えられるという段階ではありますが,現段階では,これが原因として考えて良いようです。 そこで,ロゲイン(主成分がミノキシジルであるものすべて)は,髪の毛に対してどのように働いているかです。 このミノキシジルという成分は,実は,高血圧症の治療薬として,当初開発されていたのです。 医師や薬剤師の人でしたら,これだけでどのような働きをしているか,想像するのは簡単だと思いますが,要は,血管を拡張していると考えられるのだそうです。 で,血管が拡張すると何が良いのかと言いますと,血液によって運ばれる栄養やエネルギーがきちんと届くようになると言うことなのです。 このようなことから,栄養不足が原因として考えられるようになったツムジのあたりより地肌が見え始めたタイプの脱毛症には原因を排除出来ることから有効であると言うことになります。 余談ですが,ツムジのあたりより地肌が見え始めたタイプの原因が,栄養不足であるとわかったのは,このミノキシジルが開発されたからです。 米国の高血圧症患者にこのミノキシジルを投与したところ,ツムジのあたりより地肌が見え始めたタイプの脱毛症の人が髪の毛が増えた,または,生えてきたことで,発毛剤としての開発に切り替えたという経緯があります。 そのため,この薬が効くと言うことは,原因が栄養不足によるものではないかと考えられるようになった北のです。 まぁ,本来でしたら,原因を突き止めてから治療薬が出来るというのが王道なのでしょうが,まったく,瓢箪から駒という状態だったのです。 同じように,前髪が後退するタイプの原因も,米国で開発していた前立腺肥大症の治療薬を患者に投与していたところ,前髪が後退するタイプの患者に発毛や髪の毛が増えたという現象が起きたことにより,前立腺肥大症の治療には男性ホルモンを抑えることが有効であると言うことから,こちらも瓢箪から駒という状態で原因がわかってきたと言うことです。 髪の毛が発毛・生育するためには,栄養とエネルギーが不可欠です。 ですから,ロゲインを使用することは逆効果とはなりませんが,原因を取り除くことが出来ませんので,ロゲインの効果はほとんどないと言えると思いますよ。