- ベストアンサー
施設でアルコールは?
知的障害者施設の職員です。 質問なんですが、施設で花見や夏祭りなど大きな行事のときなど、利用者のアルコール(ビールなど)はどういう扱いにしていますか?ちなみに私の全面禁止に看護士から言われ、無しの状態です。 個人的にはコップ一杯(1.5合)ぐらいなら、本人の嗜好を尊重する意味でも、良いと思っているのですが・・他の施設ってどんな感じでしょうか、また精神薬などを服用されている人は薬との関係で、飲んではいけないのでしょうか?施設での飲酒についての意見お願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
施設寮母(♂)時代の経験から…。 確かに、医療的にはアルコール禁忌の方はおられますが、「全面禁止」ということはありませんでした。行事の際はもちろん、曜日を定めての晩酌もありましたよ。服薬に関しては、多少時間をずらして行っていたように記憶しております。 小生の勤務したところ以外では、厨房等にボトルキープ(^^;)して、毎日晩酌を認めているところもありますよ。 酒量に関しては、一定の制約を設けているところが殆ど…というか、まるっきり自由というのは流石に聞いた事が有りません。 少々極端な例をご紹介。 救護施設に勤務していた時の話ですが、いわゆる「アル中」と呼ばれる方にも一定の飲酒を認めてました。 基本的に、一口でもアルコールを口にすると症状が再発すると言われており、専門機関や断酒会などでも精神論的な教育・助言がなされるわけで、そうした常識からは完全に逸脱しているのですが、そのことが原因で問題がおきたことはありませんでした。 当然のことながら、専門医である彼らの主治医が、飲酒を認める筈はないのですが、事故なくアルコールを楽しみながら生活を送っていることに対して、「一定の成果として認めざるを得ない」という言葉を戴くに至りました。 考えて欲しいのは、原則飲酒全面禁止なんて制約を設けている家庭があるのかということ。仮にあったとしても、とってもイレギュラーな事例でしかないだろうこと。 医師や看護師が、医療的見地から飲酒に否定的になるのはやむを得ません。それは認めてあげてくださいね。 ですが、医師も看護師も酒を飲みますよね。誰であれ、人間が豊かな生活をおくる上で、アルコールが様々に果たしている役割があることを知っていますし、また、飲酒するしないという選択肢も当たり前の権利として(未成年を除く)個人に与えられている訳です。施設入所しているからとか、知的に他者と違う部分があるからという理由で、そうした権利が奪われてはなりませんよね。 治療の場としての病院ならいざ知らず、家庭の代替であり生活援助の場として存在する福祉施設において「飲酒全面禁止」を認めてしまうのは、転倒を怖がって身体拘束をするようなもの。リスクマネジメントなどではなく、単なる人権無視の管理主義…って、小生は思います。
その他の回答 (2)
- airisan
- ベストアンサー率43% (27/62)
以前、勤めていた知的障害者の入所施設(法人)では、普通の日も度を超した量の摂取以外は本人と担当職員の判断でOKでした。ただし、健康上、やはり毎日などは良くないので、金曜の夜にコップ1杯などでしたね。お酒を好まれる方は少なかったので、ほんの何人かでしたが。常勤の看護士がもちろん納得の上でです。 管理された食事以外の物(お菓子など)も、土日に一緒に買いに行ったりして(あくまでも希望される方でしたが)いたので、お酒も同じような位置づけでしょうか。 夏祭りや、文化祭などの行事ではもちろん飲んでましたけどね。(もちろん利用者さんのみです) ただ、やはり精神薬や抗てんかん剤を服用されている方などは危険性もあるので、お医者さんと相談しながらでした。 公立の施設ではキャパも大きいし、難しいかもしれません。また、施設の作り(個人になれるスペースがあるか等)なども影響するでしょうしね。考え方はそれぞれだと思いますが。 答えになっていないかもしれませんが・・・
お礼
ありがとうございました。 常勤の看護士や医師と相談しながら、飲める方向で頑張ってみます。
- hana-hana3
- ベストアンサー率31% (4940/15541)
国立の肢体・聴覚・視覚障害者施設では、全面禁止でした。 障害によってはお酒は危険なものに成りかねませんし、薬物の効能を高めてしまう場合もあるので、禁止するほうが安全でしょうね。
お礼
ありがとうございました。 リスクを考えるとそうかもしれませんね。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 私も同感に思っております。おのおの、立場があっての話ですから、医師や看護士がいけないと言うのも解らないのでは無いのですが、施設だから全面禁止というのは、個別支援からいってもなにかまちがったことかなあと思います。利用者のリスクというより、施設側や医務関係者のリスク回避的要素が強いと思うのです。なんとか説得して、行事の時ぐらいはコップ一杯でも飲めるように、頑張ります。