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ヘリで救助されるまでの登山体験 - 目標達成の果てに緊急事態
- ヘリで救助されるまでに起こったトラブルにより、登山計画は予定よりも遅れてしまった。
- 山頂に到着したものの、体調が急変し歩行困難となり、救助を求めることになった。
- 結果的に熱中症と診断され入院することとなったが、助けてくれた3人の男性のおかげで命をつなげることができた。
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Jagar39です。 精神安定剤を服用している状態で冷静かつ精密な検証をすることは難しいでしょう。 材料は他の方の回答でも出揃っているようですから、あとは落ち着いてからゆっくりご自分で検証を進めてください。 というわけで、私もこれを最後にします。落ち着いてからゆっくり読んで検討していただいた方が良いかもしれないですね。 >「持ち物」「出発時刻」等々間違いはなかったと信じています。 厳しいことを言うようですが、信じていればそれが真実になるわけではありません。山に限らず、スポーツの勝敗でも仕事の失敗でも、自分の感情を可能な限り排除した上で淡々と要因を挙げてそれを分析する、という姿勢からしか後に繋がるものは得られないでしょう。 >もし登山口の駐車場で山麓の気温とは言え、37度を超えていたことを知っておれば中止しています ここがよく判らないのですが、37℃を超えていたのは街の観測点であって登山口ではないのでは? 「2,000mに満たない山」に「2時間ほどで登れる」となると、登山口の標高はどう考えても1,000m以上だと思うのですが、標高1,000mの登山口で37℃だったとすると、街では40℃を軽く越えてしまいますよ? 行動したことが間違いだった、と結論づけ、なお状況を知っていれば行動中止していた、と言われるということは、従来から行動中止すべき気温について自分なりの基準があった、ということでしょうか? 普通はそんなものはないと思うのですが・・・ 普通あるのは、「今日はクソ暑くて登る気になんてなれないからやめておこうや」なんていう気分的なものですよね。 ところが、質問者さんはその「体感」に今回乏しかった、と書いておられます。 となると、自分の体感は関係なしに温度や湿度で明確な行動基準を作ることが、今後の同様な事故を防止するための対策と考えられているのでしょうか。 私にはあまり意味がないと思いますが・・・ 気温だけでなく湿度、自分の体調、コースが要求する運動量、利用できる水の量、その他のいろいろなファクターで熱中症にかかるリスクは大きく変わるだろうからです。 >ですから、「水2L」などとても考えられません。 「登山」だろうがハイキングだろうがピクニックだろうが、必要な水の量は身体から失われる水分量の見積もりで決まります。 早い話、30℃程度の真夏日に午後1時から5時までの4時間テニスをしようという場合、1人2Lのスポーツ飲料では足りませんよ。2Lのペットボトルを持ってコートに入っても、途中で買い足しますね。 それもコート横の水道で頭から水を被って頭部を冷やすのに要する水は別にして、です。 登山の場合、水は全て自分で担いで歩かねばならない、という制約があるため、どうしても水は不足しがちです。 >「水2L」が必要な場合は、季節やコースなどでおおよそわかります 今回は必要だった、ということでしょう。というより真夏の低山で4時間、というのは十分「水2Lが必要なケース」だと思います。気温がこんなに高くなくても。 >「何故早いうちに高温多湿無風を気がつかなかったか」 これは当日の現場の気温や湿度が判らなければ、今後の役に立つ考察にはなりません。 「どのくらいの気温、湿度なら行動を中止すべきか」という基準を設定できない以上、気温や湿度が判ったところで役に立つとも思えませんが。 同じ気象条件であったとしても、無事に行動できるか途中で倒れてしまうかは、自分の体調や山の条件によっていくらでも変わるので、「行動中止すべき」基準の設定ができない以上、質問者さんご自身の今後にも後輩の指導にも、役に立たない検証にしかならないでしょう。 このような今後明確な判断基準を設定できないような要因に「原因」を求めるということは、要するに「運が悪かったのさ」と言っているのと同じです。 もちろん「運」の要素はあると思います。まったく同じような状況でもう一度同じ行動をとっても、今度は何も問題なく下山できるかもしれませんから。 ただ、「運が悪かったのさ」で終わらせてしまうと、今後のリスク要因を小さくしてより安全な登山をする、ということには結びつきません。 >汗の状態や気温湿度でで変わるでしようし、大切な飲料水をむやみには使えないです。 >沢筋で遊ぶなり、水場を利用すべきと思います 今回の検証はあくまで今回の事例で行うもので、一般論ではありません。 先に、「裸になるなり濡れタオルで拭くなり、他に体温調節の方法はあったはずです」と質問者さんが書かれたから、「今回の事例でそれは可能だったのか」と問うているわけです。 沢筋で遊ぶとか水場を利用することは、今回の事例で可能だったのですか? 水の残りも少なく日陰もない稜線でトマトジュースを吐いたのなら、その時点で熱中症に気づいても打つ手はなかった、ということになりますよね? もしそうなら、それでは今回のヘリ下山という結果を回避することができたポイントはどこにあったのか?ということを考えなければならないわけです。 検証は誰のためでもなくご自分のため、そして同じ過ちを誰か他の人が繰り返さないためにするものです。その誰か他の人は不特定多数ではなく、自分が指導する立場にある後輩でも良いじゃないですか。 山岳会が遭難報告書を出すのは、その教訓を広く社会(といっても登山者の社会ですが)で共有すべき、という意識を持っているからですが、組織に所属しない個人登山者は別にそこまで考える必要はないと思います。 ですが、自分と自分が面倒を見る後輩には、きちんと教訓を整理して受け継いでいった方が良いですよね。 ヘリでピックアップされたこと自体を必要以上に恥じる必要はないです。ある程度以上の経験を持つ登山者の多くは、そのキャリアの中で一度や二度は「救助」された経験を持っているものです。 私の知り合いで2回もヒマラヤに行き、そのうち一度は遠征隊長まで務めた人がいますが、その人も北アルプスくんだりで、しかも夏に2回もヘリで下山してますし。 ものごとには「運」の要因も絡みますから、同じ失敗を二度と繰り返さない、というのも実際は難しいです。間が悪ければ何回でも同じような失敗をしてしまうものでもあります。 でも、「運」で片付けずに、自分の行動や判断を可能な限り客観的に評価・批判することをしなければ、逆に言えば運次第で今度は簡単に死ぬ、ということです。 その自己批判をここで晒す必要はもうないと思いますが、あとはご自分で検証を進め、何よりその「検証の進め方」を後輩に指導してやってください。
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- Komiker
- ベストアンサー率16% (83/518)
〉登山開始が正午過ぎでした。(勿論、昼食後の登山開始です。) これはどうでしょうね。“山” を知っている人はやらないことではないでしょうか。当然ですが、私は午後から登り始めるようなことはしません。たとえ低山でもです。 言うまでもないことですが、登山経験の永さと “山” を知っていることとはイコールではありません。今回の経験をより良いほうへ生かされますように (^o^)v
お礼
Komikerさんありがとうございました。 先にもお話ししましたが、私の場合、夜間登山が多いです。 四季を通してです。 登山にも、個々で目的がありますが、私は、若いころは、ロックに夢中でした。 次に、3000m級の残雪期も夢中になりました。 今は、昔と違って、軽くて明るいヘッドランプがあるので、夜間登山です。 Komikerさん、是非とも、この、日の出や日没の大自然を満喫して下さい。
- polpol-v
- ベストアンサー率35% (74/207)
失礼します。登山暦などおこがましいことも言えないほんの初心者です。大ベテランの方にレスを付けるのは本当に僭越なのですが、普通に社会人としての視点でということで、お許しを願いたいと思います。 本当に危なかったですね。 私が感じたことは、次の2点です。 1)山はベテランでも熱中症に関しては余り知識がなかった 2)ベテランゆえの馴れがありはしなかったか? 2)の点から申しますと、 2000m級、登り2時間ということで、10時開始で大丈夫だろうと踏んだこと。 →これは過去の経験で自信があったゆえとは思いますが、いくら夏場で日が長いとはいえ、10時は遅すぎませんか? 過去の経験で時間は充分と思われたのは分かりますが、全行動時間が一番暑い時間に重なります。(最高気温が出る時間は午前11時頃と午後1~2時がほとんどです) 多分、水分を充分取れば大丈夫と思われたのだと推察します。事実かなりの水分を持っておられたようです。これだけ準備していれば大丈夫と、過去の経験から、何も心配されなかったのだろうと見受けられます。 1)の方に移っていくのですが、 熱中症と疲労凍死(低体温症)は、暑さと寒さと真逆なのですが、奇妙に良く似ています。それは、自覚できないという点です。 ではどうするのかといえば、自覚できないのだから、その他のデータで把握するしかないのではないでしょうか? ・気象予報での温度予想は知っておられましたよね?ここのところ高温が続いて熱中症の警告が出てました。 ・途中、気温は測りましたか? ・普段と比べて水の摂取と汗の具合の把握は? ・これが一番なのですが、体温の上昇の懸念は持ちませんでしたか? ・体温計を持って上がるということは現実的ではないです、しかし、汗の出すぎや逆に摂取量の割りに少ない時は「異変」です。(決め付けはしませんが、体調の異変の前に何かの違いはあったはずだと思うのです) ・涼しい所で休めれたら良かったのですが、それができない時、体を冷ます必要があったのではないか? ・水の余裕がどれだけあったのかわかりませんが、飲むだけでなく、体にかける必要があったのではないか?(気化熱で体温が下げられます) 最後に、 私ならならなかったとは申しません。ただ、もっと前にへばってしまっただろうとは思います。 実は、2週間ほど前に行ってた時に、これは熱中症になりそう、少しなりかかっているのでは?と思う日がありました。 気温がかなりある、湿度も相当なもの、その割りに水分が取れないのです。頑張って飲んでいるつもりでも量的にもっと取らないとおかしい。。。。 いつもより休憩もたくさん取り、おやつも取り、それでもへばりすぎ。つまり異変です。 予定を変更したことは当然です。 熱中症対策は、頑張らないことです。どこでそのサインを見て線を引くか? 気がついたときはもう遅い、それをまず頭に入れて、高温の注意が出ている日は、いつもとの違いに敏感になるしかないと思います。
お礼
>いくら夏場で日が長いとはいえ、10時は遅すぎませんか? polpol-vさんありがとうございました。 この、「10時発の計画」 これは、今、考えますと、いっそのこと、午後2時か3時の出発にするべきでした。 Jagar39さんのお礼欄にもお話ししましたが、私は、夜間登山は、常識的に実行しています。 低山でのお正月元旦の日の出は、午前3時過ぎからの登山はしています。 結果的には、polpol-vさんの仰るように「熱中症に関しては余り知識がなかった」ことに尽きると思うようになりました。 それにしましても、初めての体験が、そのまま命取りとなる登山です。 今回の命拾いは、あの3人の男性に助けられたことです。 感謝します。
No.3のJagar39です。 1Lのお茶にジュース缶2本、さらに途中の水場での補給、ということは、トータルで行動中に摂取した水は何Lになるのでしょうか。 まあ2Lでは足りない、と言っても大半の登山者が実は「足りない」中で登山をしているわけで、水が足りないことが今回の熱中症で救助されるという事態に直接的に繋がったわけではないと思います。 とはいえ、熱中症になった、ということは「水は足りなかった」ことを意味もしているのですが。(熱中症の原因は水だけじゃないにしても) また大汗をかいたときに水と一緒に失われるのは塩分だけではなく、他にもカリウムなどのイオンも失われているので、塩分すなわちNaClだけを補充すれば良い、というものでもありません。なのでスポーツ飲料が最も適切、ということになっているわけで。 また単なる塩分の大量摂取は、却って体内の水分の流失を促進して脱水状態に拍車をかけることがあります。喉が渇いたからと言って海水を飲んでも脱水が進行するだけ、ということなのですが、その意味では塩せんべいが果たして「適切」だったかどうか。 とはいうものの、やはり私は「登り始めた時点でほぼ運命は決まっていた」ような気がします。 登山道上、あるいは山頂には風が通る木陰など、「休める場所」はありましたか?豊富でしたか?それとも数少ないけれどあった?あるいは皆無だったか? もし「休める場所」がそこそこあったのなら、「体調に異変を感じた時点で、「休める場所」で十分休まなかったことが最大の要因」と言うこともできるでしょうね。 下手な場所で休んでも回復はしないので(自宅で熱中症で亡くなる人がいることからも判ると思います)、熱中症からの回復が期待できるような「場所」がルート上にどれだけ存在したか、というのは鍵の1つになるかと。 それと、今回の事例では本人が最後まで自分の変調を熱中症のためとは気づけなかったように見受けられますが、逆に考えれば、それが熱中症と知っていればどの時点から対処する手が打てたか?という自省が重要だと思います。 例えば、本当に下り始めるまで変調に気づかなかったのか? 変調に気づいた時点で、周囲に「休める場所」と「十分な水」はあったか? もしあったのなら、「自分の変調が熱中症と気づかなかった」のが最大の要因かもしれませんよね。 気づいていたのなら、「自分が熱中症に罹っていることを知っていながら行動を続行した」ことが最大の要因かも。 当日の質問者さんの行動や周囲の状況の大半が判らない以上、私達にはいくつかの推測をするしかないわけなのですが、質問者さんが山岳会の指導までされている方なのでしたら話は簡単です。 山岳会の指導にまで携わっておられた方でしたら、遭難報告書というものに何度か密接に関わったことがおありでしょう。 執筆・編集する立場に立ったことがなくても(登山歴40年で山岳会に所属しておられたのなら、普通は数回はあると思いますが)、少なくとも他の会の報告書を読んだことはおありなはずです。 あれと同じことをすれば良いのです。まあ今回の事例はヘリまで出動して入院されているわけですから、会の山行でしたら間違いなく「報告書」を書かねばならない事例ですし、個人山行だったとしても会に何らかの報告は必要な場面でしょう。 自分の行動、周囲の状況を微に入り細に入り書き出せば、自ずから何が最も重要な分岐点だったか、ということは分析できるはずだと思います。 という意味では、後輩達に指導すべきことで最も重要なのは、「遭難報告書の書き方」ですかね。 細かい事実を書き連ねていきながら減員や要因の分析に至る過程、というのが最も「指導」になると思います。 そうすることによって、他人の報告書からどれだけ自分の教訓を引き出せるか、という読み方が変わってきますし。
お礼
>今回の事例では本人が最後まで自分の変調を熱中症のためとは気づけなかったように見受けられます 全文を拝読しまして、今回のポイントは、この点だと気付きました。 長い登山経験で熱中症を体験したのは初めてです。 初期の段階で気づいていたなら、裸になるなり、濡れタオルで拭くなり、他に体温の調整方法はあったはずです。 私の場合、5月の北アルプス槍穂高が一番多かったので、吹雪の経験やホアイトアウトなど何度も経験しています。 ですから、厳冬期は知っていても、猛暑は知らなかったわけです。 次の「報告書」の件ですが、山岳会といっても山岳連名に所属しているわけでもなく、登山仲間程度で、それも10年以上前に解散しています。 従って「遭難報告書」は提出できませんが、少なくとも、ここで、できるだけ詳しくお伝えしたく思います。 まず、「午後の登山開始」ですが、これ自体が、誤りと思っていません。 何故なら、低山(2000m以下)なら夕方からの登山で、山頂からの日没の写真や星空・夜景も格別なものがあります。これを目的とするのは私だけではないと思います。 次に、持ち物ですが、これも、私は、反省はしていません。 結果的に熱中症だったことで、水分不足は認めざるを得ませんが、後輩達に「水だ水だ」とは言いがたいです。 また、スポーツドリンクもほどほどにしたいと思います。 全体の重量で逆効果の懸念があるからです。 そうしますと、私自身の暑さ対策の疎かと言う他なくなってきました。 私は、何時も思っていますが、登山は自然との闘いなので、自然科学の知識は大変重要と思っています。 例えば、最近の登山指導で天気図の書き方を教えているか知りませんが、天気図が書けることと、その読み方は、その地その地の地形と気象とも大変重要と思います。 また、言うまでもなく、医学の知識も重要と思います。 今回も、結果的に、知っているつもりが、本番で約にたたなかったわけですから、私には医学の知識が乏しかったわけです。
登山歴35年ほどです。ヘリで下山したことは幸いにして未だないのですが、行動不能になるほどバテたりしたことはけっこうあります。今思えばあれは熱中症だったな、という経験も山だけではありませんが多数。 「ミス」と言えるかどうかは微妙なところですが、ご質問の事例で最大の要因は、「クソ暑い日の午後から登り始めた」ことじゃないでしょうかね。一番気温が高くなる時間帯に登っていたわけですよね。それをミスと言うにはちょっと酷な気もしますが、熱中症になってしまった最大の要因であることは確実視しても良いと思います。 山頂での休憩にしても、その山頂の環境が判らないので確かなことは言えませんが、休めば休むほど消耗するような環境だってあり得るわけですから、もしかしたら20分も休んだということが「とどめ」だったのかもしれませんし。 体調に異変を感じたときにすぐに十分休めば良かった、という可能性もあるにはありますが、ちゃんと休める環境(涼しいと感じることができる場所と十分な水を持っていること、等)がなければ、そこで休むことがよい消耗を早めるだけになっていた可能性だってあります。 つまり山頂や登山道上に風通しがよい木陰などの「休める場所」がなければ、午後に登り始めた時点でその後の運命は決まっていた、という可能性が大きいでしょうね。 水についてですが、どのくらい持っていたのでしょう。 極端に暑い日に激しい運動をするような場合は、2Lぽっちじゃまったく足りませんよ。たかが往復で3時間半ほどの行程に水を2Lも持って行くことはあまり考えられないので、水不足が直接的な要因であったことは容易に想像できます。 だからといって日帰り、それも僅か半日行程の登山に4Lも水を持って行くわけにもいきませんけど。水の重さでバテるかもしれないし。 なのであまり極端に暑い日には避けられるものなら登山しない、というのが一番のような気がしますね。
お礼
>「クソ暑い日の午後から登り始めた」ことじゃないでしょうかね。 私も、今考えれば、原因の1つだと思います。 それにしても、仰るように、往復3時間半で2L以上は考えられません。 水分も大切ですが、塩分も大切なことも知り得ているつもりです。 実際には、水(お茶)は1Lで、他に大きめのジュース2缶です。 途中、水場でペットボトルで補充しています。 結果的には熱中症だったわけですが、命拾いした私が、 後輩たちに、この経験をどのように指導していいのかがわからないです。
- sachi7283
- ベストアンサー率21% (256/1170)
質問者様ほどではありませんが、この場合は谷川岳でした。ロープウェーは使わず、尾根を登ります。 当日、麓は30度近くありました。車の出発時間は5時半、出発時間の関係で、登山開始は9時前です。 グループに二人ドライバーがいたのですが、この二人だけ、グロッキー状態になってしまいました。 お二人とも、こんな状態は見た事がなく、一同びっくりですよ。もちろん二人とも私よりベテランさんです。 推測でしか無いのですが、車の運転と言うのも、結構体力とか体を調節する機能とか、使っているんじゃないでしょうか? としか思えないんですよ。 ドライバーの指定する場所に、私も多少の遠方から行きますので、私はドライバーより睡眠不足だと思います。単純に睡眠不足とは思えません。 とても登山歴40年の方に自分の推測を言うのは恥ずかしいのですが… 私の体験した事を書かせていただきました。
お礼
ご指摘ありがとうございました。 「車の運転による過労」も仰るとおりだと思います。 私も、以前は山岳会で指導した経験もあります。 その私が、今回のような大変大勢の人に迷惑をおかけし、 大変申し訳なく思っています。
- Epsilon03
- ベストアンサー率24% (868/3495)
行程が不詳なので何がと言うのは言えないですが、私は頂上では十分な休憩を取ります。 登山歴約40年との事ですので、ぺーぺーの私がアドバイス等おこがましい事ですが、頂上での休憩は十分取り、体を休めながらも慣らす事をしたのでしょうか? また、当初の計画よりアクシデントにより2時間も遅れたとの事ですので、遅れを取り戻そうと無意識にも無理をしていたのではないでしょうか!? 水分補給などは行っていた様ですけれども、やはりアクシデントによる2時間の遅れが焦りを招いたのではとも思います。 それらの複合で熱中症になっとも考えられます。 私も登山は好きですが、質問者様に比べたならば全然ぺーぺーですので偉そうな事は言えませんが、きっと焦りが招いたのではと思います。
お礼
早速、ありがとうございました。 Epsilon03さんの仰るように、無意識な「焦り」があったのかも知れません。 山頂での休憩は、写真撮影などで20分ほどです。 ですから、下山開始は午後3時20分ころです。 それで、まもなく、何時もと違う体調不良に気づいたので、麓の旅館に泊まることにして、携帯電話で「到達は6時は過ぎるかも知れません。」と伝えたのです。 本来ならば、1時間半もあれば十分な下山を、わざわざ3時間を予定しました。 今考えますと、当初は無意識な「遅れの取り戻し」で、気が付いた時点では、最早、遅かったのかも知れません。
- 1
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お礼
総合病院に行き、様々な検査をしています。 しばらく通院するようです。 Jagar39さんのご回答で気についた点をまとめます。 ☆ 標高1,000mの登山口で37℃だったとすると、街では40℃を軽く越えてしまいますよ? ★ そうではなく、街で37度で、登山口では30度以下だったと思います。 ☆ 行動したことが間違いだった、と結論づけ、なお状況を知っていれば行動中止していた、と言われるということは、従来から行動中止すべき気温について自分なりの基準があった、ということでしょうか? 普通はそんなものはないと思うのですが・・ ★ 厳冬期で登山開始時に猛吹雪なら登山は中止するか、又は、その場所のテント内で様子をみます。それと同じように、猛暑日なら中止するか、又は、強行するならば、それなりの持ち物や時間を調整します。「気温について自分なりの基準があった」と言うことはないですが、気温と体感は、気をつけているつもりです。今回の登山口では、おそらく30度前後ではないかと思います。 ☆ ・・・気温だけでなく湿度、自分の体調、コースが要求する運動量、利用できる水の量、その他のいろいろなファクターで熱中症にかかるリスクは大きく変わるだろうからです。 ★ それはそのとおりと思います。だから、四季を通じ、体感だけではなく、気温や湿度・風向等々総合的に判断し、行動に向かいます。 ☆ 早い話、30℃程度の真夏日に午後1時から5時までの4時間テニスをしようという場合、1人2Lのスポーツ飲料では足りませんよ。2Lのペットボトルを持ってコートに入っても、途中で買い足しますね。 ★ これもそのとおりと思います。だから私も事前に水場も調べています。 ☆ 「どのくらいの気温、湿度なら行動を中止すべきか」という基準を設定できない以上、気温や湿度が判ったところで役に立つとも思えませんが。 ★ 基準を設定してもしなくても、-20度と-10度では行動は変わるでしようし、20度と30度では変わります。何時間もの車内で快適な時間では、外気温との差が10度位はわからなかった、これが今回の原因と思っています。 ☆ このような今後明確な判断基準を設定できないような要因に「原因」を求めるということは、要するに「運が悪かったのさ」と言っているのと同じです。 ★ 判断基準は、その時点の体感はもとより、物理的な温度計や湿度計により総合的に判断すべきと思います。だから今回「持っていた温度計を見れば参考になったが。」と言うわけです。 30度超えておれば中止していたか時間をずらしたと思います。決して「運が悪かった」とは思っていません。「運が良かった」とは思っています。頂上で誰も居なかったのに、下山してきた人に助けられたのですから。 ☆ 沢筋で遊ぶとか水場を利用することは、今回の事例で可能だったのですか? ★ 可能でした。 ☆ 水の残りも少なく日陰もない稜線でトマトジュースを吐いたのなら、その時点で熱中症に気づいても打つ手はなかった、ということになりますよね? もしそうなら、それでは今回のヘリ下山という結果を回避することができたポイントはどこにあったのか?ということを考えなければならないわけです。 ★ 日陰はありました。樹林帯ですから。熱中症と気づいていません。「つかれ」と思っていました。だから登山道で寝ていました。結果的に登山者に助けられヘリで救助され熱中症とわかったわけです。もし、熱中症と判っておれば、体温を下げる工夫をしています。途中で補給した水もありましたし、トマトジュースも一気のみもしなかったと思います。徐々に吸収さすようにしていたと思います。 ☆ ヘリでピックアップされたこと自体を必要以上に恥じる必要はないです。 ★ この点、心よくお受けします。吊り上げられて回転をしていた時点で、目を開けてみると、それはそれは今迄にない光景を目のあたりにしました。今登った山塊がシルエットで浮かび、その先の日没の真っ赤な太陽、この時点で「私は助かった」と実感しました。それで本当に助かったのですから。 今反省するに、一言で言うと「総合的な判断に誤りがあった」と言うことです。 体力の自身を過信したこと。気温湿度行動時間等々あまく見た。 また、他の人も言っているように「予定の時間の取り戻しに、あせりがあった。」ことも要因の一つと思います。 厳冬期の体温低下だけではなく、猛暑での体温上昇等々、即ち、もっともっと医学の勉強も必要と感じています。