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高山病予防になりやすい体質は珍しい?
1週間前に、3度目の富士登山に行ってきました。 昼から登山開始→8合目の山小屋宿泊→登頂→下山という2日間のスケジュールです。 過去2回はペース配分や呼吸・水分補給・携帯酸素の使用など、細心の注意を払っても高山病になってしまったため、今年は日本旅行医学会の認定医の診察を受診して、高山病予防に効果があるといわれているダイアモックスを処方してもらいました。 登山前日から朝夕半錠ずつ服用し、登山当日の夜(山小屋宿泊時)は1錠服用しました。 しかし、山小屋で寝ている間にどんどん気持ち悪くなり、結果、高山病の症状(頭痛と嘔吐)が出てしまいました。 ちなみに前回も同じパターン(8合目で就寝中に気持ち悪くなる)で高山病になりました。 薬も効かなかったということで、これを最後に富士山登頂はあきらめることにしました。 ネットで検索等して「ダイアモックスを服用してもダメだった」という事例は見たことがなかったので、効果を期待していただけに正直悔しい思いでいっぱいです。 やはり私のような体質はごくまれなのでしょうか。。。 もし他にも同じような経験をされた方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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- sapana
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高山病についてお悩みなんですね。 私もしょっちゅうかかります。 薬を用いて高山病を治すという発想をしず、『上手に付き合う』という考え方になされては どうでしょうか? 気分的にもずいぶん楽になると思うのですが・・・ 高山病は個人差があり、症状や症状の度合い、其の時の調子など大きく異なります。 自分に合った高度順応をすることが最も大事です。 私の知り合いの方で体の弱い方がヒマラヤへ何度も行かれております。 グループの一人としてヒマラヤを歩くのですが、一番高所に強いです。 其の方はとても話好きであり、いろいろなものに対して興味を持ち、写真撮影にいそしむようです。 歩く速さは同じですが・・・ 体質的という見方もできますが、其の方の歩いている過程に 高山病にかかり難くする気づきがあると思います。 症状に詳しいお医者さんだって高山病になるんです。 お医者様は原因をわかっているから高山病にかからないと思われがちですが、 そうではありませんよ! 高山病にかかり難くい体質は理想です。そんな体質の人は少ないと思います。 先ずはかかり難くするプロセスが自分に合っているか もう一度考えなおしてみてください。 また、 人より神経質になっている分、高山病の辛さも伝えることができます。 かかり易いという今の自分を公定的に思えることも 大事ではないでしょうか。 私自身、ヒマラヤ4700mにて呼吸のし過ぎによる過呼吸にかかって大変でした。 しかし、毎回高地を歩くと高山病にかかります。 自分に合わせた高山病対策を実践するので、確実に高度順応して 楽しく山歩きをしております。
- pccrewe
- ベストアンサー率12% (30/245)
ご自分で答えを出されたようですが、僕は日帰りを良くやります。暗い(寒い)ときに山に入っているのを良しと思っていないからです。装備も軽めで済みます。 余裕を見て7+3時間だと7時入りの17時着になりますね。お住まいにもよりますが、前日近くまで行っていれば十分可能です。来年やってみてください。 ちなみに僕は必ず頭痛の症状が出ますのでバファリンを持っていきます。これで耐えられなかったことはないです。
- 03115
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高山病は辛いですよね。私も高いところはダメなのでよくわかります。 2000mまでは調子が良かったのに、涸沢の鯉のぼりが見え出す当りで決って辛くなります。 対処方法として、肺の隅々まで呼気の交換が出来るように、肺に圧力をかけて呼吸します。つまり、やり方としては口を膨らまして、「プーッ」と息を深く吐きます。 吐いてしまえば吸うのは自然に出来るので、吐くときだけ「プーッ」とやります。これを繰りかえして歩きます。 ヒマラヤでは、1000m登って500m下って寝る様なことを毎日やり、4000mを越す当りと6000mを越す当りでは連泊して順応します。 調子が悪ければ一度下って又登りなおします。個人差も非常に多いです。 高い場所に行っても、眠って代謝を落さないと効果が薄いとも言われています。個人差や、その時々の差が結構多いようです。 ダイアモックスは利尿剤だと聞いています。薬を飲んでも、水分を沢山(通常1日4リットル以上)とり、それを体外出して代謝を促進してやらないと効果は期待できません。 もし事情が許せば、血中の酸素飽和濃度を測定すれば、状態が客観的にわかります。病院では90ぐらいならば酸素マスクを付けますが、高所登山では行動中に70台になることもそんなに珍しくありません。 富士山にどうしても登りたいならば、一夏に5合目と8合目を何回か経験されてから頂上を目指すことをおすすめします。 高度への慣れ(順化)は最低6ヶ月ぐらいは期待できるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 高山病、本当にツライです・・・。 時間が許せば、登って→下って→登ってを繰り返したいのですが、連れがいることなども考えると実現は難しそうです。 可能であれば、事前に高度慣れしておくことを実行してみようと思います。 いつも2リットルしか持っていきませんでした。。 水分はたくさん摂って損はないですものね。 普段もそれほど水分を摂るほうではないので、日頃から意識しようと思います。
高度順応に最も効果的な方法は、「小刻みに標高を上げ下げしながら徐々に高度を上げていく」ことだと言われています。極地法によるヒマラヤ遠征などではルート工作や荷揚げなどで高度順応をしています。 最近の公募型の高所登山でも、8,000m峰にアタックする前に6,000m峰に登る、という方法はよくやられています。 ですが、これを国内の山に応用するのは、まあやってやれないこともないですがあまり現実的ではないですね。 穂高や立山などの3,000級の山では、ベースキャンプが2,200-2,400mほどなので、初日に2,800m程度の山に登っておくと、メインの3,000mの縦走で高度障害が出ることが少なくなるような気がしていますが。 (私の妻も高度に弱いので、いろいろ試してはいるのです) まあ、富士山では初日に8合目まで登って下りてきて、翌日登頂、なんて・・・やってできないこともないでしょうけど現実的ではなさそうです。 高度障害は他の方の回答にもあるとおり、宿泊が発症の引き金になることが多いです。 そして発症すれば基本的に「高度を下げる」以外の方法では良くなることはないので(軽症なら騙し騙し続行することはできるでしょうが)、発症すれば諦めるしかないでしょうね。 ちなみに数年前、北アの燕岳のテント場(標高2,000mほど)で、一晩寝て起きたら亡くなっていた、という事例があります。亡くなったのは高校生でした。悪化すれば「その高度に留まる時間だけ悪化する」のが高山病の怖いところです。 私も厳冬期の槍ヶ岳の肩の小屋(もちろん冬季小屋)で肺水腫を起こしていた他パーティーのメンバーを、私達のパーティーと彼らのパーティーの総出で交代で担ぎ、雪崩の巣のような飛騨沢を駆け下りたことがあります。 高山病を避けるにはいろいろな方法が考えられるのですが、どれも決定的ではありません。裏目に出ればやはり発症してしまうでしょう。 「ゆっくり高度を稼ぐ」というのは、仮に2,000mあたりで既に軽い高度障害が出ていた時には逆効果になる可能性があります。というか、私の妻もそうなのですが、高度に弱い人は2,000mで既に軽く高度障害が出てきます。そこで1泊してそのまま高度を上げると却って酷くなることはあり得ます。2,000mがほとんど負担にならない場合は効果的でしょうけど。 「5合目で前泊」にしても、その宿泊で高度障害が出てしまい、あとは高度を上げる毎に酷くなるだけ、ということになる可能性もあります。 私ならまず「日帰り」を試すでしょう。多少高度障害が出ても酷くなる前に登って下りてきてしまう、という考え方です。まあこれも裏目に出れば"酷くなる"方が早ければやはりダメなわけで。 でもとりあえず高度に弱い人にとっては8合目宿泊は最も過酷な登り方であることは間違いないでしょう。なのでその他の方法を試してみる他ないように思います。 登山の前の週などに一度2,000~2,400mあたりまで高度を上げておくのは良い手だとは思います。それができれば、の話ですが。 前の週に5合目まで来て半日過ごしておくとか、乗鞍や立山の室堂まで行ければそれはベストですが、なかなかそういうわけにもいかないでしょうね・・・ それと高度障害は"循環障害"ですので、水は意識して多めに飲むことはお薦めします。 実は私も高度にはあまり強くない方ですね。 学生時代に11月の富士山頂でビバーク訓練をした時は、寒さより吐き気と頭痛の方が辛かった・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 奥様も回答者様も高度に強くないとの事で、非常に参考になりました。 やはり「8合目宿泊での登山」という方法が良くなかったみたいですね。 高校生が亡くなったニュース、覚えています。 私の場合、5・6合目では高度障害らしきものは出てこないのですが、高山病になってしまうと、5合目に下りてきても気持ち悪さや頭痛が続くので(高速で東京に向かっているあたりでやっと良くなる)、もしかしたら5合目で前泊しても障害が出る可能性はあるような気がします。 皆さんおっしゃるように、一度高度に慣れておいてから、日帰り登山がいちばんいい方法のようですね。 スケジュール的にそれができるかが微妙なところですが・・・
>やはり私のような体質はごくまれなのでしょうか。。。 高地に弱い人というのはまれではありますがいます。 だいたいそういう人は高度2000mあたりで高山反応が現れます。 誰にも表れるのが標高3000mあたりですから、 質問文を読んだ限りでは質問者さんは標準よりやや 高山反応に弱い程度の体質なのだと思います。 高山病予防について参考になりそうなサイト http://www.himalaya-kanko.co.jp/anzen/anzen.htm 簡単なことをさも自分たちだけが知っているかのごとくのところもありますが、 http://newssapana.naturum.ne.jp/e738388.html 私の場合、5500m級の峠越えや、5000m地点でのビパークや 2回ほどのヒマラヤトレッキングでの経験で言えば、 ・3000mを越す高所での1日の移動高度は200m程度。 でなければ、まともな高山順応はできない。 そういう意味では富士登山は高度が低いので無理して登れるのものの、 あれだけの(初心者を含む)人数が大挙して押し寄せるのは自殺行為に等しく、 よく事故がおこらないものだと感心しています。 ・3000m以上での就寝は高山反応を引き起こしやすく、 高所順応ができにくい人は、頭痛と嘔吐は出て当たり前だと思います。 高所順応のコツ ・ゆっくり高度を稼ぐこと。 富士山のように5合目がいきなり2000mというのは実は過酷な環境なのです。 一度、5合目で一泊2日するくらいで身体を慣らすといいでしょう。 本当は下から1日かけて登るくらいでもいいくらいです。 ・もっと言うなら、朝からゆっくり登り、8合目で一泊してみる。 ・水分補給と身体の代謝をよくするために、コーヒー、紅茶などを しっかりととる。 ・頭が痛くなってきたなぁと思ったら、高度を下げるるか、 酸素ボンベでも持って行って吸うか。です。 一度、日帰り登山をされてみてもいいでしょう。 なんどか登ってみて、それでもダメなら体質が高所にあわないと 初めて言えると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 2000mでも高山病になる人がいるのですね・・・驚きました。 私くらいの症状ならそれほど珍しいものではないのですね。 なんだか安心して再チャレンジする気がわいてきました。 5合目に宿泊する方法は思いつきませんでした。 まず5合目に泊まって、そこからゆっくり登っていくのは一度試してみたいです。 友人に今回高山病になった話をした時、冗談で「いちばん下からずっと登っていけば大丈夫なんじゃない」と言われましたが、実際ありなんですね! やはり慣らしがいちばん重要なのですね。。 またあの辛い高山病を経験するかもしれないという不安はあるのですが、日帰り登山で再チャレンジしてみたいと思います。
- climbing-cat
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ダイアモックスは高山病にも効果がある、のであって高山病の予防薬ではありません。 >ネットで検索等して「ダイアモックスを服用してもダメだった」という事例は見たことがなかったので・・・ 富士山登山でダイアモックスを使う人は稀でしょう。ですから事例は当然少ないです。 今度は、泊まらずに日帰りしてみてはどうでしょうか? No.1の方の言う通り、就寝中は呼吸が浅くなりますので、泊まることによって高山病になる方もいます。 最後の手段は酸素ボンベを吸いながら寝る、または吸いながら登る。恥ずかしさを我慢すれば、まず高山病にはならないと思います。あっ、酸素ボンベといっても携帯酸素缶ではなく、ヒマラヤ登山隊が使うようなごついボンベです。ちなみにヒマラヤ登山で使うボンベは、戦闘機のパイロットが使っているボンベで、中身は純酸素です(ちょっと危険)。日本国内で一般人が手に入れられるかはご自分で調べて下さいね。 とにかく今度は日帰りで挑戦してはどうでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ダイアモックスは高山病にも効果がある、のであって高山病の予防薬ではありません。 一般的には緑内障の薬らしいですね。 高山病専用の薬ではないということは承知の上で処方してもらいました。 やはり就寝中の呼吸が大きな原因ですかね・・・。 さすがにそんなすごい酸素ボンベは持っていけないので、多少不安はありますが、日帰り登山を検討してみたいと思います。
- hyokohama
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ダイアモックスの件は分かりませんが、就寝中は呼吸が浅くなり高山病になりやすいという意見があります。就寝中でなくても起床後直ぐに高所で登山開始すると高山病になりやすいようです。 私は先月2回富士登山しましたが、幸いにも高山病にはなりませんでした。 今回は八合目の山小屋に宿泊されたとのことですが、過去2回は山小屋泊でしょうか?日帰りでしょうか?また、山小屋泊ならば何合目泊でしょうか? 過去2回とも八合目泊なら、もう少し標高を下げた山小屋宿泊に切り替えて、起床後は意識的に深呼吸をして体に酸素を取り込むようにするか、前日十分に睡眠を取って日帰りで登山してみてはどうですか? 因みに私は先月2回とも4つある五合目の中では最も標高の低い御殿場口から登頂しました。標高の低い御殿場口からなら、ゆっくりと標高に体を順応させられて高山病になりにくいし、人が少ない為に自分のペースを一定に保てる為に高山病になりにくい為に、初富士登山でしたが、富士登山初心者にはお勧めされていない御殿場口からの登山を選びました。 初登山が富士山ならば御殿場口からの登山はお勧めできませんけど、普段から山歩きに慣れている人であれば、逆に初富士登山でも御殿場口からの富士登山が一番お勧めできます。 どうしても高山病になってしまう人は、マラソンランナーのように富士登山当日の1か月前から1週間置きか、せめて2週間置きで標高3000mほどのアルプスなどの高所に滞在して体を順応させるというのも効果があるかもしれません。 乗鞍など、バスなどで行ける高所で1泊なり滞在してみては? この方法でしたら今シーズンは無理でしょうけど、とりあえず御殿場口からの登山を試して無理ならば、来シーズンに試してみる価値はあるのではないでしょうか? 下記参照URLの左側メニュー「もっと知りたい富士登山」の下、「1度高山病で敗退している人」をご覧ください。参考になると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >就寝中は呼吸が浅くなり高山病になりやすいという意見があります。就寝中でなくても起床後直ぐに高所で登山開始すると高山病になりやすいようです。 やはりそうですよね。 前回も今回も就寝中に症状が出てきたので、睡眠時の呼吸の浅さが原因かなぁ、とは思っていました。 7合目宿泊は試してみたいのですが、山小屋に泊まることがちょっとトラウマになりつつあるので・・・。 日帰りがいちばん向いているような気がするのですが、山頂で休憩してるときに気分が悪くなってきたら・・・と思うと、ちょっと腰がひけてしまうんです・・・。 でも、教えていただいたリンクを見て、不安を抱くよりも前向きにいろいろな方法を試せば、富士山に登れる機会はあるはず、ということがよくわかりました。 とりあえず日帰りで再チャレンジしようかな・・・。 慣らしを計画的に行うのはすごく効果ありそうですね。 スケジュール的に可能であれば、是非試してみたいと思います。 今まで須走口と吉田口からしか登ったことがないので、御殿場口も検討してみたいと思います。(体力的にちょっと心配)
お礼
ご回答ありがとうございます。 7時~17時なら暗くも寒くもないので、身軽でいいですね! 住まいは埼玉なので、実行は可能だと思います。 毎回バスツアーで行っていたので、来年は仲間を集って車で行って、日帰り登山を実行したいと思います。