姉の配偶者側の親族に元女性警察官(既婚者)がおります。
彼女もそれほど身長は高くなく160cmはなかったですね。
ちなみに彼女の亡くなったお父さま、彼女の旦那さまやそのお父さまも警察官です。
ひと口に警察官と言っても刑事事件の担当や交通関係の担当、あるいは少年課の担当、
いろいろな部署を異動しています。
それでも、警察官として採用されれば全員行くのが警察学校で、
そこで合気道などの護身術や、他の回答者さまの文章にもありました拳銃の扱い方などの訓練を受けるわけです。
以下は以前彼女から聞いた話を受けての、ある程度の想像からくるものです。
今ちょうどロンドン五輪で柔道をやっていますけれど、
ご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、同じ階級でも身長がかなり違うと、
身体が小さい方は決して勝てないわけではなくても、相当不利な戦い方を強いられているはずです。
警察官でも同じことが言えます。
自分は小さいのに、取り押さえる相手が身体の大きな男性だったら?
あるいはそのような格闘の場面でなくても、
例えば交通パトロールの取締りの時に、反則切符を切る相手のドライバーは大半が男性だと思います。
いかに国家公務員・地方公務員とは言え、相手が女性でしかも小学生並みに小さい警察官だったら?
ただでさえ女性は舐められるのに、小さかったらなおさらでしょう?
あるいは。
例えばパトロール中に、身体の不自由な方やお年寄り、急に具合が悪くなった人など、
何らかの理由で動けなくて困っていたり、倒れそうになっている人がいたとしましょう。
さっきの時とは逆です。
いかに警察官の制服着ていても、身体の小さいお嬢さんには頼れない、「助けて」とは言いにくい場合もあるでしょう。
身長制限があるのは、身長が低いとそういう不利益があることもある、
一応それなりの理由があるんだよ、ということです。
体格が基準ライン以上であれば、
筆記試験、面接など通過して、最終的には親族に犯罪者がいなければ(身元調査されます)、大丈夫だと思いますが。