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非効率な人型ロボットを使う理由とは?
- こんな設定のロボットアニメ見たことないですか?主人公はその国の警察や軍に所属する人間で、人型ロボットを操って事件を解決するという部署に就いています。街中で戦う事が多く、市民に安心感を与えるため人型ロボットを使うよう命令されています。しかし、本当は人型ロボットより有用で効率的な装備があるため、市民に見えないところではその装備を使っています。主人公は常に非効率な装備を使うことの葛藤を抱えながら戦っています。
- 非効率な人型ロボットを使う理由とは一体何なのでしょうか?現代社会であえて非効率なロボットを使用する理由について考えてみました。その答えは、市民に安心感を与えるためです。街中で人型ロボットが戦っている姿を見ることで、市民は治安が安定していると感じることができます。しかし、そんな見せかけの安心感を作り出すために、主人公は本当は効率的な装備を使うことができるのです。
- 非効率な人型ロボットを使った設定のロボットアニメに興味はありませんか?主人公は警察や軍に所属し、事件を解決するために人型ロボットを操っています。しかし、実は彼らが使っているのは効率的ではない装備です。その理由は、市民に安心感を与えるためです。街中で人型ロボットが活躍する姿を見ることで、市民は安全だと感じることができます。しかし、主人公だけは非効率な装備を使わなければなりません。その葛藤に彼は戦いながら成長していきます。
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もう少し御質問の趣旨に近い例がありました。 1982年(昭和57年)2月6日~1983年(昭和58年)1月29日にテレビ朝日系で放送されていた「戦闘メカ ザブングル」の前半期の主人公メカである「ザブングル」は人型をした「ウォーカーマシン」です。 「ウォーカーマシン」とは、その名の通り作中における「脚を使って歩く搭乗型の作業機械」(まあ中にはホバー走行したり、主な移動手段が飛行だったりするものもありますが)の総称で、動力源はガソリンエンジンです。 「ウォーカーマシン」が活躍する舞台は「惑星ゾラ」と呼ばれる様になった未来の地球で、作中の時代よりも遙か以前に何らかの天変地異が起きて地上が居住不能になったため、人類はスペースコロニーや海底都市、地底都市に避難していました。 その後、長い年月が経過してある程度異変が収まってから、避難していた人々は再び地上へと戻ろうとしたのですが、地形や気候、生態系などは激変して過酷な環境となってしまっており、なにより強力な病原菌があふれている様になったため、無防備な状態で昔の様に地上で生きて行く事が出来なくなっていました。 そのため人類は、完全な形で地上に帰還する事を諦め、地上に巨大なドーム都市を幾つも建設して、その中だけで暮らす様になりました。 そして、人類が持つ文明の未来の担い手として、「シビリアン」と名付けられた病原菌や過酷な環境にも負けない新たな人類種族を人工的に作り出し、自分達は「シビリアン」達の上に立って、彼らが文明を担う事が出来る様に促すと共に、「シビリアン」に採掘させた「ブルーストーン」と呼ばれる鉱石と引き換えに、「ウォーカーマシン」や「ランドシップ」(水陸両用の巨大ホバークラフト)等の機械を始めとする必要物資を提供する「イノセント」と呼ばれる立場となりました。 地上は地形さえも激変したほど荒廃し、道路などは跡形もありませんから、車輪は殆ど役には立たず、移動手段は歩行機械かホバークラフト(巨大なため浮揚する高度がそれなりに高く、地面の凹凸の影響を受け難い)に限られるという事もありますが、歩行という手段をとる「ウォーカーマシン」が使用される最大の理由は、「破壊された地球から逃げ出した人々(イノセント)の“再び二本の足で大地を踏みしめたい”という願い」の象徴として作られたという設定になっている様です。 「ウォーカーマシン」の多くは人型からはかけ離れた形をしていますが、大抵は2本の脚を備えています。主人公メカの「ザブングル」が他の「ウォーカーマシン」と比較して別格に人間に近い形をしているのも、おそらくは、この「イノセント」達の願望が影響しているのではないかと思います。 「ザブングル」は2台のマシンが変形・合体する事によって完成するという特異なシステムを持つ「ウォーカーマシン」で、合体前のマシンは飛行能力も一応はあるものの、地上走行形態では何故か不整地走破性に劣るタイヤを使って走行する様になっています。 又、戦闘に特化し過ぎた設計である事や人間に近いフォルムであるため、作業機械としては効率が悪く、その上、馬力においても他の「ウォーカーマシン」の中に更に強力な機種が存在する等、必ずしも最良の機種という訳ではなく、主人公の「ジロン・アモス」が「もっといいウォーカーマシンが欲しい」と漏らすシーンもあったそうです。 まあ、主人公達が属している交易商人カーゴ一家には、亡くなった前の長である「キャリング・カーゴ」の見栄でもあったのか、所有している主な「ウォーカーマシン」は、2台の値の張る「ザブングル」しか無かったのですから、我慢するしかありません。 幾ら治安が最悪(殺人を含む、どんな悪事をやったとしても、僅か3日で時効になる掟が存在する)な世界だからと言って、戦闘以外には殆ど役に立たないマシンだけを2台も手に入れて、他の作業機械を所有しなかったのですから、「キャリング・カーゴ」は一体、何を考えていたのか理解し難い処です。 【参考URL】 戦闘メカ ザブングル - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E9%97%98%E3%83%A1%E3%82%AB_%E3%82%B6%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB ザブングル (架空の兵器) - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%85%B5%E5%99%A8) ウォーカーマシン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3
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- kagakusuki
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ANo.9のお礼文に >……とはいえ、「人間の動きをトレースするから人型」という設定はそのくらい昔からあったということなんですね。 とありますが、それ以前にも、巨大ロボット物の走りである「マジンガーZ」に対抗して、東北新社が企画し、創映社が制作した、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列のアニメ番組である「勇者ライディーン」(放送:1975年4月4日~1976年3月26日)において、主役ロボの「ライディーン」は、主人公の「ひびき洸」の腕に接続されたアーム状の装置によって腕部の操縦を行い、その他の部位は念動と言いますか、精神感応的なものによって、「ライディーン」と「ひびき洸」が一体となる事によって操縦されていたと記憶しています。 この操縦者とロボットが一体化している事を表した話として、漫画版の話ではありますが、何故か「ひびき洸」の視力が失われていて(その話の前の回を読み損ねたため、視力が失われていた理由は知りません)、何も見えずに「ライディーン」は苦戦していたのですが、敵の剣撃が「ライディーン」の胴体に命中した際に、操縦席を貫かれた訳でもないのに「ひびき洸」も激痛に苦しんで、思わず涙を流した処、ロボットである筈の「ライディーン」の目からも涙が流れ、涙で洗い流された事で眼は視力を取り戻し、逆転する事が出来たというものがありました。 つまり、操縦者の動きをトレースするどころか、肉体の感覚まで一体となっているという事であり、「ライディーン」に人間の肉体にはない部分を持たせようとしても、人間の肉体で神経が通っている処以外の部分は感覚を共通化したり、動きを連動させたりする事は出来ませんから、人型にならざるを得ないと思われます。 【参考URL】 勇者ライディーン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%87%E8%80%85%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3 因みに、ANo.11で挙げた「ジャンボーグA」(1973年1月17日~12月29日)でも、操縦者である「立花 ナオキ」は頭に鉢巻状の装置を付け、四肢に電線(?)らしきものを繋げた状態で操縦しており、その他には操縦桿やスイッチの類は無さそうでしたから、こちらもまた操縦者の身体の動きをトレースする事によって操縦するシステムなのではないかと思います。 【参考URL】 バイオフィードバック装置と立花ナオキ - Chyoro's blog May.13 2011 http://chyoro2000.blog94.fc2.com/blog-entry-365.html 尚、 >巨大ロボット物の走りである「マジンガーZ」 と書きましたが、実は搭乗型巨大ロボットは、「マジンガーZ」が最初という訳ではなく、それ以前にも、操縦シーンこそありませんが「ウルトラセブン」の第14話「ウルトラ警備隊西へ(前編)」(1968年1月7日放送)と第15話「ウルトラ警備隊西へ(後編)」(1968年1月14日放送)に登場した、ペダン星人が操る敵方のスーパーロボット「キングジョー」(4機の宇宙船が合体)などの例があります。(「キングジョー」が最初であるのか否かは判りませんが) 【参考URL】 キングジョー - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC
逆は良くあるパターンですがねぇ。 非合理的な人型をしている理由が人に恐怖を与える為って言う…。 人は人の形をしたものに恐怖感を感じるそうですから…暴動の鎮圧などに人型機械を使うっていう話は結構あると思います。 企画時であって、設定では無いですが、ボトムズのATが3m程度の人型であるってのも一番人にとってこのサイズが怖いからって事らしいです。
- pandalovelove
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>現代社会であえて非効率な人型ロボットを使って戦う理由が きちんと設定されていること かなり限定された設定なので、少しイメージが違うかもしれません。 (主人公の使用機が活躍しないとスポンサーのOKが出ないと思います) 他の回答に出ていないような作品をあげてみます。 「ガサラキ」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%AD 主人公の所属する特務自衛隊が使用するタクティカルアーマー(TA)と 他の組織が使用するメタルフェイク(MF)という二足歩行ロボットが 登場します。(設定で)製作に特殊な資材を使用しますので、 作中の世界では現役兵器が主流です。 特殊な技術で人間の反射機能を持たせることができたことで、 あらゆる地形に対応可能かつ武装の汎用性と装甲をもたせた機体です。 イメージとしては、自衛隊が使用するレイバーではないでしょうか。 公式サイト(http://www.gasaraki.net/)では現代最強兵器となってますが、 Wikiにもあるように、兵器としてはさほど強力ではありません 手は装甲がないのでパンチもできません。あくまでも携行武器が主兵装です。 残念ながら、暴徒鎮圧など、ロボットアニメとして戦闘描写はリアルですが、 作品としては難解な伝奇ものと感じました。 「装甲騎兵 ボトムズ」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%85%E7%94%B2%E9%A8%8E%E5%85%B5%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%BA アーマードトルーパー(AT)という二足歩行ロボットが登場します。 世界観では、戦術を一変させたロボットですが、戦車の方が被発見率・ 火力・射程・装甲では有利とされています。このため、戦場では戦車やヘリが 多数登場して、実際にATを撃破しています。(でも戦車はヤラレ役です) 人型の利点は、不整地での走行性能、陸上や宇宙空間での汎用性、 マニピュレーターによる兵装選択の多様性とされています。 ちなみに、地上での高速走行にはローラーダッシュという足の裏にある 車輪や履帯を使用します。 この作品の設定だったと思いますが、ATが人型の理由として ・宇宙では遠近感の関係で人とATの区別がつきにくい ・携行武器が人の使用するものをリサイズするので設計が用意 ・人に対する威圧感 などもありました。(先輩からの入れ知恵なので、まちがっているかも) 基本的に主人公専用の特別機は存在せず、何度も擱座して乗り換えています。 また、主人公の機体は汎用機なので、敵味方が同型機を使用します。 同じ世界観の複数の作品が存在しますが、中には対AT側が主人公の作品 (OVA「機甲猟兵メロウリンク」)もあります。 余談ですが、前出の「ガサラキ」と同じ監督の作品です。 「ガンパレード・マーチ 新たなる行軍歌」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81_%E3%80%9C%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%82%8B%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E6%AD%8C%E3%80%9C もともとはPSのゲームのアニメ化作品。 HMT(Humanoid Walking Tank)と言われる二足歩行ロボットが登場します。 (原作では「人型戦車」でした) 換装によるさまざまなバリエーションが可能で、装備の汎用性、機動力、 運動性などで、既存兵器を凌駕します。ただし、原作の設定では 二足歩行のため整備が大変で、故障も多いので一般的には信頼性の低い 欠陥兵器扱いです。(アニメでは一般的な兵器です) ウォードレスという装甲強化服も登場します。 「テクノポリス21C」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B921C 警察による犯罪捜査のため、刑事を補佐するテクロイドという人型ロボットが 登場します。人より少し大きめくらいで、自律行動するので操縦しません。 街中での活動が前提で、人とロボットがペアで行動します。 主人公はいきなりペアを組まされたロボット(ブレーダー)のことを 捜査の邪魔になると考え、当初は嫌っていました。 警察の特捜用なので、作中の空挺戦車には結局歯が立ちませんでした。 本来はTV用の構想ですが、劇場公開の1話で終わってしまいましたので、 あまり有名な作品ではありません。 申し訳ありませんが、私も一部しか見たことありませんので、 設定の詳細については、あまりくわしく知りません。ごめんなさい。
- 2012tth
- ベストアンサー率19% (1893/9468)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%95%B5%E3%83%AD%E3%83%9C_%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BCG7 無敵ロボ トライダーG7 テレビ朝日系列 1980年(昭和55年)2月2日から1981年(昭和56年)1月24日 サンライズ・ロボット・アニメ 主人公の父親が生前、助けた異星人科学者がお礼に残した 可変ロボット…遺言では、売ってとされたが…買い手が着かず… (注意) 劇中に描写なし、設定のみ 政府や軍の依頼で、敵排除を行うと言う設定です。 地球側は、ロボット否定しているが?ロボットを使い侵略をする敵 が出現…地球側の既存の兵器が役に立たない為に仕方なく主人公側 に依頼する形式です。 ロボットを作れないのでは無く…作らないと言う物語描写が劇中に 出て来ます…軍が政府に依頼するが?そんな予算は無いとか無用の 長物だとする議員がワメくシーンが有ります。 政府の考えでは、すでにロボットは有る (主人公が乗ってる) し? 民間会社なので、余計な出費も無い、経費も要求されない…依頼料 だけで済むので、安上がりだと… 民間会社の設定…劇中でミサイル撃つと経費がカサむので撃つなとか? 敵側は、主人公の父親が助けた異星人と同種族の犯罪者?で開発した ロボットを使い侵略先の星の経済に打撃を与える直接攻撃を仕掛けて 来ます。 エネルギー採掘プラントや発電所等に… 地球側は、太陽系各惑星や衛星に進出して、植民地化していて?採掘 や基地建設や街を作ったりしています。 主人公は、小学生設定なのでロボット操縦を続ける事に疑問を抱き常に 葛藤している描写が見られます。
- ryuzin
- ベストアンサー率44% (255/570)
『地球防衛企業ダイ・ガード 』もこの範疇に入りますかね。メインは地球防衛企業という事で民間会社の描写ですが、人型ロボであるダイ・ガードは元々は軍がヘテロダインという自然災害(外見や行動は怪獣)用に製作した兵器であり、完成した時にはヘテロダインの出現がなくなって不要となったが故にダウングレードして民間委託して動態保存されているという設定。 因みにダイ・ガードが人型なのは軍の火器だと殆ど無意味だったが故の試行錯誤の結果であり、ロボットの形をしていなくても有用で効率的な装備がない訳ではなく(周辺への被害の甚大さは兎も角)、軍の関係者からも当初無用の長物呼ばわりもされてしまっている。 実際劇中でダイ・ガードの有効性が確認された以降もダイ・ガード以外での対抗策が練られ続けており、振動地雷等の足止め技術や電磁封印技術等が開発されダイ・ガードが再び無用の長物化されるであろう事は示唆されている(主に小説版)。 ただ、主人公はダイ・ガードで戦う事への葛藤は余り抱えておらず、サブパイロット達等が葛藤を抱えながら戦っている状態なのでそこは質問には該当させづらいですが。 【参考URL】 地球防衛企業ダイ・ガード - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E9%98%B2%E8%A1%9B%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89#.E3.83.91.E3.82.A4.E3.83.AD.E3.83.83.E3.83.88
既出ですがやっぱりパトレイバーが一番近いかな~っと思います。 労働用レイバーや、既存の警察や自衛隊のレイバーなんかは 3足4足などの多足型でしたし。 二足であることの足元のバランスのことなんかも出てきていましたし 「趣味の世界」「こういうのに憧れてた」という 心理的な充足のために人型を作ってるような部分が出てきましたので。 非効率といえば非効率だったとも思います ただ、作中に出てくる西ドイツの軍事用機なんかは人型でしたね お求めのものと違うのは、一般市民から見えないところでは 効率の良い機種に乗ってる、ってわけではないですね。 また、市民のためとはいえ、戦闘で転倒して民家を壊すとか 足元に路駐された車を踏んでしまうなど 市民にどれほど支持される形だったのかと。 また人型に乗ることに葛藤はないですね そこが違うと思います。 挙げられたアイディア、ストーリーとしての肉付けがよければ 面白い設定になると思います。 しかし物語後半になるにつけ、器用な動きや 手先の細やかさ、柔道技などを応用した戦闘が見られるようになりました。 この意味では「なぜあえて人型なのか」というある意味ロボットアニメを見ていて どこか突っ込みたくなるこの事情への理由として 人型である方が「内側からの想像力、コントロール力に優れている」というのはあると思います。 人間ですから ボディイメージとして、まさに手足のように使いこなす上で 人間の形に近いほうが、より応用的に、瞬発的に、本人のボディイメージを伝えやすい というのがあると思います。 私が一番好きな「なぜ人型なのか」という作品で 「ファイブスター物語」というのがあります。 ものすごい戦闘力とスピードを持つ人たちのパワーや戦闘をそのまま使うための 人型ロボット、という感じの作品です (ごめんなさい、ものすごく平たく大雑把な説明ですので、ファンからは異論があるかもしれません) この作品はロボットが複雑な動きをするための関節やコックピットまで考えられています。 初代ガンダムを見るときに「あの操縦と関節でなんでこんな動きができるのー?」 というような思いは浮かびません。 なぜ頭が必要なのか、という部分についても 人型ロボを操縦して戦闘するうえで、バランスや火器の管制、種々の情報やコントロールまで する余裕はないだろう ってことで、操縦のあいだに立つ有機コンピューターとして人口生命体が乗り込みます。 (ある意味重心などをソフトウェアによるオートバランスにしたパトレイバーも面白いと思います) で、最初の質問に戻れば 「現代社会であえて非効率な人型ロボットを使って戦う」 といえばやっぱりパトレイバーかなと。 この作品は、ものすごいハイテクなロボットじゃなくて もうちょっと頑張ったら実現しそうなレベルでやってるところが面白いなと思います
お礼
>パトレイバー >物語後半になるにつけ、器用な動きや手先の細やかさ、柔道技などを応用した戦闘が見られるようになりました。 >「なぜあえて人型なのか」というある意味ロボットアニメを見ていてどこか突っ込みたくなるこの事情への理由として人型である方が「内側からの想像力、コントロール力に優れている」というのはあると思います。 やはりパトレイバーが一番想定と近いようですね。人型ロボットだから、人間を参考に制御できるという人型ロボットの強みを生かした設定がきちんと描かれていれば、説得力あるロボット物を作ることができるのかなと思います。 >ファイブスター物語 >平均的な人間を遥かに超えた反応速度をもつ人間、騎士(ヘッドライナー)の動きをトレース こちらも「人間(型の生物)を参考にできるから」というのが人型ロボット登場の理由になっているようですね。 回答ありがとうございます。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
>やはり、これも「自衛隊などで採用されている人型レイバーはどのような理屈で処理されているのか」が気になります。 西ドイツ(←時代設定は1998年以降ですが、作品が製作されたのはベルリンの壁崩壊の少し前)の軍用レイバーである「TYPE-7 ブロッケン」が人型をしている理由も、ANo.4で挙げた理由と確か同じはずです。 うろ覚えで申し訳御座いませんが、「技術力のアピール・・・云々」は、誰かが漏らした、新型レイバーには人型が多くなったという感想に対して、後藤 喜一小隊長が応えた台詞で、後藤の発言の前に人型の例として挙げられた幾つかの機種の中には、「TYPE-7 ブロッケン」も含まれていたと思いますから。 それから、「自衛隊などで採用されている人型レイバー」とは、おそらく「99式空挺レイバー(ARL-99)ヘルダイバー」の事ではないかと思いますが、「ヘルダイバー」は作品の主役機である「AV-98 イングラム」の設計(←フレームを含む)の多くを流用して開発されたレイバーですから、「イングラム」が人型である以上、「ヘルダイバー」もまた人型になるのは必然です。 【参考URL】 機動警察パトレイバーの登場メカ - Wikipedia > 3.6 ヘルダイバー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E3%83%A1%E3%82%AB#.E3.83.98.E3.83.AB.E3.83.80.E3.82.A4.E3.83.90.E3.83.BC
お礼
とすると、各国の軍隊で採用されているレイバーも、技術力のアピールという理由で採用されたということになるのでしょうか。「効率最優先の軍隊がそんな非効率なことをするわけがない」というツッコミが当時あったのかどうかはわかりませんが、背景となる社会の設定がうまく練りこまれていれば十分に説得力を持つ設定ではあるかなと思います。 回答ありがとうございます。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
1973年(昭和48年)1月17日~12月29日に毎日放送・NET系で放映されていた円谷プロダクション制作の特撮テレビ番組「ジャンボーグA」の主人公メカである「ジャンボーグA」は、主人公である地球人「立花ナオキ」が操縦するセスナ機が変身した巨大人型ロボットです。 人型である理由が特に作品の設定で語られている訳ではありませんが、「ジャンボーグA」は厳密にはロボットではなく、作中ではサイボーグであると解説されていた事から考えますと、「ジャンボーグA」は巨大な人型生物を改造したサイボーグであるが故に、人型をしている可能性もあるかと思います。 実際、主人公に「ジャンボーグA」を与えた「エメラルド星人」という正義の異星人種族は、「ジャンボーグA」と同程度の身長の人型(←どちらも着ぐるみなので当然ですが)をした生物ですから、「ジャンボーグA」は「エメラルド星人」をベースに改造したと考えた方が自然であり、「エメラルド星人」が偶然にも地球人と似た体形であったため、「ジャンボーグA」は人型となったのだという仮説も成り立つかと思います。 【参考URL】 ジャンボーグA - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B0A
お礼
>ジャンボーグA >巨大な人型生物を改造したサイボーグであるが故に、人型をしている エヴァンゲリオンで今やおなじみとなったこの設定も、こんなに昔からあるのですね。 回答ありがとうございます。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
昔、講談社の週刊少年マガジンで連載されていた永井豪のロボット格闘漫画「アイアンマッスル」は、操縦型ロボットを使ったプロレスの様な架空の競技である「ハイパーグラップル」を主題としていて、競技に使用される「グラップルマシン」と呼ばれる人型マシンは、その内部に搭乗した操縦者である「グラップラー」の身体の動きを忠実にトレースする事によって操縦されます。 「グラップルマシン」は、人間の動きをトレースする都合上、人型とならざるを得ないものと思われます。 【参考URL】 アイアンマッスル - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB
お礼
>アイアンマッスル >操縦型ロボットを使ったプロレスの様な架空の競技である「ハイパーグラップル」を主題としていて、競技に使用される「グラップルマシン」と呼ばれる人型マシンは、その内部に搭乗した操縦者である「グラップラー」の身体の動きを忠実にトレースする事によって操縦されます。 「競技だから見栄え重視」+「人間の動きトレース」の合わせ技の設定。 永井豪のロボットアニメへの貢献は、やはりすさまじいものがありますね。 回答ありがとうございます。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
作中では人型が非効率的であるとはされていませんが、1976年(昭和51年)4月6日から同年9月28日までTBS系で毎週火曜日の19:00 - 19:30に放送されていた巨大ロボットアニメ「UFO戦士ダイアポロン」では、「ヘッダー」、「トラングー」、「レッガー」の3体のロボットが変形&結合(ドッキング)したボディに、搭乗者である主人公が「合身」する事で完成する主人公メカ「ダイアポロン」もまた人型をしています。 作中では何故人型であるのかは説明されていませんが、どう見てもこの作品特有の「合身」というシステムの都合上、人型とならざるを得ないと思われます。 この「合身」なるものは、単にメカが変形合体するのではありません。 3体のロボットは結合するにあたって、 まず、「ヘッダー」が、登場者である主人公が操縦する戦闘機「スペースクリアー」を、胸部の中に収納します。 次に、主人公の「不要部分収納!」の掛け声とともに、 「ヘッダー」は上半身の内部に両腕と下半身の全てを収納して、腕の無い上半身のみの形体となり、 「トラングー」は胸部に頭部と腹部と下半身の全てを収納して、胸部と腕だけとなり、 「レッガー」は上半身の全てを腰部に収納して、下半身のみとなります。 そして、「ヘッダー」がまるでTシャツでも着る様に「トラングー」の胸の下側から頭を突っ込んで、「トラングー」の首の穴から頭を出します。 続いて、「レッガー」が「ヘッダー」の腹部の下に結合する事で、「ダイアポロン」のボディが形作られます。 この中身を無視した変形合体だけでも爆笑ものですが、恐ろしい事にまだ続きがあります。 3体のロボットが結合を完了しますと、何と生身である筈の主人公の肉体がロボットの内部で巨大化し、丁度、甲冑を着る様に、ロボットの外装を着ている状態となる事によって、「ダイアポロン」は完成します。(大爆笑) 巨大化した人間が着る着ぐるみである以上、人型以外の形状は考えられないという訳です。 ついでに言いますと、着ぐるみのくせに、敵のロボットと格闘したり、空を飛んだり、胸の太陽マークから強力なビームを発射したり、金属の外装ごと縮小ミニチュア化してから敵ロボットの装甲を体当たりで貫通して内部に侵入した後、敵の内部で再巨大化して、敵ロボットの内部を内側から押し潰したりもします。 一応、以下に参考URLへのリンクを貼っておきますが、そのページに掲載されている内容には一部間違いがあります。 参考URLのページにある説明には、「ダイアポロン内のエナルジーハート」等の様に「ダイアポロン」には「エナルジーハート」が搭載されている様に書かれていますが、作中における「エナルジーハート」は強力なエネルギーを生み出す装置であるのは確かですが、「ダイアポロン」とは別個のメカです。(第一、「エナルジーハート」は「ダイアポロン」よりもかなりでかい) 【参考URL】 UFO戦士ダイアポロン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/UFO%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3
お礼
>1976年(昭和51年)4月6日から同年9月28日までTBS系で毎週火曜日の19:00 - 19:30に放送されていた巨大ロボットアニメ「UFO戦士ダイアポロン」 そんな大昔のロボットアニメのことをよくご存知ですね……。素直にすごいと思います。 >3体のロボットが結合を完了しますと、何と生身である筈の主人公の肉体がロボットの内部で巨大化し、丁度、甲冑を着る様に、ロボットの外装を着ている状態となる事によって、「ダイアポロン」は完成します。(大爆笑) >巨大化した人間が着る着ぐるみである以上、人型以外の形状は考えられないという訳です。 ロボットなのか着ぐるみなのか、はっきりしろ!ダイアポロン!(笑) ……とはいえ、「人間の動きをトレースするから人型」という設定はそのくらい昔からあったということなんですね。 回答ありがとうございます。
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お礼
>地球防衛企業ダイ・ガード >元々は軍がヘテロダインという自然災害(外見や行動は怪獣)用に製作した兵器であり、完成した時にはヘテロダインの出現がなくなって不要となったが故にダウングレードして民間委託して動態保存されている 「古代人の残したスーパーテクノロジー」設定のマイナーチェンジ版といったところでしょうか。 テクノロジーが異型進化した未来を説得力ある形で描くのは、やはり難しいですね。若干ギャグっぽい・お子様向けという雰囲気になってしまうのは仕方ないのでしょうか。 回答ありがとうございます。