2032年7月30日(金曜日)晴れ 最高気温33.5度
ようやく誘致に成功した、2032年東京オリンピックの開会式まであと2か月あまりとなり、東京都内は準備に追われている。
車に小学生の孫を乗せて甲州街道を走りながら、今から68年前の1964年の東京オリンピックの時はこの道がマラソンコースだったことや、沿道にある小学校に通っていたじいちゃんは学校全員で学校の前の道路に並んで応援したことを話したが、孫にはあまりピンと来なかったようだ。エチオピアのアベベ選手が先頭で小学生だった私の目の前を走り抜けて行った日のことは、まるできのうのことのように覚えているのだが…。奇しくも開会式は前回と同じ10月10日と決められている。
気になって調べてみたら、1964年の日本の総人口は1億に達せず9700万人余りしかなかった。これは現在2032年の1億1400万人余りと比べても1700万人以上少ないが、人口が少なかったその頃の方が、過密で混雑していたような気がするのはなぜだろう。よく言えば活気があった。小学校や中学校では1クラスに同級生は50人近くいたし、昔は子どもや若者の割合が高く19歳未満の人口が3分の1を超えていたからかもしれない。
何しろ今の日本では(私を含む)75歳以上の高齢者の人口の方が、19歳未満の若者の人口よりもずっと多いのである。1964年ころは75歳以上の高齢者は総人口の2パーセント未満だったが、今は約20パーセントもいるのだ。
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御回答ありがとうございます。